|
||||||
|
|
||||||
第68回 「船宿寺・栄山寺(奈良)の仏像特別開扉」散策会(08/05/03)コース:船宿寺(薬師如来)〜栄山寺(薬師如来)参加者:青丹吉さん(幹事)、Shojiさん
■船宿寺・栄山寺の仏像特別開扉 ■船宿寺 山あいの国道のバス停から下ると、細い道沿いにしか家のない集落の庭先は、ツツジやシャクナゲなどの彩りが鮮やかでした。程なく草餅や野菜を販売するテントや幟が見えだし、数人ずつぐらいの人々と行き交うようになりました。 今日は年に一度本尊薬師如来が開扉され、併せて花祭りも行われるのでこの集落なりには大賑わいといったところでしょうか。拝観料は今日だけお祭りなので無料とのこと、普通は逆に高くなったりしますが。 ツツジが満開の参道を上った本堂前の広場では、護摩焚の終わりかけのようです。修験道装束の方が2名おられましたがすぐ引き上げてしまわれました。本堂では小振りの薬師如来像の厨子が開かれていましたが、暗くてよく見えませんでした。奥の庭園でも種々の花が咲いていました。バス停へ戻ると栄山寺へ行くという大学生ぐらいの青年と一緒になりました。熱心な人のようでした。 ■栄山寺 バスを降りてしばらく歩くと右から眼下に吉野川が寄り添ってきます。深緑色の水が幅広くゆったりと流れる中に、所々顔を出した岩の上で遊んでいる人が小さく見えます。 境内の一番手前には、国宝の梵鐘が小屋につるされています。菅原道真撰、小野道風書という文字が刻まれていますが、読めそうで読めません。 次の本堂では、本尊薬師如来像が開扉されています。押し直したように金箔が輝き、浄瑠璃寺の阿弥陀如来像に似たお顔ですが室町期とのこと。厨子の扉裏には四天王が描かれ、左右の小さな厨子には日光月光菩薩、須弥壇前列には十二神将と、整った群像でした。 十名もいない閑散とした境内の最も奥の木の陰に、国宝八角堂が建っています。法隆寺夢殿よりは小振りで、中に入れます。内陣は中尊の阿弥陀如来を四体のやや傷んだ像が囲んでいます。柱に絵が描かれていたようですが、これも傷んではっきりと見えません。 御所駅前で買った弁当を本堂前のベンチで広げ、近鉄は混んでいた、法隆寺も混んでいるだろうと話しているうちに、次は法隆寺をやめて小嶋寺(近鉄壺阪山駅前)へ行こうということに衆議一決しました。小嶋寺には国宝で日本三大曼荼羅の一つがあるそうです。 我々は元来た北へ向かうバスへ、件の青年は南へ向かうバスへと別れました。京都に戻ってShojiさんと多献傾け、色々と有益なお話を伺いました。 (レポート:青丹吉さん) |
|