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第157回 「元祖山手七福神巡り」散策会(10/01/04)コース:覚林寺・毘沙門天⇒八方園昼食⇒瑞聖寺・布袋尊⇒妙圓寺・福禄寿と寿老人⇒大円寺・大黒天⇒蟠竜寺・岩屋弁財天⇒瀧泉寺(目黒不動)・恵比寿神⇒安養院(チベット美術館のあるお寺)⇒成就院(蛸薬師)⇒五百羅漢寺(都指定有形文化財の五百羅漢のあるお寺)⇒目黒雅叙園で茶話会参加者:アベールさん(幹事)、Everysunさん(幹事)、奥さん、丸木さん ■元祖山手七福神巡り 当日の流れは次の通りです。 白金高輪駅に集合後、元祖山手七福神を○覚林寺・毘沙門天⇒ 八方園昼食⇒ ○瑞聖寺・布袋尊⇒ ○妙圓寺・福禄寿と寿老人⇒□大円寺・大黒天⇒ □蟠竜寺・岩屋弁財天⇒ □瀧泉寺(目黒不動)・恵比寿神の順序で廻り、予定していた七福神が早めに終わりましたので、安養院(チベット美術館のあるお寺)と成就院(蛸薬師)・五百羅漢寺(都指定有形文化財の五百羅漢のあるお寺)を参拝し、最後に目黒雅叙園で茶話会をして解散しました。 元祖山手七福神は上記の通り6ヶ寺です。妙圓寺に福禄寿と寿老人が祭られているためです。その歴史は江戸城の裏鬼門守護のため、将軍の鷹狩りの際に参詣した瀧泉寺(目黒不動)の参詣道筋に設置された江戸時代から続く、江戸最初の七福神巡りとのことです。 また上記○印の3ヶ寺から□印の3ヶ寺を巡り、無病息災・長寿祈願のご利益を願う方法と、□印の3ヶ寺から○3ヶ寺を巡り、商売繁盛祈願のご利益を願う方法とがあるそうです。 ちなみに覚林寺は加藤清正公ゆかりの日蓮宗の古刹で、清正公の守護仏である釈迦牟尼仏を本尊とし、境内に清正公を一緒に祀ってあります。 瑞聖寺は黄檗宗の寺院で、本殿にあたる大雄宝殿は宝暦7年(1757)に再建と推定されており、江戸時代から残る仏教建築として国指定の重要文化財にも指定されています。 妙圓寺の寿老人と福禄寿は、本堂右手の妙見堂に祭らている妙見大菩薩像の両脇に立っています。 大円寺のご本尊は、伝教大師作と伝えられる大黒天です。大黒天がご本尊というのは珍しいそうです。毎年1月1日から7日迄ご開帳されている木造清涼寺式釈迦如来は、国指定の重要文化財とのことです。 蟠竜寺の本尊は阿弥陀如来像で、岩屋弁財天は本堂の右手の岩窟の中に安置されています。 瀧泉寺は千葉の成田不動尊、熊本の木原不動尊と並ぶ、日本の三大不動のひとつとのことです。また江戸三十三観音の三十三番札所でもあります。恵比寿神は、境内のはずれ三福堂に祀られています。 (レポート:アベールさん&Everysunさん) |
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