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第174回 「関西花の寺・西国薬師」散策会(10/05/29)コース:丹州観音寺〜楞厳寺〜天寧寺〜長安寺〜高源寺〜高照寺〜隆国寺〜如意寺〜温泉寺参加者:わくぼんさん(幹事)、アベールさん(幹事)、Everysunさん(幹事)、MORIKINさん ■関西花の寺・西国薬師 京都を始発福知山行きに乗車、弾む心とはウラハラに電車はのんびり福知山へ。8時30分 無事定刻に福知山到着。約束の時間8時35分、メンバー方々に合流。今回初めてお目にかかる、わくぼん様の紹介を受けて、早速レンタカーで出発! (1)丹州観音寺(花1) /(丹波古刹15) アジサイがやや芽をふきかけていました。見応えのあるアジサイ群を予測させていました。京都宇治の「三室戸寺」の勝ちを感じました。是非梅雨時期にお越しください。 (2)楞厳寺(花2) 別名「カラス寺」 カラスの描かれた襖絵が必見です。今回時期が少し遅かったのですが、門前の池対岸のみつばつつじは結構見応えが有ります。絵の心得がある方が多く訪れます。 (3)天寧寺(薬27) /(丹波古刹14) ノーコメントとさせていただきます。私の持ち合わせるボキャで表現できません。 (4)長安寺(薬26)/(丹波古刹13) 薬師三尊49燈の庭はよく手入れが行きとどいていました。もし近所にこのような寺があれば本を少し買い込んで、一日読書にふけりたい。 (5)高源寺(花4)/ (丹波古刹9) 京都にも嵐山「神護寺」という紅葉では高名な寺が有りますが、高源寺の勝ちと感じさせました。写真等に興味のある方は、シーズンには是非のお薦めです。 (6)高照寺(花5) 今回は時期を逸しましたが「黄色いモクレン」は花木に興味のある方は必見です。訪問されたときは是非ご住職と会話を求めてください。また、副住職の太鼓が聞きたいとおねだりしてみて下さい。今回はお留守でお会いできませんでした。 (7)隆国寺(花6) 仁王門は見応え有ります。ボタンは時期はずれでしたが、個人的感覚では「奈良金剛寺」の勝ちと思いました。(寒ボタンでは奈良当麻の石光寺は必見」です。 (8)如意寺(花7) 仁王門すぐ前が舞鶴湾、境内から仁王門越しに見る海は何とも不思議な感じがします。仁王門下に「曼荼羅宝壺」という銅の壺(賽銭箱)が有ります。お金を入れると不思議な音色が楽しめます。是非体験を! 全身の力がフニャと抜けますよ 注意! 境内は広く、小高い丘に上がり湾を眺めれば「洗心」できるかも。 (9)温泉寺(薬29) 関西で名高い「城崎温泉」街のど真ん中を通りぬける。外湯めぐりを楽しむ浴衣姿の女性に目を奪われること少々。「イカン イカン 仏に使える身」と戒め温泉寺へと向かう。寺のふもとに源泉の湧き出す岩、その横に足湯コナー。時間のある方は是非つかってほっこり。ロープウェイで本堂へ。係の方に堂内、仏像の案内を頂きました。 (10)大乗寺(薬28) 残念ながら時間的に訪問無理と判断、未訪問となりました。 私は仏像、または建造物に関してあまり知識もなく表現力も乏しく、それらに関する感想は差し控えさせていただきました。今回の企画参加で最も嬉しかったのは1年越しの「関西花の寺25ヶ寺」が満願したことです。翌日初願参拝した「金剛院」に足をのばし満願の証を頂いてきました。また、平行して進めている「西国薬師49ヶ寺」も当日難所とされるコースを廻っていただき、先が見えてきました。 参考 残すは兵庫北部(達心寺、大乗寺) 三重エリア4ヶ寺 (レポート:MORIKINさん) ■関西花の寺・西国薬師 8時40分に福知山駅に集合し、レンタカーでの参拝です。参拝したお寺は丹州観音寺・楞厳寺・天寧寺・長安寺・高源寺・高照寺・隆国寺・如意寺・温泉寺の9ヶ寺です。最後に予定していた大乗寺は時間が無く行けませんでした。 楞厳寺 予約をせずに訪問したのですが、以前に来たことのあるMORIKINさんからお願いして「一禾四季の鴉」の襖絵を見せて頂きました。春夏秋冬それぞれに趣がありました。行かれる時は、事前予約をしてほうが良いと思います。 高源寺 この寺を作家水上勉は「誰もが訪ねる大徳寺の石畳や、大原三千院の参道など美しいけれど高源寺に比べるとやはり都の寺だ。足もとにもおよばぬ。ここは鬼気せまる禅機がみなぎり、身をおいただけで、肝を洗われる生気があるように思える」と書いたそうです。 そのように丹波古刹の一つで、山門や参道にも趣があり、歴史を感じさせられました。また、丹波紅葉三山の一つと言われているそうです。苔むした参道を新緑のもみじや天目楓が覆う様子は、秋であればとの感を抱かせました。 隆国寺 本尊は聖観世音菩薩ですが、別にある「幸のとり観音」が良かったです。最近の仏像のようですが、こうのとりをイメージした形や顔立ちが愛らしかったです。 高照寺 霊験大師「なで弘法」が本堂内にお祀りしてありました。優しい愛嬌のある顔立ちしていました。よくお寺でみかける賓頭盧尊者像と同様に治したいところを撫でながらお参りするそうです。 (レポート:アベールさん&Everysunさん) |
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