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第121回 「坂東33観音霊場めぐり1」散策会(09/03/29)コース:鎌倉駅→杉本寺(1)→長谷寺(3)→収玄寺→長兵衛(昼食)→安養寺(4)→上行寺→常栄寺→本覚寺→岩殿寺(2)→弘明寺(14)→茶話会→弘明寺駅→懇親会参加者:noyesidoさん(幹事)、shojiさん、門さん、ゆかさん、mayaさん、こばぴーさん、じんべいさん、わくぼんさん ■坂東33観音霊場めぐり 朝9時に鎌倉駅ロータリー前に集合。鎌倉駅からバスで杉本観音下車。第一番・鎌倉最古仏地の杉本寺へ。 正面の石段がかなり磨り減っているため通行できず、左側にある階段を登って茅葺の本堂へ。通行できない石段は苔が生えていて、何ともいえない趣がありました。通行できる階段も、結構磨り減っていました。 本堂を見学後、皆さんは御朱印のため自分の順番がくるまで並んでいました。ここで私は、わくぼんさんの「10年かかってもいいんだよ」という「悪魔の囁き」ならぬ「仏の囁き」と、坂東は関東なので一人でゆっくり回れるかもと思い、初めて御朱印に挑戦することにしました。 鎌倉駅まで戻り、江ノ電で第四番の長谷寺へ。杉本寺とは違い、人は多かったですが、気になるほどではありませんでした。本堂には巨大な十一観世音があり、その大きさにビックリ。十六体の石仏がある弁天窟、高台からの眺めもよく、楽しむことができました。 noyesidoさん、お団子ありがとうございました。とてもやわらかくおいしゅうございました。 長谷駅近くのお店で全員同じ鎌倉丼(エビフライのカツ丼版)を食べならが、江ノ電の揺れを体験しつつ、沢山の人が長谷駅で降りるのを見ました。それを見ながら、午前中に長谷寺を回ったのは正解だったと思いました。スケジュールを立ててくださったリーダーに感謝。 江ノ電で鎌倉駅まで戻り、バスで北条政子の石塔がある第三番の安養院へ。徒歩で面白い名前のぼたもち寺、本覚寺、そして鎌倉駅へ戻り、横須賀線で逗子駅へ。 15〜20分くらい歩いたでしょうか。第三番の岩殿寺へ。石段を見たら、ちょっと躊躇されてしまう方もいるかもしれません。本堂までかなり急できつい登りでした。酸素不足で頭の中が少し白くなったので、本堂の前で息を整えてから、本堂の周りを見学。 逗子駅に戻り、電車で弘明寺駅へ。商店街の中を5分ほど歩いて第十四番の弘明寺へ。仁王門の中には仁王像や大きな提灯があり、古い時代を感じることができました。 参拝終了後、みんなで古い雰囲気の喫茶室という感じのお店へ。コーヒーフロート、モカフロート、クリームソーダという何ともいえないレトロな雰囲気の飲み物を飲みながら、ワイワイ楽しくお喋りをし、夕方5時に弘明寺から電車へ乗り、私は横浜駅で降り、皆さんは品川へ。 (レポート:門さん) ■坂東33観音霊場めぐり 午前9時に鎌倉駅に集合しました。お天気に恵まれたのですが、とても寒い日でした。 今回巡る予定のお寺は1杉本寺、2岩殿寺、3安養院、4長谷寺、14弘明寺でしたが、実際巡ったのが、1杉本寺→4長谷寺→上行寺→3安養院→ぼたもち寺(常栄寺)→本覚寺→2岩殿寺→14弘明寺でした。 今回の散策で印象に残ったお寺をレポートします。 先ずは1番の杉本寺。苔むした階段がとても印象的でした。流石にこの階段は通れませんでしたが。本堂は藁葺き屋根でした。芋観音御開帳で巡った時も思ったのですが、神奈川のお寺は現在まで藁葺き屋根が残っていてびっくりしました。 4番の長谷寺は見所満載でした。山門には屋根まで届く松の木が。門をくぐると綺麗な枝垂れ桜が咲いていました。観音堂にはご本尊の阿弥陀如来様がいらっしゃいました。高さが10メートル強あるらしく、圧倒されました。