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第96回 「西国三十三観音霊場(奈良)」散策会 (08/11/03)

 コース:壺阪寺〜岡寺〜法起院〜長谷寺

 参加者:noyesidoさん(幹事)、高橋さん、アベールさん、Shojiさん、みた八さん、JUNEさん、ながさん、たかさん、あいすさん

■西国三十三観音霊場(奈良)

【壺阪寺】
 近鉄壺阪山駅よりバスに乗り、壺阪寺前で下車。手前の壺阪寺口で下車すると、かなり修行になるかもしれません。お寺まで急勾配の坂道が続きます。

 天竺渡来の巨大な仏像がお出迎えしてくれます。中でも壺阪大仏と名づけられた釈迦如来像は巨大。自称「日本3大大仏」に名乗りを上げれるのではないかと思うほどの大きさです。

 他にも、巨大な十一面千手観音やら、文殊菩薩、普賢菩薩がいらっしゃいます。ご本尊は眼の病気にご利益があると言われる十一面千手観音。なかなか眼力のある仏像でした。

 岡寺に向かう前に腹ごしらえ・・・ということで、岡寺のふもとの商店街で、幹事さんが予約してくださっていた、古民家風の蕎麦屋さんで大変美味しい蕎麦定食を頂きました。囲炉裏端を囲む一室に通され、まったりとくつろいだ気分になれました。

 お蕎麦が美味しかったので、私も含め大半の方がお蕎麦のお代わりを注文されたのですが、この後、岡寺までの道のりで少々後悔することに・・・(笑)

【岡寺】
 本尊は、「日本最大、最古の塑像観音像」といわれる如意輪観音だそうですが、製作された年代が古いため、如意宝珠や輪王座といった如意輪観音に多い特徴がなく、一見、如来のようにも。

【長谷寺】
 駅から山門にたどり着くまでの道のりも徒歩15分ほど。登り灯篭の階段は399段。途中までは1段1段の高さもなく、さほど苦にならず。だが、最後の100段程度が普通の階段状になり胸突き八丁。

 ご本尊は、「長谷寺式」との名を冠する10メートルを超える超巨大十一面観音。光背の高さは12m。すでに仏像というよりも建築物? の域に。内陣の一般公開は本邦初? だとかで、一般人が内陣に入るのは初めてだそうです。

 低い天井をくぐり内陣に入ると、自分が何を目にしてるのか良くわからないほど巨大で、目の前に仏像が立ちふさがっている感じです。ただただその大きさに圧倒されるばかり。内陣からではとてもお顔の表情までは見えません。

 特別拝観料1000円はなかなかバブリーな設定ですが、結縁お守りなどのお土産もあり、内陣から出る際には、ひとりひとりにお坊さんからご祈祷もあり、で、某札所の同額の拝観料よりは良心的に思えました。

 今回は、公共交通機関のみを利用しての拝観でしたが乗り継ぎも比較的スムーズで、予定どおり西国札所の三箇寺を廻ることが出来てよかったです。

(レポート:あいすさん)



■西国三十三観音霊場(奈良)

 近鉄橿原神宮駅に集合し、壷阪寺・岡寺・岡本寺・法起院・長谷寺を参拝しました。

 壷阪寺は西国三十三霊場の六番札所であり、お里・沢一の壷阪霊験記でも有名なお寺です。ご本尊は十一面千手観音で、眼の観音さまとして広く信仰されています。本堂への入り口では、眼の病を祈願される木札を購入される人が多く見られました。

 壷阪寺には近年インドとの関係が深くなった関係で、釈迦如来石像・大観音石像・大涅槃石像が天竺より渡来され境内に安置されていました。

 昼食は岡寺に行くバス停の近くのお店で、奥にある囲炉裏端で蕎麦御膳を頂きました。美味しかったです。

 岡寺は西国三十三霊場の七番札所であり、五月にはしゃくなげの花の寺としても有名だそうです。ご本尊は一風風変わりな如意輪観音です。普段イメージしている如意輪観音とは全然違いました。その如意輪観音(重要文化財)は、我国最大の塑像で如意輪観音としては最古の作品とのことです。本堂から奥之院石窟を経由して三重塔に行く裏道の高台から見た本堂等も良い景色でした。

 岡本寺は岡寺からバス停に下る道にあります。バスに乗る時間が迫っていましたので、早々に参拝してご朱印を頂き失礼しました。宿坊もあるとのことでした。

 法起院は西国三十三霊場の番外札所です。近鉄長谷寺駅から長谷寺に向う道筋にあります。ご本尊は徳道上人です。西暦718年に西国三十三霊場巡礼を始められた人です。そのような理由から、西国三十三霊場の番外札所になっているとのことです。

 長谷寺は西国三十三霊場の八番札所であり、ぼたんの花の寺としても有名だそうです。ご本尊は高さ10m.もある十一面観音です。ご開帳されていましたので内陣に入り、足元から見た時には迫力を感じました。その御足に触り参拝をしました。内陣を一周した出口のところでお坊さんが一人一人に祈願してくれました。

 また、お土産に結縁の五色線で編んである腕輪やお守り等を頂いたゆえでしょうか、紀三井寺と同じ秘仏拝観料千円でも得をした気分になりました(凡人ゆえ)。その後、長い登廊を下り、途中にある宗宝堂を拝観して帰路に着きました。

