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第131回 「秋篠寺&押熊常光寺ご開帳」散策会(09/06/06)

 コース:押熊常光寺→秋篠寺→不空院→閼伽井庵→新薬師寺

 参加者:noyesidoさん(幹事)、shojiさん、わくぼんさん、JUNEさん、青丹吉さん、みかんさん、caznさん、マドレーヌさん、あいすさん

■秋篠寺&押熊常光寺ご開帳

【押熊常光寺】

 こちらでは大変珍しい歓喜天さんの秘仏公開があるということで、いきなりのメインイベント? 状態。初にお目にかかった歓喜天さんは、厨子に入った小さな2体の象頭人身という、絵で見たとおりのお姿でした。ご住職の説明によれば、足を踏まれてるのが男性神だとか・・・・・。

 こじんまりとした本堂の奥には、本命の歓喜天以外にもびっくりするほどのたくさんの仏像がいらっしゃいました。不動明王、弁天さん、如意輪観音、大日如来、布袋さん、四天王・・・と周囲の壁にところ狭しというほど。大変見ごたえのあるお寺でした。

【秋篠寺】

 大元帥明王像の年一度のご開帳・・・ということで、長蛇の列。丁度一番込み合った時間帯のようで、30分以上ならんで、ようやく大元帥明王像とご対面。悪霊調伏を役目とする明王だけあって、厨子の中を圧迫するほどの大迫力。首飾りと腰紐? の蛇が印象的でした。

 軍隊の「大元帥」は、この大元帥明王にちなんでいるのだとか。その後、本堂へ回りこちらも有名な伎芸天へお参りしました。優しいお顔ですが、立ち姿がなかなか色っぽい仏様。年に一度、この日しかもらえない大元帥明王のご朱印も待ち時間1時間以上との事で、帰り際にお願いして帰り、我々が新薬師寺へ参拝中にわくぼんさんが取りに戻ってくださいました。大変ありがとうございました。

【不空院】

 新薬師寺のすぐ裏手に建つひっそりとした古刹。寺名の示すとおり、本尊は不空羂索観音。東大寺二月堂、興福寺南円堂の不空羂索観音とあわせて三大不空羂索観音と呼ばれるそうです。同じ本堂内には、秘仏の八臂の弁天様も安置されていました。「女人救済」の弁才天をまつることから、縁切り寺、駆込寺としての役割もあったとか。

【閼伽井庵】

 こじんまりとした尼寺。ほっこりとしたお人柄の庵住さんに、お茶とお菓子のご接待をいただきました。小さいながらも、素晴らしいお庭があり、まさに癒しの庵といったところ。ついつい長居をしてしまうようなお寺でした。

 「閼伽井」の井戸は健在だそうで、日常の生活用水として今も使われているそうです。

【新薬師寺】

 いわずとしれた十二神将が有名な奈良の名刹。が、意外なことに初参拝でした。。。。。本尊の薬師如来を時計の文字盤のようにぐるりと取り囲む塑像の十二神将は圧巻。自分の干支の守り本尊に、ローソクを立ててお参りしてきました。

 その後、近鉄奈良駅付近のおしゃれなカフェで、遅い昼食兼懇親会(一次会)。さらに場所をうつして懇親会(2次会)と続いて、いつもながら楽しい時間をすごさせていただきました。

(レポート:あいすさん)



■秋篠寺&押熊常光寺ご開帳

 近鉄大和西大寺に集合後、奈良バスで押熊行きのバスで終点まで。年に1回の御開帳、常光寺へ。

 こちらは本当に隠れ寺という感じで、参道から静かな佇まいをみせています。1年に1度だけの歓喜天の特別開扉。ご住職の御説明のなか、本尊不動明王さまや他にも小さな仏様がぐるっと取り囲んでいました。

 ご住職が勧喜天のお供物の説明をされていました。大根、油であげたお菓子などがご供物としてお供えされていました。好物なのだそうです。油っぽいものがお好きだとか。あと、女性の神様のほうが男神の足を踏んで、押さえてるとか・・おもしろいお話を伺いました。お抹茶席などもあり、お庭にはやはりガネーシャつながりで、象の陶器の置物があちらこちらに。

 その後、秋篠寺に大元帥明王を拝観

 こちらも6月6日のみの拝観。いつもしずかなお寺が妙王様見たさに行列ができていました。宮中にて修す鎮護国家の本尊ということで、絵はあるそうですが、彫像は珍しいそうです。なかなか迫力のあるお顔です。