経蔵を廻そうと思ったのですが、縁日の日しか廻せないそうです。 長谷寺で最も印象に残ったのが、弁天窟でした。岩を削った中に十六童子が彫られていて、石仏・岩に彫られた仏像が大好きな私にはたまらなかったです。境内からは遠くに海が見えました。 (レポート:ゆかさん) ■坂東33観音霊場めぐり 杉本寺、長谷寺、(収玄寺)、田代寺、(上行寺)、(ぼたもち寺)、(本覚寺)、岩殿寺、弘明寺を巡りました。( )は予定外に寄ったお寺。印象に残った事を書いて行きます。 【杉本寺】 本堂に上がって、間近で十一面観音、毘沙門天、地蔵菩薩像などが見られます。近くにそれぞれの真言を書いた木札があり、一応唱えながら拝んでみたり。美智子皇后陛下と皇太子殿下も参詣されたようで、その時の写真が道内に飾られています。 工事中の箇所があり、山門の仁王像が2体ともビニール袋で覆われていました。ある意味貴重だと思い、写真に収めました。 【収玄寺】 日蓮宗のお寺です。もとは日蓮宗に帰依していた鎌倉武士、四条金吾の屋敷跡で、彼の死後にお寺を建立。境内に入ってすぐの所に、「四条金吾邸跡」と大書された石碑がそびえ立っていました。なんと大日本帝国海軍元帥東郷平八郎の筆によるもの。海軍ファンの私としては、その辺にテンションが上がりました。 【上行寺】 日蓮聖人弘教の霊場。立派な正門を潜ると、その裏側には左甚五郎作の龍の彫り物が! 皆さん、順番待ちして写真をパチリ。 その正門の脇に、これまたなんとも味わいのある、きつねの石像を発見。万病(特に癌封じ)にご利益がある瘡守稲荷が祀ってある為、何体か狐の像があったのですが、これは信楽焼の狸のきつねバージョンみたいな姿形をしていました。そして、目つきが悪い。そこがまた何とも言えず可愛らしくて、何人かの方々が写真を撮ってました。キャラクター 化して欲しいです。 【弘明寺】 昔京浜急行線を利用してたので、よく通り過ぎてましたが、下車したのは初めて。駅からすぐのところにあります。入口に生まれ年別今年の運勢が大看板に書き出してあり、私は「凶」だったので、最初からテンションが下がりました。本堂の左横に庚申塚があり、最近庚申信仰に興味を持ってる私は、ご本尊よりこちらの方が印象的でした。 散策したこの時期は、とにかく境内の花がとてもきれい。杉本寺では山桜が、もう半分花びらを散らしていました。長谷寺、本覚寺のしだれ桜は満開でとてもきれい。収玄寺の庭には色々な草花が植えられ、それぞれが大小の花を付けてにぎやかでした。 数日前は春の嵐で風が強かったのですが、この日は比較的穏やかで、いい天気の中、楽しく散策できました。 (レポート:こばぴーさん) ■坂東33観音霊場めぐり 鎌倉駅9時集合。晴天。海が近いせいか、風が冷たい。バスで杉本寺へ。階段はかなり磨り減って苔生し、通行不能になっています。本堂へ上がりお参り。殆どの方が納経帳を購入し、坂東を「発願」しました。第一番札所から始めないと、納経帳に「発願」の印を押してもらえないのです。躊躇されている方に「悪魔の囁き」をしましたが、10年経っても20年坂東は経っても逃げません。企画に参加できなくても、ゆっくり巡拝すればいいのです。私は今回は御詠歌を納経してもらうことにしました。 バスで鎌倉駅に戻り、江ノ電で長谷寺へ。電車かなり混んでます。長谷寺も参拝客が多いです。巨大な観音様は圧巻です。色々と花が咲いて、海の眺めの良く、いいお日和です。noyesidoさんよりお団子のご接待。ご馳走様でした。 長谷駅近くで「鎌倉丼」の昼食。エビフライカツ丼です。 再び鎌倉駅に戻り、バスで安養寺に移動。本堂では法要が始まるようなので、静かにお参りして退散。歩いて鎌倉駅まで戻りました。途中で上行寺、常栄寺、本覚寺などに寄りました。 JRで逗子へ移動。