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第91回 「西国三十三観音霊場(亀岡)」散策会 (08/10/13)

 コース:京都駅〜亀岡駅〜谷性寺〜養妙寺〜金剛寺〜穴太寺〜亀岡駅〜京都駅ビル「不二乃」で豆腐料理

 参加者:noyesidoさん(幹事)、高橋政靭さん、アベールさん、あいすさん、みかんさん、日の出さん、hiroさん

■西国三十三観音霊場(亀岡)

 3日連続出勤? 続きます。やります! 丹後西国に引き続き、連続のこの亀岡西国企画。幹事のアルツ全開?! でありましたが、皆様の日ごろの行いがいいのか?! 時間に遅れることなく、予定通りに全てが順調に恙なくこなされ、素晴らしい!! 散策会でありました。

●谷性寺

 明智光秀ゆかりのお寺。あえて予約しないで行きました。すいませんです。本堂には仏像がずらりと安置されており、中でも涅槃佛、明智光秀像が印象に残りました。ご朱印も大変きれいで、桔梗の判を押していただけます。なかなかおつなものであります。

 みかんも頂き、ちょっとだけとおっしゃっておられたのに、小1時間も説明やご朱印書きをしていただきました。ありがとうございました。

●養妙寺

 バスの時間が1時間あるということで訪れたお寺。工事中。しかし11面観音がいらっしゃるとのこと。工事の人にきくと無住のお寺。一度亀岡市役所に問うてみようと思いました。

●金剛寺(応挙寺)

 円山応挙ゆかりのお寺。ここもなぜか工事中。さらに無住ではないがお留守。まあ、お寺は逃げないので、また今度。

●穴太寺

西国21番札所。秘仏御開帳。

 ここで昼食ですが・・・・・。やってしまいました。アルツ発生!! 飯屋か蕎麦屋か何かあっただろうと思い込み。実際は和菓子&お茶休憩所。一行は仕方なく門前近くのちょっとした食料売店のマツタケご飯:約400円でしたか? 忘れました。を食べ、空腹を凌ぎました。すいませんでした。

 前回訪れた時は人っ子一人いませんでしたが、今回は人だらけ・・・。御開帳恐るべし。秘仏は新しい仏像様でありました。昔のは残念ながら盗まれたそうでして・・・。いつの世も悪人がいるようで・・・。

 他はお庭と布団を掛けられた涅槃佛が良かったです。足のほうはどうなっている? とか真っ直ぐに寝ているのか? とか、なでるついでにこっそり調査しました。すいません佛様。

 庭は外観より見ると一切その姿を予想? させないというか、連想させないお庭。ここにこの庭ありという感じでありました。良かったです。日ごろは見れるのか? また訪れることでありましょう。

 昼がマツタケご飯とお餅だけだったので、帰りに京都伊勢丹で豆腐料理を食べて解散となりました。

(レポート:noyesidoさん)



■西国三十三観音霊場(亀岡)

 まずはJR亀岡駅前よりバスで移動。道中、コスモス祭りが開催されているようで、会場以外でもコスモスがあちこちで見ごろを迎えてました。バス停から徒歩5~10分ほどで最初のお寺、谷性寺に。

【谷性寺】

 のどかな田舎の風景に溶け込むような、開放感のあるお寺。明智光秀の首塚があることから、「光秀寺」とも。急の訪問でしたのに、光秀公の話などいろいろとして下さり、ご朱印を待っている間にどうぞと、みかんまでご馳走して頂きました。

 光秀は亀岡では善政を行った施政者として慕われているとの事。世間に知られている歴史とは違う歴史もそこにはあるものだなと感じました。

 また亀岡の地名は昔は「亀山」だったそうで、明治の廃藩置県の際に、今の「亀山」に先を越されて申請されたため仕方なく「亀岡」にしたのだ、という話も興味深く拝聴致しました。

 谷性寺を出て、穴太寺に向かうまでにバスの時間がかなりあるため、雲ひとつない晴天で汗ばむほどの陽気の中、付近のお寺を捜して散策。しかしたどり着いた小さなお寺は工事中。しかも無住との事。鐘楼と門が一体となったようなこじんまりとした門が気になりつつ、立ち去りました。

 その後バスにのり、穴太寺の最寄で下車後、穴太寺より先に「金剛寺」に立ち寄りましたが、なぜかこちらも工事中。そして、お寺の方は終日ご不在との事。こちらも仕方なくあきらめて穴太寺へ。