 その後、奈良公園から不空院、閼伽井庵、新薬師寺などを廻り、遅めの朝食、飲み会へと参加しました。閼伽井庵は浄土宗の小さいお寺さんで、こちらのご住職からはとてもおいしいお茶、落雁のおもてなしをうけました。お庭やお軸などをながめとてものんびり、くつろがせていただきました。

 1年に1度の御開帳を廻れとても楽しい散策会でした。

(レポート:みかんさん)



■秋篠寺&押熊常光寺ご開帳

 6/6 10時の集合場所で、まずつまずく。「西国33所の柿色に金の輪袈裟」でnoyesidoさんがいらっしゃるということだったのですが、「柿色」「袈裟」のキーワードだけが頭に膨らみ、チベットの僧侶のような方を探してしまう。ここで「輪袈裟」が何ぞやと知りました。。。。。

 西大寺駅からバスで≪押熊常光寺≫へ。年に1度の秘仏歓喜天のご開帳とのこと。「歓喜天」を知らぬ私ですが、見た瞬間「ガネーシャだわ」(決して、古田新太のガネーシャを思い出した訳ではありません)男神、女神の抱擁というので色っぽいかと思いきや、女神が男神の足を踏みつけているというお話で、どこの世も似たような。。。。

 「ご朱印を書いて下さっているのを見るのが好きなんです」と言ったばっかりに、若いお坊さん、心なしか筆が震えていてました。可愛いダルマみくじも買ってしまいました♪

 こちらも年1度のご開帳の≪秋篠寺≫秘仏 大元帥明王像。初詣くらいしかお寺で並んだことがなかったので、ちょっと驚きの30分待ち。大元堂の建物自体もいい感じの風合いでした。本堂の各仏像も雰囲気良く、伎芸天、日光月光菩薩が個人的には好きです。ご朱印は普段はいただけないとのことで、一時間待。再度取りに戻っていただき、貴重なご朱印をわくぼんさん本当に有難うございました。

 noyesidoさんが予約してくださった≪不空院≫へ。ご本尊よりも、蛇を頭に、武器を持つという室町時代の弁才天が好みです。お庭にあった「えんきりさん」と「えんむすびさん」も気になりました。

 閼伽井庵はご自宅と一体になったと思われるお寺でした。小さなお庭を眺めながら、一服させていただき、感謝です。

 有名なのに初めて行った≪新薬師寺≫ 大和十三佛霊場の期間限定ご朱印用ミニ屏風を購入。あと、12箇所行かねばという宿題を自分に課してしまいました。十二神将の中で、自分の干支の守護神という迷企羅(メキラ)大将にロウソクを立ててきました。

 駅へ向かう途中に興福寺の≪南円堂≫に寄り道。前々から興味だけはあった西国33ヶ所の一つと知り、西国各所の水彩画入りのご朱印帳を購入。ご朱印を書いて下さっていた方に「(33ヶ所)回るのに、どれくらいでも期間かかってもいいんですか?」と質問すると

「勿論いいですよ」
「一生かかってもいいんですか?」
「いや。。。。願い事がかなうと言われてるんで。。。。」
「じゃ、一生だと遅すぎるんですね。。。。。」

 ここでも、新たな宿題を課してしまった気がします。先達のnoyesidoさんのおかげで、御詠歌護符も頂きました。

(レポート:caznさん)



■秋篠寺&押熊常光寺ご開帳

●押熊常光寺

 昨年,西陣聖天にお参りに行ったときに,住職さんから毎年6月6日にご開帳される話を聞き,noyesidoさんとぜひ行かねばと思い実現しました。秘仏歓喜天を拝観し,感激しました。他にも本尊の不動明王三尊像はじめ,地蔵菩薩・弁財天・愛染明王・十一面観音・如意輪観音などが安置してあり,多くの仏像にあえて大変よかったです。

●秋篠寺

 昨年も大元帥明王像を拝観に来ましたが,昨年は平日であったため空いていましたが,今年は土曜ということで大変混雑していました。約40分並びました。

●不空院

 新薬師寺の近くで,事前に連絡しないと拝観ができないので,表の道は新薬師寺へ行く人は通りますが,中へ入ると静寂。本尊は不空羂索観音,住職の丁寧な説明があり,近くで拝観できました。

●閼伽井菴

 浄土宗の小さな尼寺,優しい尼主さんがお茶とお茶菓子で接待してくださいました。小さな庭でしたがよく手入れされていました。

●新薬師寺

 何度もいっているので感想は省略。

 近鉄奈良駅まで歩いて戻り,昼食抜きであったので食事を取り,その後,2次会。

(レポート:shojiさん)