20分歩いて、岩殿寺へ。本堂は急な階段をかなり登ります。息が切れます。後からやってきたお年寄りの団体さんに抜かされました。 新逗子駅へ。変な作りの駅なので、右往左往してしまいました。 京急で弘明寺へ。いつもは横から入ってしまうのですが、某会員さんに怒られるので、ちゃんと下までいき、山門から入りました。納経所で納経帳に名前を書いてください、と言われて銘々記入。出来上がると「××さ〜ん?」と呼び出されるので、まるで病院の会計窓口のようでした。 古びた喫茶店で茶話会。5時になり、駅前でいったん解散。有志数名は品川で反省会を開きました。 (レポート:わくぼんさん) ■坂東33観音霊場めぐり これから日本百観音を達成するぞという気持ちで、まずは朝、鎌倉駅に集合。一路古刹であり坂東1番の杉本寺へ。訪れるのは2回目。前回同様、通行禁止なんですが、古い石階段が苔むしているのですが、その削れ様。それだけもうでる人が多いということを感じさせられます。 実は坂東は少し回っていて、浅草にて御朱印帳を買っており、そこに御朱印を頂いておりましたが、杉本寺から御朱印(巡礼)を始めると、始めますという発願印というのを押してもらえます。それ欲しさに坂東ではありませんが、普段の御朱印帳を一冊、思わず買い求めました。 バスで鎌倉駅に戻り、今度は江ノ電で長谷寺に。ここのお庭は何時も手入れが行き届いていて癒されます。また洞窟(弁天窟)があり、そこは夏でもひやーっとしていて、石仏様も沢山居られ、何かしらの気を感じるスポットです。本尊、長谷寺式十一面観音様も大きくて立派であります。また景色もよく鎌倉の海を境内から眺望することができます。見所満載のお寺です。 次は前は何度か通ったことがあるが、訪れたことのない収玄寺へ。こちらのお寺も小さいながらも花の寺です。色々な花が咲いていて、大変良かったです。 その後昼食。江ノ電長谷駅の前の定食屋さんに。この前、ある番組でクイズの問題になっておりました、鎌倉丼=エビフライカツ丼を頂きました。 お腹が満たされたのち、今度は安養院へ。北条政子ゆかりのお寺。寺名も政子の法名から取ってるそうな。我々の訪れた季節はまだでしたが、5月上旬のつつじは大変綺麗だそうです。 引き続き近所のの上行寺に。なにやら癌に良いお寺だそうで。御朱印も癌封じというのを頂きました。また瘡守稲荷と鬼子母神がお祀りされており、堂内に入って見ることも出来ました。正門には名工・左甚五郎の龍も居り、なかなか見所のあるお寺でありました。 鎌倉駅への道中に通りすぎという感じで、牡丹餅寺(常光寺)。何時も朱印は都合により本日はやってませんという置き看板が置いてあります。しかしここの朱印は立派です。当日は頂きませんでした。 次に本覚寺。もうここまでくれば駅前に近いです。鎌倉七福神の1つ。八角形かな、少々変った形のえびす堂があります。前回はお寺の朱印を頂いたので、今回は七福神の朱印を頂きました。 鎌倉駅より逗子を目指します。逗子駅より少し鎌倉よりに戻って徒歩約20分ほど。だいぶ坂と階段を上ったところに岩殿寺がありました。本堂へは更に石段を登らねばならないです。泉鏡花が2年ほどこちらに住まわれていたそうです。なかなかの名刹でありました。 で引き続き、京急で横浜の弘明寺へ。駅からは坂を下って徒歩5分ほど。それほど遠くありません。帰りは当然登りです。町の中に自然に溶け込んでいる感じがして良かったです。これも古刹の成す業だと思いました。少し商店街と寺ということで、奈良の興福寺とかぶって思えました。 終わりに茶話会をし、のち、有志で懇談会IN品川もしました。 (レポート:noyesidoさん) |
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