 ほとんどの方が、大和八木駅で降りられ食事会をされるとのことでしたが、参加せずにホテルに戻りました。

(レポート:橋政靭さん)



■西国三十三観音霊場(奈良)

 近鉄橿原神宮駅で集合し、壺阪山駅で下車、そこからバスで壺阪寺に行きました。

 本堂と三重の塔以外はインドな雰囲気。石像が多いのは、インドとの国際交流交流を積極的に行っているからだそうです。拝観料を払った時にお茶と煎餅の引換券がもらえるので、参拝の帰りに茶屋で一服しました。

 壺坂山駅に戻った後、飛鳥駅へ移動。ここから岡寺へもバス移動です。

 岡寺に行く前に、noyesidoさんオススメの蕎麦屋さんで昼食を頂きました。古民家を改築した店舗で趣きがありました。寺への参道は恐ろしい急傾斜。下り道ではころがり落ちそうです。本堂は巨大な塑像がいらっしゃるせいか、大きく重厚感があります。

 ラストの長谷寺までは駅から徒歩です。高低差があるうえ結構な距離です。途中西国番外の一つ、法起院にも参拝しました。番外のお寺は本尊は仏様ではなく、西国巡礼を始めた人達なのだそうです。

 長谷寺のご本尊は大迫力でした。私は内陣には入らず、お顔を外から拝見しました。十一面観音様ですが最頂部の1面は落下防止なのか金網でくるんでありました。

 本尊は10メートル、光背を入れると12メートルの高さがあるそうです。次回来る事があれば、岡寺のシャクナゲ、長谷寺の牡丹が見頃の頃に来たいな、と思います。

(レポート:ながさん)



■西国三十三観音霊場(奈良)

 いつ降ってきても不思議でない空でしたが降られずに、電車とパスで移動して西国6番壺阪寺、7番岡寺、8番長谷寺及び番外の法起院をまわりました。

【壺阪寺】
 駅から定期バスで山の高いところに上っていきました。山城の高取城と峰続きという所にある、大きなお寺でした。眼病に霊験があると言うことで、眼病封じの朱印もいただきました。そのとき次回無料で一度お参りできる紙でもらえたので、もう一度すぐ行きたくなりました。ご本尊は肉付きもよく圧倒感を感じる良い仏像です。

【岡寺】
 明日香村は2度も行っていて近くまで来ているのに、行ったことの無いお寺でした。急な坂を上って行ったお寺は山と山の間の谷間にあり、違和感がありましたか、最初に建立されたところは神社になっており、そこは見晴らしが良さそうで少し納得しました。

 古いことの証明になるのですが、土で造形した塑像の白い仏像は何か自分には違和感が有りました。見慣れいないだけだと思いますが。建物の作りも少し変わっているというか、本尊の周りの内陣の入り口の上に丸窓があり、不動明王ともう一つは何か忘れてしまいましたが、お寺の仏像の配置としては独特なものを感じました。

【法起院】
 講釈をされる人が朱印を書いておりました。西国だと書く人はその係の人という感じだけど、寺の世話をしているという感じでした。

【長谷寺】
 大寺中の大寺、それなのに行ったことがないお寺でした。建物や回廊もすばらしいです。時間が無くて舞台から風景を見ることが出来なかったのが残念です。

 ご本尊の足を触ることが出来、10メートルぐらい有る仏像を真下から見上げる、他では出来ない体験でした。焼き草餅などのお土産さんがある、趣のある道を歩くことが出来て良かったです。

(レポート:JUNEさん)



■西国三十三観音霊場(奈良)

 西国札所 6番壷阪寺 7番岡寺 8番長谷寺 他を一気に参拝しました。

壷阪寺

 西国札所6番。本尊 十一面千手観音様。インドから来た大観音様と、壷阪霊験記のお里・沢市で有名。大観音開眼の時訪れました。境内は広く、見ごたえがあり、花と紅葉の季節に訪れるのがいいでしょう(特にラベンダーの時)。

昼食

 いつも行く蕎麦屋。飛鳥藍染織館の中にあります。良いそばを提供していただけます。

岡寺

 本尊 如意輪観音様。でも失礼ですが大塑像で立派なんですが、如意輪観音様には見えないです。私は・・・。どちらかというと阿弥陀さんかな? ちょっとインドかパキスタンぽい感じも?!

岡本寺

 岡寺の参道にあります。いつも前は通りますが、素通りでした。宿坊をやっているとのことで是非どうぞといわれました。

法起院

 西国番外。本尊 徳道上人。徳道上人は西国の開祖の人。また各地に長谷寺を造った人。上人が西国を開設した時は西国巡礼が民衆などに根付かず、中興今回のメイン花山法王の時以降根付いたという悲しい歴史も・・・。

長谷寺

 西国札所8番。本尊 十一面観音。超有名。誰もが知る本家長谷寺。ボタンの季節訪れてみては如何でしょうか? 最初はいつも見てるし、別にわざわざという気がして1000円てのもあって、前の某西国のお寺の秘仏公開の時のこともあって足踏みしておりましたが、折角だからと高橋氏にいわれて内内陣に。今回は1000円でご本尊様の足をタッチと五色の腕輪、お守りセット付き。どこかの某西国寺と同じ値段でしたが、得をした気分になりました。高橋様ありがとうございました。

(レポート:noyesidoさん)







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