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第63回 「閑臥庵普茶料理&寺社めぐり&懇談会」散策会(08/03/23)コース:宝鏡寺〜閑臥庵普茶料理〜上善寺(鞍馬口地蔵)〜天寧寺〜阿弥陀寺(信長公墓所)〜懇親会参加者:noyesidoさん(幹事)、高橋政靭さん、アベールさん、あいすさん、JUNEさん、shojiさん、さえさん、さおさん(+お母様)、ちーちゃんさん ■閑臥庵普茶料理&寺社めぐり&懇談会 朝、京都駅西口にて2名様を除く、幹事含む8名で集合、市バスで宝鏡寺へ。拝観後、堀川から烏丸の間を西から東へと徒歩で移動。地下鉄鞍馬口駅にて2名様と合流。ほぼ時刻どおりの昼5分過ぎに今回のメイン閑臥庵に到着(お料理の事は後で)。総勢10名にてお料理を頂き、その後、寺町で各お寺を散策。予定終了後、今出川まで徒歩で移動。その後は途中駅、京都駅解散になり、夜は懇談会参加者皆様で、色んな話が出来て有意義なお時間を過ごしました。 ■宝鏡寺 春の特別拝観実施中、お雛様を坂本に引き続きみました。坂本では説明も受けましたが、人の記憶というのは当てにならないもので・・・。見方は、あ! 歯があるだの舌があるだのとじろじろ見ましたが、薀蓄になるとすっぽり抜けておりました。残念ですがそんなものです。 ■閑臥庵 前日の海宝寺に引き続き、普茶料理を頂きました。後で高橋様に言われて気がついたのですが、普茶の前に京という一文字がついているではありませんか!!! パンフレットは前回訪問時にもらっているのに・・・。正しくは京普茶料理。最初から出てくるものが、どことなく京懐石風。見た目も味も凝っていて、やっぱり京懐石風。さらに食事をした部屋も後から考えると、まさしく京懐石風。 同じ普茶を名乗っていても全く別ではないにしろ、こんだけ違うのかと驚かされてしまいした。人の記憶が確かなうちに食べてよかったかも。結構な量があり見た目、味でも楽しませていただきました。ご馳走様でした。 ■上善寺(鞍馬口地蔵) どれだけお金がかかっているのか? すばらしいという言葉しかでないお庭を見学と本堂参拝が出来ました。和尚様ありがとうございました。 ■天寧寺 額縁門とはよく言ったもので、比叡山が門の中に入り込み、寺の建物と山の織り成す風景画といった感じでありましょうか?! さらに本堂参拝もでき、感謝しております。奥様ありがとうございました。 ■阿弥陀寺(信長公墓所) 小さい小さいお墓が、なんとあの織田信長公のお墓でした。それにただびっくりです。6/2が信長公の命日ですが、本堂特別開放があるみたいです。お寺の方がお墓の場所、6/2の事、本堂の事、上善寺の住職の秘密を丁寧に教えてくれました。ありがとうございました。 各お寺ともに忙しいお彼岸の中、懇切丁寧に参加者10名を温かく迎えていただきました。お礼申し上げます。ありがとうございました。また、今回初めて幹事をさせていただきましたが、幹事の大変さを実感しました。今回の良悪事を糧にし、今後につなげていきたいと思います。また御参加いただきました皆様、楽しい時間をありがとうございました。 (レポート:noyesidoさん) ■閑臥庵普茶料理&寺社めぐり 閑臥庵普茶料理はまずお干菓子に薄茶からはじまり、それから前菜が始まるという流れで、まるでお茶事みたいだなぁと思いました。器も盛り付けもきれいでとても楽しめました。品数も思った以上にたくさんあって、お腹いっぱいになりました。普段は行けないようなところで食事ができて、楽しかったです 上善寺では普段は見せていただけないような素晴らしいお庭を拝見させて頂き、とても貴重な体験をさせて頂きました。中でも二河白道の庭の説明をご住職から直接伺うことができて、やっと意図がわかり感動しました。とてもきれいな色をした大きな石が、すべて自然石というのもすごいです。 天寧寺(額縁門)から比叡山も眺められ、延暦寺にも行きたいと思いました。私は昼からの参加でしたが、とても満足させていただいた日でした。また機会がありましたら是非参加させて頂きたいと思います。 それから教えていただいた超混みのケーキ屋さんで、ナポレオン買えました!! すごくおいしかったです! (レポート:佐保さん) ■閑臥庵普茶料理&寺社めぐり 【宝鏡寺】 こちらも人形の寺だそうで、時節柄お雛さんが展示されていました。