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第35回 「高野山声明東京公演」(06/02/24)コース:紀尾井ホール(高野山の声明法会具現絵巻『御論議』)参加者:ほーりー(幹事)、まりこさん、ねいさん ■高野山声明 声明は音を一つ一つ伸ばして、言葉は分からないものというイメージがあったのですが(先日に出かけた大原の声明では、14文字を20分くらいかけるという説明も聞いていましたので)、今回の公演では問答形式で二人が順番に節をつけたセリフを言い合ったりして、少し声明のイメージが変わる内容でした。 でも、すごく面白かったです。なによりすごいのは、やっぱりお坊さん達の声の張り。 普段宿坊に泊まったときのお勤めなどでは、お経や声明をお坊さんの背中側から聴いているので、真っ正面にくるとまた違ったエネルギーというか、声の勢いみたいなものがストレートに飛び込んできて、本当に圧倒されました。 それにホール内に低く響く声が、聴いているだけで気持ちよくなる音の波になって、じんわりとしみこんでくるようでしたし。あれは、ちょっとくせになっちゃいそうです(笑) 声明、みなさんも機会があれば、おすすめですよ! それと今回チケットを下さった高野山一乗院の佐伯さんともお会いしてきました。さすがに公演でお忙しそうでしたので、ほんのちょっとご挨拶程度でしたが。こちらもすごく穏やかそうで、雰囲気の優しい方でしたよ。 (レポート:ほーりー) |
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