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第37回 「高尾山大火渡り祭」散策会(06/03/12)

 コース:高尾山薬王院(護摩祈祷)〜高尾山大火渡り祭り(火渡り体験)

 参加者:ヒョウさん(幹事)、ユウコさん、よろずやさん、ひろしんさん、梅子さん、こうじさん

■高尾山大火渡り祭

 朝、午前組4名は無事時間どおりに合流。まずはケーブルカーに乗って薬王院へ向かいました。

 ここのケーブルカーは凄く急です。日本一の急勾配だとか。ケーブルを降り、てくてくと歩いてタコ杉、神変堂などを横目に本堂へ到着。ちょっと早かったので、上にある飯縄権現堂をお参りした後本堂へ入り、午前11時からのお護摩に参加しました。

 この日は火渡り祭のせいか、本堂にはものすごい数の人! 広いお堂がほぼ埋まってしまうほどの...。そして法螺貝の音とともにお坊さんたちが入ってきて、お護摩が始まりました。内陣にお参りするときは、もう押すな押すなの大混雑でちょっとゲンナリでしたけど。よかったです、お護摩。

 その後は下山して、美味しいお蕎麦屋さんでお昼。12時半頃、そろそろかな〜って思いお店を出ると、いました、いました、お店の前には山伏さんの行列が。だいたいこの時間に山伏行列が山麓の不動院を出発して火渡り会場に向かうと情報を仕入れていたので(ていうか、去年もたまたま行列に出くわしたので)、ちょっと狙いすましていたのです。行列の最後尾には大僧正さまがいらっしゃって、私たちはその後をついて火渡り会場に入りました。

 そして「午後から参加組」の2人と合流。無事全員集合です。儀式が始まる前、火渡りする列に並びました。しかし、ちょっと視界の悪い位置。ここで幹事としては迷った! この場所ではちょっと儀式が見えづらい。列を離れ丘の方に登れば一望できる。でも儀式が終わった後に列に並ぶと、もんのすごい待つことになる...。

 なんて迷っているうちに火渡り祭始まってしまいましたけど。後から考えると、みなさんに意見聞いて移動するなりすればよかったかなと反省してますm(__)m。

 さて火渡りは見えづらい位置ではありましたが、私的にはすごく面白かった! 古式ゆかしい口調で進む山伏問答には鳥肌を覚えました。巨大な護摩壇に点火された炎は迫力満点。凄かったです。できれば一列目で見たかったなぁ。しかし常連のおばちゃん曰く、一列目で見たかったら朝10時には列に並ばなきゃダメよぉ、とのこと。う〜ん、来年並んでみようかな?

 火が鎮火し、行者さんたちが渡り始め、ほどなく一般の人の列が進み始めました。私たちは結構前の方に並んでいたと思ったのですが、それでも結構待ちました。そして、自分の番。裸足で渡る地面は熱いというほどでなく、暖かかった。そして道の両側に燃える炎からの熱気がぶお〜っと顔にかかったのが印象的でした。

 最後に大僧正さまから「ええいっ!」とお加持を戴き終了。なんだかさっぱりした気分になりました。火渡りの後はみなさんとお茶をし、いろいろな話で盛り上がり、楽しい散策会は幕を閉じたのでした。

(レポート:ヒョウさん)



■高尾山大火渡り祭

 ぶぅお〜という法螺貝の音とともに、山伏の一行がやってきました。その後、斧や弓で煩悩や悪魔を追い払ったりする姿がみられました。残念ながら、我々は最前列ではなかったので、はっきりは見えませんでしたが、荘厳な雰囲気を感じることができました。

 その後山伏に続いて、火渡り開始。我々が渡ったのは、先頭が渡ってから時間が経っていたので、皆さんから聞いていたとおりそれほど熱くはなかったです。それから参加案内には、「ウェットティッシュを持ってきた方がいい」と書いてあったのですが、「そんなに汚れないだろうからいいや〜」と思って持っていかなかったんですが、火渡りの際には水をまくので、土がべっとり付くんですね。なので、やはりウェットティッシュは必携ですね(ひょうさん、ありがとうございました)。

 その後、塩で体を清めた後、賽銭を供え、最後に大導師にお払い(でいいのでしょうか?)をしてもらいました。なんだか清らかな気持ちになりました。

 その後は、お茶をしながら宿坊や滝修行などの話題に花を咲かせました。皆さんとても詳しいですね〜。オフ会に参加するのは初めてでしたが、とても楽しい時間が過ごせました。

(レポート:こうじさん)



■高尾山大火渡り祭

 午後1時、山伏達の入場に始まり、点火までの儀式が30分あまり。マイクありなのでよく聞こえるのですが、列に並んでいるのでどんな場面なのか見えなくて残念でした。

 火が点いてからは、立ち昇る炎と煙と力強いお経の迫力に引き込まれ。いざ自分の番に・・・通り道ができているので裸足で歩いて少しも熱くないのですが、両脇からはじんわり熱い空気を感じ、十分「火渡り」したぞという気分になれて満足でした。

 その後、皆様の修行体験等々マニアなおしゃべりができてとても楽しかったです。

(レポート:梅子さん)



■高尾山大火渡り祭

 私は、午前中の薬王院のお護摩から参加。天気予報は悪かったのに意外なほど晴天。しかし、薬王院に着くと時ならぬ突風が。一瞬、天狗が出たのかと思いました。薬王院には天狗の面・像が多数ありますので。護摩炊きは荘厳な雰囲気で、いかにもご利益がありそうで良かったです。

 お蕎麦を食べてメインの火渡り会場へ。かなりの人数。会場の柵は何重にも取り囲まれています。少し離れた高台のほうが見やすかったのかもしれませんが、火の迫力、般若心経の大合唱は近くのほうがより感じます。個人的には何より山伏問答に感激。歌舞伎の「勧進帳」さながらの光景に、来てよかったとの思いを強くしました。

 いよいよ火渡り。大人数の中で長く待った割にはアッという間に終わってしまった感。が、大山大僧正に「ご苦労さん」と法具で肩を叩かれた時、何かズシーンとくるものがありました。不思議な感覚に個人的には大満足です。

 その後は参加者のみなさんと夕方まで語らい。毎度のことながら初対面の方とでも和めるのがいいですね。

(レポート:よろずやさん)







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