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第119回 「西国三十三観音霊場(美濃)」散策会(09/03/14)

 コース:岐阜駅⇒西国33番谷汲山華厳寺⇒横蔵寺⇒明星輪寺⇒大垣駅⇒懇親会

 参加者:noyesidoさん(幹事)、juneさん、まりべるさん、日の出さん、shojiさん、あいすさん、みた八さん、mayaさん

■西国三十三観音霊場(美濃)

・華厳寺

 「御開帳の為、すごく混雑していた」と色々な人から聞いていましたので、散策会の企画で訪れた勝尾寺並みの大混雑を予想していました。しかし、当日の天気が悪かったのが理由か、それほど混雑していませんでした。

 駐車場から歩いて本堂に行きました。華厳寺の参道には様々なお店が並んでおり、それらを見ながら歩くのは楽しいです。私は特に巡礼用品を扱っているお店に興味を持ちました。

 本堂に着くと、ご開帳されている観音様のお顔を見ようとしゃがみ込んでいる人がたくさんいました。私もしゃがみ込んで、観音様のお顔を見ようとしましたが、結局、よく分かりませんでした。

 華厳寺は西国三十三観音の結願寺ですので、満願堂、笈摺堂、精進落としの鯉、満願そば(?)など結願を意識するものが多数あります。御開帳時期の関係で全部巡る前に訪れることとなりましたが、出来れば、最後に訪れたいお寺だと感じました。

・横蔵寺

 交通の便が悪いので、一人ではなかなか行きづらいお寺です。このようなお寺に行くことができるのも散策会のメリットです。瑠璃殿には十二神将をはじめ多くの仏像が安置されていましたが、やはり深沙大将立像が一番印象に残りました。

 散策会の企画で訪れた金剛院にも深沙大将像が祀られていましたが、同じ深沙大将でも受ける印象は全然違いました。横蔵寺といえば、妙心法師の即身仏です。感想を書くのは非常に難しいです。是非、ご自身の目で観て、自分自身で感じて欲しいと思います。

・明星輪寺

 華厳寺が予定より早く拝観することができたので、時間が少し余りました。そこで、明星輪寺に行くことになりました。明星輪寺は山の上にあるお寺ですので、歩いていくと大変です。ジャンボタクシーもすごい勾配を登っていきました。

 こちらのご本尊は虚空蔵菩薩で、日本三大虚空蔵の一つだそうです。本堂内陣を自由に拝観できるようになっていましたが、内陣には大きな石があり、独特の雰囲気がありました。

 本堂の上方一帯は多数の奇岩怪石が群立した自然岩石園になっており、興味深く散策をすることができました。また、そこから見る大垣市内の景色は良かったです。

 散策後は大垣市内のお店で懇親会をしました。良いお店で、楽しい時を過ごすことができました。

(レポート:日の出さん)



■西国三十三観音霊場(美濃)

・華厳寺

 西国33所の最後の札所。当日はご開帳最後の日でかなりの人出を覚悟しましたが、前日からの雨のおかげか思いのほか人が少なく、すいすいと本堂へたどり着きました。

 せっかくのご開帳ですが、ご本尊の手前上部にある幕が邪魔でよく見えません。みんなしゃがんで覗き込みましたが、視力1.0前後では難しいかと・・。

 ご本尊はあきらめて、地下の戒壇めぐりへ。南京錠(?)の場所が分からず、どこどこ〜? と騒いでいると、暗闇から突然ガシと手をつかまれて、「ここよ!ここっ!!」

 ・・・・ありがとう、おばちゃん(?)

