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第45回 「仏像展&光彩時空&酉の市」散策会(06/11/04)コース:東京国立博物館「仏像 一木にこめられた祈り」観覧〜光彩時空 見学〜酉の市(浅草・鷲神社+長国寺 参拝)参加者:わくぼんさん(幹事)、なぎさん、千衣さん、マリベルさん ■仏像展&光彩時空&酉の市 待ち合わせ時間前後に、雨が降り出したのでどうなるかと思いましたが、幸いすぐに止んでそのまま東京国立博物館に向かうことができました。待ち合わせでは場所を間違えてしまい、すみませんでした。 「仏像展」では、大まかに奈良時代、平安時代、江戸時代ごとに分類されて、たくさんの仏像が展示されていました。結構その時代ごとに特徴があって印象的でした。普段、お寺などで見る仏様は奈良時代の仏様にイメージが近かったです。江戸時代のものは素朴で親しみやすく表情が豊かでとても新鮮に感じました。 その後、外の庭園で「光彩時空」を見ました。短い時間でしたがそこで演奏されていた邦楽(琴、笛、三味線など)は、とても趣があってよかったです。周りを歩いてみましたが、博物館の正面入り口から見たときが一番眺めが良い気がしました。実際、博物館の外の入り口前で写真を撮られている方が多くいらっしゃいました。 その後、浅草の「鷲神社」に向かいました。境内では華やかな熊手がたくさん売っていて、人の混雑ぶりもかなりのもので、下町の活気を感じました。 今回、こちらの企画に参加するのは初めてでしたが、参加者の皆様も暖かく接してくださり、とても楽しい時間が過ごせました。また、予定が合いましたら是非参加させていただきたいと思います。 (レポート:千衣さん) ■仏像展&光彩時空&酉の市 「仏像展」は自由見学として、集合時間を決めて、各々のペースで観覧しました。 私は特設の「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」に感動しました。表面も滑らかで、鋳物のような光沢もあり、とても一本の木から出来ているようには見えませんでした。 5時半過ぎに外に出ると、辺りは真っ暗でした。「光彩時空」は建物の外壁に映像を映したり、樹木に赤や黄色のライトを当てて「紅葉」を演出させてました。邦楽ライブを聞いてから、我々はタクシーで酉の市「鷲神社」へ。 一の酉と土曜の夜のためか、かなりの人出で、神社にお参りするのも結構並びました。境内は熊手の店が立ち並び、ぎっしりと熊手が飾られているのは、とてもきらびやかでした。夜店を見ながらそぞろ歩き、焼き鳥屋で乾杯しました。 (レポート:わくぼんさん) ■仏像展&光彩時空&酉の市 当日は一足先に上野に入り、アメ横をウロついたあと、国立博物館の常設展を見てました。予想以上に広くて法隆寺や東洋館など、じっくり見られなかったのが残念です。アメ横なんか寄らなきゃよかったと後悔しきりです・・。 4時前にわくぼんさん、なぎさん、千衣さんと合流。いざ、一木オールスター(笑)へ。 最近、近視が進んで解説を読むのが億劫で・・。音声ガイド(有料)を借りました。声は市原悦子さんでした。歩きながら聞けるのでとても便利でしたし、時々声明も流してくれて・・・耳に当てていると、人ごみでもすんなりと仏像の世界? に浸れてしまいますね。借りてよかったと思います。 わくぼんさんと同じく、一番感動したのは「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」でした。完璧な美しさで、しばし目が離せませんでした。やっぱり写真じゃ、あの美しさは伝わらないなぁと思いつつもポストカード購入。 円空さんや木喰さんの仏像もユーモラスで、温かみがありました。これまであまり見たことがなかったので、とても新鮮でした。 5時半からは邦楽を鑑賞。大勢の人が見守るなか、ライトアップされた2階のテラスで演奏していてカッコよかったです。 タクシーで鷲神社へ移動して、参拝。あまりにもすごい人で、境内が広いのか狭いのかよく分かりませんでした。はぐれることが、スリと同じくらい怖かったのですが、わくぼんさんの真っ赤なパーカーに何度か救われました。 熊手も可愛いデザインが結構あったのですが、なかなか手が出ませんでした。いつかお金持ちになったら、大きいのが欲しいです。(あれ、順番逆ですか?) 最後に屋台で焼き鳥、おでんなど頂きました。ほとんど初対面でしたが、散策会の話や旅行の話などして、とても楽しい時間を過ごせました。缶ビールをあんなにおいしく頂いたのは久しぶりです。記念撮影を仕損ねたのが心残りでした。またお会いしましょう。 (レポート:マリベルさん) ■仏像展&光彩時空&酉の市 「仏像展+光彩時空」「酉の市」どちらもみごたえのあるものでした。 仏像はどれも素敵でしたが、特に円空さんの仏像は素朴でユーモラスで、ほんとうに木からシンプルに仏様を掘り出すような感じがグッときました。あと宝誌和尚の有名な顔から顔が出てくるやつはかっこよくて、絵はがきをついつい買いました。 光彩時空のイベントで、夜なのに大勢の人出で賑わう中、邦楽ライブが開かれ、満月の今宵、なかなかに風雅なものでありました。 酉の市で売られる熊手は一つ一つデザインが違い、意外におもしろかったです。ひとまず焼き鳥屋の親父に汁をこぼされたことはつらかったのですが、夜市みたいな不思議な熱気の半日で、とても楽しませて頂きました。 (レポート:なぎさん) |
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