■秋篠寺&押熊常光寺ご開帳

 押熊・常光寺にて歓喜天の御開帳が毎年6月6日にあることを、昨秋に京都の雨宝院で教えていただいた。ということで秋篠寺の大元帥明王の御開帳と併せて企画がなされた。ついでに翌7日にクラブツーリズムのツアーで不空院拝観が入っているので、前日ならもしかしたら見せてもらえるかも〜? とnoyesidoさんをそそのかし、アポをとっていただきました。(いつもこればっか)

 午前10時に大和西大寺駅集合。寝坊しました。でも特急に乗ったので、3分遅れで到着しました。挨拶もそこそこに押熊行きのバスに乗り、常光寺へ。秋篠寺も通るので、かなり混んでいました。

 常光寺の堂内には所狭しと、いろいろな仏像がならんでいました。そこで偶然(必然?)にも、知り合いの地方仏研究会の方々にお会いしました。歓喜天様は思いのほか小さかったです。女性上位の仏象さまで、重なる腕も女性が上、足も女性のほうが踏んでいるそうで‥‥。みうらじゅん氏のサインが2枚も飾られていました。

 秋篠寺へバスで移動。年一度のご開帳なので、長蛇の列。かなり並んで大元帥明王様を拝む。なかなかの肉体派でした。この日しかもらえないご朱印も1時間以上待ちということでちょっと躊躇しましたが、書き置きを頼んで、時間を見計らって取りに来ることにしました。

 そして不空院へ。新薬師寺の傍にありますが、要予約のお寺。本尊は不空羂索観音です。そこでも先ほどの地方仏研究会の方々にお会いしました。奇遇です。仏の世界は広いようで狭いですねぇ。住職さんに詳しく説明をしていただきました。

 閼伽井庵は小さな尼寺です。庵住さまにお茶とお菓子をご馳走になりました。とても居心地の良いお屋敷という感じでした。

 ここで新薬師寺へ行く皆様と別れ、秋篠寺に戻りました。しか〜し「取りに来ないから、忘れちゃったのかと思って、別の人にあげちゃった」そうだ。「ぬぁに〜?!?!」私は激怒のあまり、憤怒の形相。火焔しょってます。それにおそれおののいたのか?「すぐに書くから、ちょっと待ってて」と言って、待つこと暫し。無事に手に入ったので、まぁよしとしましょうか?

 近鉄奈良駅で皆様と合流。駅の傍のおしゃれなカフェで、遅い昼食。空腹のあまり食べ過ぎました。続いての懇親会はあまり食べられませんでした。

(レポート:わくぼんさん)



■秋篠寺&押熊常光寺ご開帳

 近鉄大和西大寺駅集合。早速バスにて押熊常光寺へ。ここは去年でしたか京都西陣の聖天さんの雨宝院さんで、常光寺なら歓喜天を年1回だけど見せてくれるということを聞いて、満を持しての訪問。

 訪れてびっくり! 運命の出会いとはこの事か?! なんとガネーシャじゃありませんか!! インドの神であります。他にも不動明王に地蔵様と色々な仏像が居られて、また今度行きたいと思いました。

 しかし秘仏の歓喜天ですが、全てが女性上位のようでして・・・。男神が足を踏まれておりました。像なのでずっとなのでしょうが、痛そうかも。また本堂内壁にはみうらじゅん氏のサインが二枚飾ってありました。

 バスで折り返して秋篠寺へ。ん〜最近のブームのお陰? でしょうか・・・。人人人。多すぎでない?? 去年か一昨年に来たときは待ち時間なし。朱印も待ち時間無しだったのに、今年は朱印一時間以上、参拝40分以上と大混雑。

 知人に聞きましたところ朝早くも同じか、それ以上だったみたいです。恐るべし。大元帥明王像は中々ユーモアのある像であります。皆様も一度如何でしょうか?

 一路奈良へ。新薬師寺となりの不空院へ。開かずの不空院で有名だったようですが!? 何故か簡単に拝観許可がおります。わくぼんさんありがとう!! これも何かの縁? タイミング? 本尊の不空羂索観音様をまじかで見ることができ、しばし余韻を楽しみました。

 閼伽井庵。以前より目を付けていたお寺。ようやく予約の上参拝。小さいお寺ながら心地よく、感じが大変気に入りました。また庵主様には御接待に預かり、感謝いたします。ありがとうございました。

 新薬師寺。何度も何度も来たお寺。何時会っても緑の500円切手のモデル、バサラ大将はいい感じです。

 無事工程を終え、遅まきながらの昼食のような夕食を頂き、その後飲み会となりました。

(レポート:noyesidoさん)







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