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第145回 「西国滋賀(湖東)御開帳」散策会(09/10/04)

 コース:観音正寺〜長命寺〜昼食 たねやビレッジ〜日牟禮八幡宮

 参加者:noyesidoさん(幹事)、Shojiさん、JUNEさん、caznさん、マリベルさん、大和人さん、日の出さん、奥さん、あいすさん

観音正寺
観音正寺


■西国滋賀(湖東)御開帳

(観音正寺)

 安土城にほど近い山の中にあるお寺ですが、御開帳・日曜日・好天と絶好の参拝日和ということで、駐車場が渋滞していて我々のジャンボタクシーがなかなか入れず、参拝するまでかなり時間がかかりました。

 本堂は新しく、御本尊の千手観音も真新しさを感じるものでした。お顔の造りも大きいせいか、どこか異国情緒すら感じました。「23トンの白檀をインドから輸入して造った」という話にびっくりでしたが、内陣で和紙の蓮華を使い、お身拭いができたことが貴重な体験でした。ここからの近江盆地の景色がきれいでした。

(長命寺)

 ジャンボタクシーで近江八幡市内へもどり、湖岸の長命寺へ。ここも御開帳ということもあって、駐車場にはなかなか入れず。バス停の前にある茶店のところから歩いて参拝することとなりました。

 段差のバラバラな808段の石段を息も絶え絶えに登っていくと、結界を思わせるような山門があり、その奥は朱塗りの三重塔や立派な御本堂がありました。山の上ということもありますが、風が涼しく気持ちよかったです。琵琶湖の景色が印象に残っています。

 観音正寺とは異なる雰囲気の御本尊に手を合わせ、さらには室町時代後期の参詣曼荼羅も見ました。特別拝観料1000円也は「は〜?」と思いましたが、曼荼羅絵はがきやお守りが付くとのことで納得。ほかにもさまざまな御仏たちと御縁を結ぶことができました。

 遅めの昼食を近江八幡の旧市街地ですませ、日牟禮八幡宮を参拝しました。境内は広くはありませんが、神楽殿も本殿も立派な神社でした。

(レポート:大和人さん)



■西国滋賀(湖東)御開帳

【観音正寺】

 10時にJR近江八幡駅に集合後、ジャンボタクシーにてまずは観音正寺へ。今日が御開帳最初の週末とあってか、すでに駐車場は満車で待つこと小一時間。駐車場からはさらに徒歩10分ほど山道を歩き、ようやく観音正寺へ到着。近江平野を一望できる、境内からの眺めは絶景。なんでも聖徳太子が人魚に哀願されて建立したとか? ここには人魚の木乃伊もあるそうですが、残念ながらお眼にはかかれませんでした。。(マリベルさん持参の西国本に写真が載ってましたが、「これが人魚?」という感じでした・・・)

 平成5年に本堂もろともご本尊も焼失。現在の本尊・本堂は平成16年に再建された真新しいもの。松本明慶仏師作の千手千眼観音坐像は、インドから特別に許可を得て運んだ23トンもの白檀を使った寄木造り。坐像で6.3mもある像高といい、後背に刻まれたリアル千手といい、珍しい千手観音さんでした。

 ご本尊は通常も御開帳されてるようですが、今は西国の結縁ご開帳ということで、内陣拝観の際に渡される和紙製の散華でおみぬぐいをさせて頂けます。仏像に触れる機会はそうそうないので、手の届く限りいろんなとこをお身ぬぐいさせて頂きました。

 その他、通常秘仏の3寸の体内仏もご開帳中でした。こちらは焼失した前のご本尊の姿を写し取った千手観音立像で、次回の公開は未定との事。内陣背後には、博物館(奈良国立?)へ委託中で焼失を免れた「三十三所観音曼荼羅」「千手観音像」の2幅の掛け軸も展示されていました。千手千眼観音の脇仏が「功徳天」と「婆数仙人」という大変珍しい構成なのも、この「千手観音像」の掛け軸に描かれている元の姿に戻そうということからだそうです。

【長命寺】

 すっかり失念していましたが、808段の石段がお出迎え。通常、車でもっと上の駐車場までいけるそうですが、今日はあいにくと御開帳につき上の駐車場はまたしても満車。駐車場の空き待ちをしている間に登れそうだ、ということでふもとから808段登ることに。