せっかく前回の西教寺でいろいろと雛人形の年代ごとの特徴などをご説明いただいたのですが・・・。はっきり記憶に残っていたのはお雛さんには歯がある、という点のみ。自分の脳力の衰えを感じつつ、鑑賞いたしました。 【閑臥庵】 普茶料理は今回が初体験でしたので、大変たのしみでした。通された部屋は、洒落た和室のテーブル席で頭上にはシャンデリアという、ちょっと大正浪漫風? 精進料理というイメージだったので、座敷で正座、と思ってましたがちょっと予想外でした。(正座が苦手なので正直こちらのほうが大変有難かったですが(笑)) さてお料理のほうですが、一卓の人数分が大皿に盛られて運ばれてくるので、それを各自の手元に取り分けて食べるというオーソドックスな普茶料理スタイルでしたが、大皿というイメージではなくやはり懐石に近い感じで、洗練された器に盛り付けも美しく、目でも舌でも味わう料理でした。 特に細工の細かさは絶品で、昆布で編まれた直径4〜5センチの小さな竹籠など、見た目、まさか食べれるとは思えない出来で、みなさん眼を見張ってらっしゃいました。あといがぐりを模った茶素麺で包んだ和菓子も実物そっくりで、食べるのが惜しい感じでした。一品、一品はちょうど一口という感じですが、最後はしっかり満腹になりました。 【上善寺】 こちらのお寺は日頃は公開されてないということでしたが、住職の特別のお計らいで奇跡的に中を見せていただくことが出来ました。 それぞれに趣の違う5つもの庭があり、いずれも素晴らしい庭でした。「こんな庭があれば休日はずっと家に居て眺めるのにね」と皆さんと話しつつ鑑賞させて頂きました。このお寺におまいり出来て、このお庭を見せて頂いて、「一期一会」という言葉をしみじみと感じました。 【天寧寺】 額縁の門のお寺として有名だそうで、道向から山門を額縁に見立てると中に比叡山が収まって一幅の絵画のような景色を作り出しています。こちらは是非とも晴れた日に訪れてみたいと思いました。 【阿弥陀寺】 織田信長のお墓があるということで、お彼岸でお墓参りをされている方に混じってお墓のほうへ。しばらく捜してようやく見つけた信長と信忠の墓碑は、思ったよりも小さなものでしたが、うっすらと六月二日と刻まれた文字が読み取れました。 散策中はなんとか雨にも降られずよかったです。夕方からの懇親会では、こじんまりとした人数でしたが、その分濃いお話もいろいろ聞かせていただけて、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。 (レポート:あいすさん) ■閑臥庵普茶料理&寺社めぐり ■宝鏡寺 お雛様、昔の方にもお会いできました。小さな頃、お雛様、飾るのは楽しかったです。今は大変で・・・としまいこんだままです。・・ちょっと反省しました。お庭もきれいでした。時間があったら、もう少し眺めていたかったと思います。 ■閑臥庵 初めて普茶料理をいただきました。少しお味は濃い目かなあと思いました。どちらかというと私が薄い味が好みなのかもしれませんが・・・いただいてみて、食材などの疑問をお話したりしました。見て楽しみ、また味わうことができました。法皇さまの長寿はともかく健康はあやかりたいですね。 ■上善寺 事前の予備知識が無い私が、はじめに印象的だったのはスロープとかまどでした。そして、本堂へと渡り廊下のお庭に桜が咲いておりました。窓からみたあちこちのお庭には御案内の文書をみても私にはわからないところもありましたが、でも、雰囲気は伝わったような気分になりました。 ■天寧寺 額縁門からの景色をみました。晴れの日にも見たいですね。本堂前のカヤの木も見せていただきました。 ■阿弥陀寺 京都の風習水とうばのことを、天寧寺で教えていただいてここで墓前に供えられているのをみました。 (レポート:さえさん) ■閑臥庵普茶料理&寺社めぐり 初めての普茶料理は大変美しく感動でした。上善寺のお庭の素晴らしいのには驚かされました。あのお庭が眺められるのなら、何度でも訪ねてみたいお寺だと思いました。 (レポート:ちーちゃんさん) ■関連リンク 閑臥庵 |
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