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第152回 「了法寺メイドカフェ」散策会(09/11/21)コース:了法寺メイドカフェ参加者:ほーりー(幹事)、mayaさん、れひとさん ■了法寺メイドカフェ 八王子いちょう祭りで活気付く、西八王子駅で集合。黄色く色づくいちょう並木を楽しみながら、早速みんなで了法寺へ。すれ違った人が呟いていた「衝撃でしかない」という一言が全てを物語る、まさに新開拓の境地が待つお寺でした。 入り口には「お帰りなさいませ了法寺へ☆」の幟がはためき、境内入り口にはこのお寺を有名にしたアキバ系の境内案内図がどんと出迎えます。 そして参道には特設のメイドカフェがつくられ、黒い服に白いエプロンのメイドさん達がたくさん立っていました。頭にはなぜか、猫耳。そして「お帰りなさいませ。ご主人様」という掛け声。すげーです。冗談でなく、本当にメイドカフェです。 早速行列の最後尾に並び、しばし待つ3人。なぜか列が進むにつれて、口数が少なくなっていきます。そしていよいよ私たちの番になり、メイドさんが本堂へと案内してくれました。 さすがお寺。コーヒーを飲む前に、まずはお参りをして下さいとのことらしいです。そしてお参りがすむと、席へと案内されます。注文したのはコーヒーと焼き菓子のセット。焼き菓子は八王子老舗の結婚式場エルシー自慢の「フィナンシェ」です。コーヒーにはメイドさんがご丁寧にもミルクと砂糖を入れて混ぜてくださり、さらにこのメイドカフェ最大の見せ場がやってきます。 「このままでもとても美味しいのですが、さらに美味しく召し上がっていただけるように」 との説明の後、 「なむなむ、きゅんきゅん、ラブ混めー」 メイドさんがなぞの呪文を唱えました。しかもこの呪文、私たちも唱えさせられます。 「ラブ混めー」の部分では、手をハート型? にして、何かを混めます。しかもmayaさん、れひとさんという女性客が珍しいためか、取材に来ていたテレビカメラまで寄ってくる始末です。 動揺が走る3人。しかしテレビカメラの存在に、我々3人よりもっとテレまくっていたメイドさん。その照れっぷりに萌えました。 やっと解放されてコーヒーを飲んでいると、あちこちで行われている「にゃんにゃん」という猫の振りや、「みーなパワー注入」という声。メイドさんによって呪文が変わるんだね〜などと、話していました。 メイドカフェを出ると、次は本堂へ。ここでは写経が行われています。まずはお題目を三回唱えてから、渡される写経用紙。書き写すお経はお題目と四弘誓願。 しかーし。写経用紙にも萌えキャラが印刷されているぞ! 四弘誓願の第二句。「煩悩無数誓願断(煩悩はたくさんあるけど、断ち切ることを誓います)」が、胸に染み込みました。 写経が終わるとまたお題目を唱えて、つつがなく終了。あとはお寺の住職さんと名刺交換したら、ここにも萌えキャラ印刷されていたり。出店にあったくじ引きをして、萌えキャラグッズをゲットしたり。立て看板のQRコードを携帯で読み、キャラクター一人一人の紹介を読んだり。 気がつくと、めちゃめちゃ遊んでましたね。ある意味、人生で最も緊張したお寺巡り。最高でした。了法寺!(みなさん、ひかないで〜!) (レポート:ほーりー) ■了法寺メイドカフェ 当日、電車が遅れていたりドキドキしましたが、無事、時間通り西八王子駅前で集合し、駅前を楽しく会話しながら甲州街道に出ると・・・銀杏並木が紅葉して黄色と若干緑が残る美しい眺めに、みんなしばし止まって感動してしまいました。ほーりーさんは早速カメラで激写していましたが、私もカメラを持って来ればよかったと残念でした。携帯ではしっかりと撮りましたよ。 お寺までの道では、いちょう祭りで通行手形(500円)を発行してオリエンテーリングを行っていたり、地元のお店が軽食を安価で出していたりして、かなりお祭り気分で楽しかったです。時間があればオリエンテーリングに参加したかったですね。 さて、話題のお寺は、ちょっと人だかりができている場所にありました。かわいらしい幟と看板で、ご住職の狙い通り「なんだろう?」と見てしまう感じです。参道にテントを立てて、メイドカフェの喫茶とお土産やさんを開いてました。 メイドカフェは最初室内かと思っていたので、屋外でちょっと驚きました。かわいいメイドさんが7人くらいと弁天様のコスプレをしたお姉さんがいらっしゃって、周りのおじさん・お兄さんの顔と食いつき具合が楽しくも、ちょっと怖かったです。メイドカフェに並んでいるとメイドさんの写真は撮らないでくださいと列に向かって注意をされましたが、地元の人は結構撮っていたようだったので、危険人物は注意を受けるようです・・・ 順番になるとメイドさんが迎えに来てくださって、カフェの会計を先にしてから、一度お寺のお参りをします。一緒にお経を唱えてから、戻ってお茶タイムです。詳しくはほーりーさんのレポートで語られましたが、こっぱずかしかったです・・・。でも、オレンジフィナンシェがおいしくって、れひとさんと「美味しいー♪」と喜んでしまいました。 境内には、苔むした素敵なお稲荷さんがあります。中は、色々な神様がいらしゃっていてちょっとごちゃっとしていましたが、よく見ると阿のお稲荷さんの足元に子狐がいるんですが、正面を見ている顔がちょっとトトロみたいな顔をしていて可愛くって、思わず笑っちゃいました。もちろん写真を撮りました。行かれる方は必見です! 写経は、イラスト入りを選んで行いました。今回は短いものでしたが、本当の写経会の時には法華経で2時間くらいかけて行うようです。日蓮宗は、般若心経ではないということを初めて知りました。勉強不足ですね・・・ お堂には弁天様や鬼子母神様がいらっしゃって、弁天様はご開帳は1月とのことでしたが、外に出られることをご開帳とされるようでしてお堂の中の厨子は開いていて間近で見せていただけました。矛を持った勇ましい姿の弁天様でした。永年いぶされている為、真っ黒なお姿で、信仰を感じました。鬼子母神様は色彩豊かなお姿で、印象に残るいでたちでした。両脇に置かれている木造の石榴の木も色が鮮やかで印象的でした。 ご住職は真面目な方で、質問すると色々教えてくださり勉強になりました。皆様も話題の萌え寺、紅葉狩りがてらぜひ、お出かけ下さい♪ (レポート:mayaさん) |
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