 巡礼とは修行であると、否が応でもカラダに思い知らされます(笑)。こちらも聖徳太子建立のお寺で、その名のとおり長寿祈願のお寺。元は聖徳太子作の千手十一面観音がご本尊だったそうですが、今のご本尊はどうなんでしょう? 内陣の3尊はすべて千手十一面観音という変わった配置でした。(1体はお前立ち?)また内陣の背後には、山内の堂宇から集めてこられた時代もさまざまな仏像が居並び、こちらもなかなか圧巻でした。

 こちらも琵琶湖を望める境内からの眺めは絶景。登った甲斐もありました(笑)。下りはさすがに808段を再び下る勇気もなく・・・、途中の駐車場から車道を通って下山。上りもこちらを通れば石段の洗礼は免れることができますが、まぁ、一度は登ってみてヨカッタと思います。

 その後、バームクーヘンで有名だそうなクラブハリエのたねやビレッジにて昼食。noyesidoさんが事前に各自の希望メニューを聞いて、個別にオーダーして下さってました。ありがとうございました。運動後? の昼食、大変美味く頂きました。

 昼食後、たねやビレッジ横の日牟禮神社に参拝。上の村雨御所は残念ながら、時間の都合で今回はパスとなりました。その後徒歩でJR近江八幡駅へと向い、解散となりました。終日、雲ひとつ無い晴天の下、大変気持ちのいい一日を過ごすことが出来ました。今日はお風呂に入ってよくよくマッサージして寝ます・・・(笑)

(レポート:あいすさん)



■西国滋賀(湖東)御開帳

 10:00にJR近江八幡駅に集合し,ジャンボタクシーにて観音正寺へ。

●観音正寺

 ご開帳最初の日曜のため,狭い山道に入るとすでに上の駐車場は満車で,空きを待つ車が7,8台。45分ほど舞ってやっと駐車場へ。徒歩10分ほどで観音正寺へ到着。境内から近江平野が眼下に広がる。なんでも聖徳太子が人魚に哀願されて建立したとか?

 平成5年に火災にあい,本堂やご本尊も焼失。現在の本堂・本尊は平成16年に再建。本尊の千手千眼観音坐像は仏師・松本明慶作,材料は白檀でインドでは輸出禁止。住職がインドへ20数年通い,特別に許可を得て23tもの白檀を使った寄木造り。坐像で高さ6.3m,光背に千手がある珍しい千手観音。

 西国のご開帳で,内陣拝観の際に渡される和紙製の散華でおみぬぐいをさせて頂けます。内陣の裏に通常秘仏の3寸の体内仏もご開帳。次回の公開は未定。奈良国立博物館へ委託していたため焼失を免れた「三十三所観音曼荼羅」「千手観音像」の2幅の掛け軸も展示されていた。

 拝観終了後,子院の教林坊と桑実寺へ行く予定でしたが,渋滞のため時間をかなりとったため,中止して長命寺へ。

●長命寺

 ここも観音正寺と同様,バス停から上の駐車場へ入るのに渋滞。下から808段の階段を登ることに。ゼーゼーいいながら登りました。来るたびにこの階段が苦しくなってきまして,年々,歳を感じます。内陣で本尊・千手十一面観音を拝観し,内陣裏に山内の堂宇から集られたさまざまな仏像が。境内からの眼下の近江平野の眺めは大変見事でした。

 その後,バームクーヘンで有名なクラブハリエのたねやビレッジにて昼食。昼食後,日牟禮神社に参拝。村雨御所は時間の関係で中止。近江八幡駅まで歩いて,解散。

(レポート:shojiさん)



■西国滋賀(湖東)御開帳

 朝から心配どおり観音正寺は御開帳ということで、参道は車でいっぱい。いつもならすいすい行けるのに約1時間待ち。もう少し早く出発にすればよかったと少し後悔。そんなこんなで、無事本堂到着。

 ここのお寺は火災に遭い、数年前に新しく建立された本堂であります。また本尊様も新しく、今回はその中の胎内佛の御開帳でありました。また五月にも御開帳があるらしく、行こうか悩むところです。

 次は、琵琶湖畔にある長命寺。808段の石段が待ってます。それを登りきると、本堂です。そこからの景色が絶景であります。御開帳のほうは本尊千手十一面観音さまを含め、他の仏像も見ごたえがありました。こちらの方はこれにて御開帳は終わりのようです。

 その後、たねやさんの食事部門で美味しい物を食べ、横の日牟禮八幡宮をお参りし帰路に着きました。

(レポート:noyesidoさん)







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