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第141回 「高野山カフェ」散策会(09/09/06)

 コース:高野山カフェ(阿字観〜高野山ギャラリー〜精進スイーツ)

 参加者:ほーりー(幹事)、つきみさん、太恵さん、まつみきさん

こうやくん
こうやくん


■高野山カフェ

 11時45分に表参道駅に集合。阿字観コースは13時開始なので受付を済ませて軽くカフェで一服……などと思っていましたが、はっきり言って大甘でした。

 オープン前からすごい行列! なんとカフェに入るだけでも40分待ちとのこと。これはちょっと入るのは無理と判断し、特別企画で胡麻豆腐を提供されている「田んぼ」という食事どころに行きました。でも、これが正解! 白くて口に入れるとふわっと胡麻の香りが漂う、胡麻豆腐が美味でした!

 そしてしばらくみんなで話などしながら、13時前に再度高野山カフェへ。阿字観は地下にあるダンスフロアで行われました。

 正面には弘法大師、高野山の血曼荼羅(レプリカ)、蓮の花に梵字が乗った月輪が掛けられています。表参道にあるおっしゃれーなダンスフロアが、いつの間にかお寺の本堂に! そこにずらっと坐る人、人、人。びっくりするほどの人気っぷりです。

 そして高野山からやってきたお坊さんの阿字観(阿息観)の説明も分かりやすくて楽しいです。ここでは坐りかたは胡坐でも正座でもよいとのこと。背筋は伸ばしすぎず曲げすぎず、自然体で。右手を上に法界定印を組み、目は半眼で畳3畳分先に視線を置く。頭は身体に小さな石が乗っているところをイメージして、鐘を鳴らしたら周りに合わせて「アーーー……」と声を出す。

 呼吸は日常の嫌な事を全て息と一緒に吐き出すつもりで外に出し、高野山の清らかな霊気が白い霧になって身体に満たされるように息を吸う。こんな感じで15分、静かに瞑想を行います。

 そして大切なコツが一つ。それは「無理をしない」こと。眠くなったら大日如来に抱かれるままに寝てしまって下さいとの話には、会場中が爆笑でした。

 阿字観が終わると再びカフェに行き、順番待ちの名前だけ告げて、今度は表参道ヒルズで行われている高野山ギャラリーへ。雪の中で朱色の映える大塔、ずらりと並んだお坊さんの読経など、聖地高野山の魅力がたっぷり伝わる写真がたくさん展示されています。

 そしてすぐにまた高野山カフェに戻って、やっと席に案内されました。注文したのは精進スイーツ。胡麻豆腐をパッションフルーツのソースと共にピューレ状にした、高野山カフェならではのオリジナルメニュー。ヨーグルトみたいな不思議な食感で、とてもおいしく頂きました!

 さらに外に出ると、高野山のゆるきゃら「こうやくん」が登場。ずっと探していたのになかなか出てこなくて、「暑いから倒れちゃったのかな?」とか、「大日如来に抱かれて、悟りの世界にいるんだ」など、みんなで勝手なことを言っていましたが、ついに現れてくれました。

 せっかく会えたので、最後にみんなでこうやくんと記念撮影。高野山カフェを思いっきり楽しんだ一日でした。

(レポート:ほーりー)







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