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第57回 「竹寺の紅葉と精進料理の集い」散策会(07/11/17)

 コース:竹寺(精進料理)

 参加者:高橋政靭さん(幹事)、アベールさん(幹事)、わくぼんさん、けんさん、アクアさん、水無月さん、ねいさん、ちゃんなつさん、おかもさん、みやびさん、たかさん

■竹寺精進料理

 飯能駅からタクシーと不便な山寺でしたが、それ故に大変、趣のあるお寺です。

 まずタクシーを降りると、今時分は山茶花が満開で見事です。それだけでも旅気分を味わえるのですが、本坊の茅葺き屋根にもまた一層、その気分を盛り上げられます。

 お食事は言わずもがな、普段はなかなか食べられないような素材を使ったお料理の連続で、口を動かしながら、これは何だろう、と謎解きをしながら食べ続けておりました。又、全てのお皿は、この時期、山に咲く花や実に彩られ竹の器に盛られ、目に大変美しく、準備される方の心遣いが伝わってきて、心も温まるものでした。

 お食事後は境内を少し散歩したのですが、お社がある所から見える山々の木々は、いい色に色づきはじめており、改めて自然のなせる大事業に感動致しました。

 御陰さまで、目やお腹、肺や気持ちまでも癒された一日を過ごせました。機会があれば、今度は子の権現まで歩いてみたいと思います。

(レポート:アクアさん)



■竹寺精進料理

 アベールさんに呼ばれて席に着いたところ、同室におられた4名(詩人会の皆様)の代表者の挨拶が終わり、私に11名を代表して挨拶をとのご住職のお言葉に促されて、「宿坊研究会と言うネットで知り合った仲間の会」との紹介早々、今回の竹寺の精進料理の会は始まりました。

 大きな竹の器に盛られた料理には一つ一つ花が添えられおり、また、万葉集や短歌等から引用された言葉も短冊に書かれて一つ一つ添えられていました。ご住職の、料理は五感で食べる物とのお気持ちからのようです。

 料理の一品一品は単純な素材を盛り合わせや調理方法等に工夫を凝らし、食感のみならず、見た目にも感心させられる精進料理でした。ただ、一品一品は少なめでもう少し食べて見たいと思う料理もありました。また、ご住職の「問答と解説」が止め処なく行なわれましたので、もう少し落ち着いて食べて見たい感もありました。

 料理のなかでは、二つに割られた焼き栗を曲がった箸で食べるのに大変苦労しました。味わうより食べるのに精一杯でした。

 最後に、ご住職の「添えてあるみょうを食べて、今日の料理を忘れてまた、お越しください」の言葉で精進料理の会は終了しました(昔から「みょうが」は物忘れの素と言われ子供や受験生には食べさせませんでした) 。

 料理の後、お参りを済ませて40分程の下り坂をおしゃべりをしながら歩き、中沢のバス停からバスに乗り飯能駅まで戻りました。飯能駅で所用のあった水無月さんと別れて、10名で駅前のプリンスホテルの最上階でお茶会をして5時頃に解散しました。

(レポート:橋政靭さん)



■竹寺精進料理

 西武池袋線・飯能駅に集合、タクシーにて約30分。竹寺の入り口には山茶花が満開で紅葉も綺麗でした。お庭の池の近くでは成人式の先取りとかで、和服に着飾った娘さんをご家族の方が撮影されていました。

 竹寺は武蔵野33観音巡りの結願所で、何回か訪れたことがありましたが、なかなか精進料理を食べる機会がなくやっと念願が叶いました。食器はすべて竹で作ってあり、割り箸も竹の枝で出来ているため少々曲がっていて、食べ難さがなんとも言えない間を与えてくれました。

 お料理には一つ一つにお花とその花にちなんだ短冊が添えてありました。ご住職から、その都度そのお花と短冊を絡めて料理の説明がありましたが、その前に「これは何と言うお花でしょうか? 出された料理の材料は何でしょうか?」の問いかけに、とても楽しいやら慌しいやらで、あっと言う間の2時間でした。

 お土産に、そのお花と短冊そして少し曲がった竹の箸を頂きました。

(レポート:アベールさん)



■竹寺精進料理

 竹寺は過去に何回か行ったことはありますが、ここで精進料理を食べるのは初めてでした。奈良吉野の雅な精進料理と違って素朴さが感じられ、健康を維持するには一番いい料理と思いました。地元民でありながら、いままでここの精進料理を知らなかったのは、ちと恥ずかしい限りです。

(レポート:けんさん)



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