 それから満願堂とおいずる堂へ行って、なるべく早く満願できますようにと、お祈りしてきました。

・横蔵寺

 華厳寺近くのミイラ(即身成仏)で有名なお寺。3月半ばだというのに雪が降ってました。暖かい季節なら、お弁当持って出かけるのも良さそうなところ。

 ただし、ミイラは思った以上にリアル・・。しばらく忘れられそうにありません。

・金生山明星輪寺

 大垣市の山の上にある隠れ寺? とっっても見晴らしが良かったです。時間が余ったので、noyesidoさんのリクエストで寄って頂いたのですが、何げにこの日一番の感動でした。

 山の上部は石灰岩が露出し、迫力ある天然の岩石園になっています。庭の巨岩には仏、虎、牛などが見下ろしており、奇岩を利用した独特な内陣など、とにかく雰囲気満点です。

 お寺好きのみならず、地元の友達にも教えてあげたいなーと思いました。

 夜は大垣駅ビルにて、懇親会。夕食と懇談のあとスマートに帰宅された方、酔いつぶれて名古屋泊まりになった方も、お疲れ様でした(^^)

(レポート:マリベルさん)



■西国三十三観音霊場(美濃)

 岐阜駅を出発し一同は谷汲山へ。運良く人手がまだ少なくささっと拝観。朝からお天気が悪く、その事がかえって好転。御朱印を貰うのも予想の半分以下でありました。ただご開帳にも関わらず、ご本尊様の前には垂れ幕が・・・。非常にみずらかったです。

 それはさておき、今回初めて華厳寺での戒壇めぐりをしました。真っ暗の中歩いて行きます。今回は見知らぬおばちゃん? の一声のお陰で無事触ることが出来ました。なかなか楽しかったです。

 その後お決まりの満願堂、笈摺堂とまわり、精進落としの鯉をしかとみて、塔頭寺院 明王院の百年ぶりのご開帳も見て、門前食堂にて昼食となります。ちなみにご開帳の中身は愛染明王・弁天様・聖観音・托枳尼真天 方様でした。こちらも遠くて小さくて見ずらかったです。

 昼食は私が何時も行く門前の満願そばが有名な富岡屋さん。食べ終わると満願成就の字が鉢のそこに書かれています。それぞれいろんなものを注文しお腹をいっぱいにして、次の寺へ向かいます。

 まだ谷汲より車で30〜45分ほどでしたか? 山奥に分け入ったところのお寺、横蔵寺にいきます。ここはミイラの上人で有名なお寺です。実際近くまで寄ってじっくりと観察できます。上人の思いが伝わってきそうな感じがしました。

 このあたりで雪交じりの霰・雨? になります。この狭い渓谷(川を挟んでお寺が建っている)ところに、よくもまあお寺を建てたものだと感心しました。また静かで厳粛な雰囲気のところでありました。またもう一度いって見たいです。

 この後、どこに行くのも中途半端で、つぎの訪問先の寺院に悩みますが、チ〜ンと思いついたのが、大垣北部の明星輪寺。ここは以前より行きたいなぁ〜、でも但し不便そう。と思っていた場所。たまたまタクシーなのでこの際と、今回急遽行くことにしました。参加者の皆様にはお詫び申し上げます。

 さてそのお寺なんですが、行ってビックリ。古刹も古刹なんと持統天皇時代の建立だそうで・・・。で見た目でもタクシーで登っても非常にキツイ登りの後にようやく山門があります(歩いてだと途中で多分引き返します。きっと)。

 本堂も立派で岩窟を覆うように作ったのでしょうか? 中の奥は岩が張り出しておりました。日本三大虚空蔵様だそうです。

 でその後、収蔵庫の中の木造地蔵半跏像(国重文)を見せて頂いて、一同は何故か山頂を目指します。山全体が奇岩の塊? と思うくらいの場所。仏像に虎、他などか点在しており、一周できる小さなコースになっておりました。

 またそこからの眺めが非常によく濃尾平野? 大垣の町が見えました。大変良いお寺でありました。急に寄ったのにメインのような感じがしてしまいました。皆様も一度どうでしょうか?

 最後は大垣駅にて降車し、有志にて懇談会。非常に良い1日でありました。

(レポート:noyesidoさん)







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