【穴太寺】

 そろそろ昼時・・ということで、参拝の前に昼食。西国三十三所 二十一番札所のお寺、であるにもかかわらず、付近にはイートインできるお店がありませんでしたので、ちかくの出店でまつたけご飯!(今年初でした)を買って、なんとお寺の境内で鐘楼の石段に腰掛けての食事に。他にも参拝客の方がお弁当持参で、境内のあちこちで食事中でした。

 お寺の境内で飲食していいのかな? と思いつつも、とくに咎められることもなく、その長閑な感じになんとなく和みました。

 今回ご開帳された札所本尊は聖観音ですが、お寺のご本尊は薬師如来坐像だそうで、こちらは絶対秘仏で住職もご覧になったことはなく、恐らくは厨子の大きさから「坐像」であろう、と言い伝えられているとの事。

 須弥壇には右から「お前立ち聖観音」、「秘仏本尊の薬師如来」、「秘仏聖観音」とお前立ちと本尊が両脇時のように並ぶちょっと変わった形態。秘仏の聖観音には、自分を彫った仏師の身代わりとなって受けた矢傷があるそうで、「胸の傷が痛むから、お薬師さんの側に連れて行ってくれ」と言われてこちらの本堂で薬師如来と並んでお祭りされているのだとか。

 残念ながら、今の秘仏聖観音は創建当時の聖観音とは別で、新しく作られた仏像だそうです。元の聖観音様は、いつの時代かに不埒な輩に盗まれたとか。胸に矢傷のある聖観音様がどこかの骨董市で売られていたら、もしかしたら、こちらの穴太寺の聖観音様かもしれません・・・・。

 その後はバスと電車で京都駅まで戻り、noyesidoさんの手配で美味しい豆腐料理を頂きつつ、懇親会となりました。

(レポート:あいすさん)



■西国三十三観音霊場(亀岡)

 JR亀岡駅からバスに乗り、バス停から徒歩で谷性寺へ。谷性寺は明智光秀ゆかりのお寺で、境内には光秀の首塚がありました。また近畿楽寿観音霊場の観音様も祀られていました。

 予約をしていなかったのですが、お寺の方に堂内に上げて頂きました。堂内には、光秀が信仰した不動明王像や光秀像が祀られていました。お寺の方から光秀の話を聞き、亀岡では光秀が慕われていたことを実感しました。

 その後、いくつかのお寺を訪れ、いよいよこの日のメインである穴太寺へ。境内に入ると人がかなりいます。以前訪れた時にはほとんど人がいなかったので、その違いに少し驚きました。

 受付所で内陣拝観と庭園拝観券を購入し、まずは内陣へ行きました。堂内で観音様を拝観していると、お寺の方の解説が始まりました。真ん中の閉じられた厨子の中には絶対秘仏の薬師如来像が祀られており、向かって右側にはお前立ちの観音様、左側には札所本尊の観音様が祀られているそうです。お寺の方の説明があったのは良かったです。

 松尾寺、成相寺に続き、穴太寺でも有志で般若心経を唱えました。そして、お釈迦様の涅槃像にお参りをした後、本堂を出て、庭園が見られる縁側で庭園を拝観しながら、みんなで談笑しました。

(レポート:日の出さん)



■西国三十三観音霊場(亀岡)

 京都駅で集合して、亀岡駅へ。そこでバスに乗り谷性寺を参拝。またバスに乗り金剛寺へ。その後、穴太寺を参拝。バスで亀岡駅に戻り京都駅へ。そして駅ビルのなかにある「不二乃」で豆腐料理を頂き解散しました。

 谷性寺は東京市の時代に、東京で生れたご婦人から色々説明を受けました。通称は明智寺/桔梗寺と呼ばれ、明智光秀に縁のあるお寺です。ご朱印帳にも桔梗の印を押して頂きました。涅槃仏が良かったです。

 金剛寺は別称応挙寺と呼ばれ、円山応挙と縁のあるお寺とのことですが、お寺の全員が留守で参拝出来なかったのが残念です。

 穴太寺の本堂は、傷ついた観音さまが薬師如来の所へ連れて行けという縁起に基づいて、薬師・観音の二尊が祭られていました。布団を掛けている大涅槃釈迦如来像も良かったです。

(レポート:アベールさん&高橋政靭さん)







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