身延山 宿坊一覧
日蓮宗の開祖、日蓮聖人が鎌倉時代に草庵を結び、弟子や信者によって久遠寺が建立されました。身延町はこの久遠寺の門前町として開けた町で、ここには全部で20軒の宿坊があります。また身延山からは数々の伝説が残る七面山へと登ることが出来、ここにも宿坊が点在しています。
身延山久遠寺の写真はこちら。 
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声 |
名前 |
場所・交通アクセス |
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身延山荘YH(鏡円坊) |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「鏡円坊」下車、徒歩3分 |
声 |
志摩房 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩5分 |
声 |
窪之坊 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩5分 |
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竹之坊 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩5分 |
声 |
覚林房 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩5分 |
声 |
本行坊 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩 |
声 |
麓坊 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩5分 |
声 |
山本坊 |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバス「身延山」下車、徒歩5分 |
「声」マークのある場所は、宿泊者・体験者の声やお寺からのメッセージ等を掲載しています。
【中心寺社】
身延山久遠寺  |
電話 |
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それぞれの宿坊による |
アクセス |
JR身延線「身延駅」から、身延山行きバスにてそれぞれの宿坊へ |

全部で39軒の宿坊があります。なおリンクしているホームページは、久遠寺公式サイトと身延町身延山観光協会公式サイトです。 |

身延山の宿坊に泊まると、早朝の久遠寺のお勤めに参列できます。久遠寺でのお勤めは(同じ場所に来るので当たり前ですが)それぞれの宿坊によって共通なので、こちらにレポートを書いておきます。
開始時刻は4〜9月が午前5時30分から、10〜3月は午前6時からです。私が宿泊した11月の終わりは6時前にはまだ日が出ておらず、本堂まで続く菩提梯(急な石段)は真っ暗でした。私はスマホに懐中電灯アプリを入れていたので大丈夫でしたが、お勤めに出る予定の方は、懐中電灯など灯りの準備をしておくことを強くオススメします。
そして久遠寺での朝のお勤めですが、2500人での法要もできるという巨大な本堂で行われます。大太鼓を打ち鳴らしながら、50人ほどのお坊さんが唱えるお経は迫力があります。こちらは法華経全巻を32日に分けて唱えられているそうです。
お経を聞いていると途中で一人のお坊さんが私たちの前に来て、「ご参拝ご苦労様でございます。ご焼香をどうぞ」と案内して下さり、順々にご焼香もさせて頂きました。
また、本堂でのお勤めが終わるとお経葩(おきょうは)と呼ばれるお題目(南無妙法蓮華経)の書かれた花型の色紙も頂きました。こちらは赤、白、紫、黄色、緑と全部で五色あり、どれを頂くことができるか、少しどきどきです(ちなみに私は赤でした)。
その後は隣の祖師堂でもお勤めがあります。こちらは本堂ほど広くはない(というよりも本堂がすごく広い)ですが、その分密集度合いが高まって、また違った迫力がありました。こちらでも、途中でご焼香を進められます。
またお勤め時には、正面の日蓮聖人像がご開帳されます。お参りする時に座る外陣からだとかなり遠目で気が付きにくいですが、見逃さないようにしておきましょう。私はお勤め終了時にお坊さんが奥で火打ち石を叩いて火花を飛ばし、場をお清めしてから幕を降ろすのを見て、ようやくご開帳されていることに気が付きました。
そして最後に一人のお坊さんが残り、15分ほどの法話があります。法話をされる方は日ごとの交代制だそうですが、私が聞いた時は「後悔先に立たず」がテーマでした。この法話を終えるとお勤めも終了。空も明るくなっており、それぞれに宿坊へと帰っていきます。
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