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第28回 「萬福寺 普茶料理」散策会(05/11/23)

 コース:中書島駅〜長建寺〜黄桜かっぱカントリー見学〜寺田屋〜萬福寺〜白雲庵にて普茶料理〜三室戸寺

 参加者:りっかさん(幹事)、Atsukoさん、大和人さん、六甲さん、ささきさん、みかんさん 、さるさん、りっかさんの友達

普茶料理「笋羹(シュンカン)」 ■萬福寺散策・普茶料理

 寺田屋には小さな部屋が幾つかあり、龍馬が泊まっていた「梅の間」には弾痕が残っていました。階段横の柱には刀傷もありました(ほんまに刀傷?ってやつですが・・・)。

 二階から降りてくるとガイドさんが寺田屋事件のお話をされており、終わったあとも人相書きが全然似ていないことや、龍馬は達筆で筆まめだったことなど説明してくれました。以前行った時は時間が合わなかったのか説明がなかったので、今回はすごくよかったと思います。

 メインの普茶料理は思った以上においしくて、一つ一つは小さいのですが、最後にはお腹がいっぱいになっていました。

 三室戸寺では特別拝観中のお釈迦様の足の裏を見ることができ(胴体のわりにはとても小さくかわいい足です。)、ラッキーでした。初めてのオフ会参加でしたが、特に緊張することもなく、新しい発見もあり良かったです。

(レポート:ささきさん)



■萬福寺散策・普茶料理

 今日は朝10時に中書島と言うことで比較的ゆっくりの出発でした。

 最初に訪ねたのは「長建寺」で、こちらは弁財天が御本尊です。季節が良かったせいか、普段では考えられない程にぎわっておりました。そんな中、みなさんと小さな境内を散策させて頂いて、楽しんでいただけたようなので私も嬉しく思いました。

 そのあと、寺田屋に行きまして、新撰組が、竜馬が闊歩していた時代に触れさせて頂きました。弾痕や、刀傷の残る生々しさとは裏腹に、時代の刻まれたたたずまいは、何となく落ち着くものでした。寺田屋のガイドさんのお話も上手で、楽しいひとときとなりました。

 それから黄桜かっぱカントリーに見学に行った後、宇治線にのって三室戸寺へ。秋の三室戸寺と言うこともありまして、紅葉も美しく、景色も最高でした。この時期しか見られない「観音様の正座像」の、足の裏を見学させて頂きました。

 初夏の紫陽花、ツツジに始まり、夏の盛りの蓮の花の美しいお寺だそうで、庭園のつくりはさすがにすばらしいものでした。境内の梵鐘も、寸志でつかせていただけるのですが、軽い力でつけてしまいますので、余り力まない方が良いかも知れません。かく言う私も手を離したとたん、2回も鐘が・・・(笑) 他にお不動様の湧き水や、重文の十二神社など見ごたえのある境内ですので、お参りできてよかったです。

 残念ながら夕方から用がありましたので万福寺の前で別れましたが、普茶料理がどのようなものだったかが気になっています。

(レポート:六甲さん)



■萬福寺散策・普茶料理

 どこもよかったですが中書島はこんな機会がなければいつも通り過ぎるだけなので、長建寺や寺田屋、酒屋の集まっているところなど、とても盛りだくさんでよかったです! またのんびり行きたいなと思います。

 三室戸寺から国道沿いに万福寺まで徒歩での移動となりました。1駅ですが、かなり歩きました。

 万福寺の門前の白雲庵に到着。こちらで六甲さんとお別れです。反対にりっかさんのお友達が合流。普茶料理とは? 「普茶」とは普く多勢の人にお茶を差し上げるという意味と、訃茶(茶に赴く)の意味があり、いずれにしても禅門の茶礼(儀式法要など行事が終わったあと全山の者が一堂に会し茶を喫しながら意見交換協議)の後労をするために作法にしたがって出される謝茶(僧堂のご馳走)のことだそうです。2時ごろでしたのでみなさんおなかがすいて、とてもおいしく頂きました。

 最初にお茶と抹茶の落雁(さすが、宇治だ!)食事前でしたが、おいしかったです。

 メニューは

 スメ(蘭茶・前汁) :蘭のお花いりです
 マフ(胡麻豆腐) :胡麻豆腐がおいしかった!
 ウンペン(吉野煮) :ごま油で炒めたもの これが一番中華かな?
 ロンパン(和合物) :菜の和え物です
 シュンカン(菜煮の盛り合わせ) :八寸みたいにいろんなものがたくさん。梅干のてんぷら、そうめんをお花のようにして揚げたもの等
 ユジ(味付け天麩羅) :いろんなてんぷら。
 ソジュウ(後汁) :お味噌汁
 エンサイ(香の物) :おつけもの、ザー菜みたいなものも。
 ヒンタン(季節ご飯) :きのこのごはん
 水物 :かんてん、しろきくらげ、ライチ等

 となりました。わりと一気に出てきました。中国風精進料理ということでしたが、さっぱりとしていておいしかったです!

(レポート:みかんさん)



■萬福寺散策・普茶料理

 萬福寺は今回で3回目の参拝でした。中国の寺院のような雰囲気には驚かされます。

 境内の建物1つひとつが大きく、黄檗宗の総本山にふさわしい造りです。総門からは見えないぶん、よけいにそう思うのかもしれません。日が西に傾きかけていることもあって、風が冷たくなってきました。初冬のやわらかな陽射しが境内をおだやかに包んでいて、観光客で賑わっている京都の喧騒を忘れさせてくれます。

 黄檗宗に属する寺院が木札にかかれて掲示されていたり、木魚のルーツとなった魚型の木の板がへこんでいて、今でも使われていることを感じられたり…。

 萬福寺は規模の大きさとは裏腹に、静かな雰囲気でいいお寺でした。普茶料理をおいしくいただいたあとでしたので、よけいに落ち着いて感じられたのかもしれません。

 今度は真冬にたずねてみたいと思いました。

(レポート:大和人さん)



■萬福寺散策・普茶料理

 当日まで色々と大変でしたが、六甲さんや皆様のお陰で散策会を終えることができ、本当にありがたく思います。長建寺も黄桜も初めて行ったので、すごく新鮮でした。歴代CMも見ごたえがありそうでしたね。

 長建寺はこじんまりとしたお寺のようでしたが、観光の方々が意外に多く、中書島でも名所となっているお寺のようでした。今度、十石舟とかにも乗ってみたいです。

 普茶料理は見た目もすごくきれいで可愛くて、精進料理なのに味もとても美味しかったです。白雲庵さんもお庭が素晴らしく、萬福寺の一部かと思うほどでした。一日楽しく過ごせた事を感謝したいと思います。

(レポート:りっかさん)







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