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第9回 「春の奈良・斑鳩の里(法隆寺ガイド付き)」散策会(05/04/24)

 コース:法隆寺・夢殿・中宮寺(ボランティアガイド付き)〜法輪寺〜法起寺
 参加者:ちずさん(幹事)、あきこさん、まりさん、めぐさん、tommyさん、ぴっぴさん、ふっくんさん

法隆寺夢殿 ■法隆寺

 え〜と、私は法隆寺は四度目位かな? 最初は小6の修学旅行でした。

 ガイドのNさんは、最初に「皆さんは何に興味があるんですか? 建物ですか、仏像ですか、歴史ですか、雰囲気ですか?」って聞いて下さいましたが、出会って間もない人に「仏像です!」という勇気がでず、あいまいに「あ〜いろいろ〜」と答えてしまいました(いや、もちろん歴史や雰囲気も好きですが)。

 法隆寺の入り口で、その成り立ちや国宝・重文の多さなどを説明するNさん。一方、真剣な眼差しで聞き入る、散策会一同・・・

「あ〜、そんなにまじめな顔せずに、気楽に聞いて下さい」

 ま、まあ、それもそうだ・・。一同、苦笑。みんな力が入りすぎていたようです。(*^_^*;

 さて、話題になっている「マイライト」ですが、本当に重宝しました。ある時は観音様の優しい微笑を照らし出し、ある時はポインター代わりに解説の手助けをしたり。百済観音様のお部屋の壁に、鳳凰の模様があるんですが、ライトで照らされるまで全く気づきませんでした(ちなみに百済観音様は左手に聖水? の入った小瓶を持っておられるのですが、その様子から「酒買い観音」とも呼ばれてるそうです(笑))。

 そして一番印象的だったのが、玉虫厨子です。現在も玉虫の羽が3ヶ所残っているのですが、もちろん素人目にはよくわかりません。

「ここです!」

 ライトで照らし出された部分は・・・青〜緑〜黄〜橙? に輝く、ステンドグラスのように鮮やかで、でも、もっと深く重みのある高貴な輝きを放っていました。もし、あんなに美しい細工が厨子一面に施されていたら・・・!! 当時の権勢がうかがえます。

 ところでふっくんさんと私は、ご朱印を頂いてきたのですが、通常、神社の名前やご本尊の名前が書いてある部分に「以和為貴」と書いてありました。ストレートなメッセージに、ガツンときちゃいました。ステキ!(最初読めなくて、ふっくんさんに教えて貰ったんですが(汗))

 さて、梅うどんの昼食をとり、「柿ソフトクリーム事件」で落ち込み中のふっくんさんを尻目に、女性陣は意気揚々と斑鳩の里散策へ!!(ふっくんさんすみません)

■法輪寺

 法輪寺は仏像フェチにはたまらないお寺ですね。間近で、しかも周りをぐるりと歩いて四方から鑑賞できます。もっとも、裏側は・・・ベニヤ板? つっかえ棒? なんだかテレビ局のセットの裏側を覗いたような気が致しました(^^; やはり仏像は前から見るものです。

 しかしながら、静かで厳かな雰囲気があり、お坊さん? も、飛鳥時代唯一の木彫り如来像だということなど丁寧に教えてくださり、また来たいな〜と思えるお寺でした。

■法起寺

 最後に法起寺です。「世界文化遺産」という看板の文字が・・にわかに信じられず目を疑ってしまうくらい、閑散と・・・もとい静寂な雰囲気に包まれたお寺です。

 ここと法隆寺は現在、聖徳宗という宗派なんですが、前は法相宗で、その前は真言宗だったそうです。お寺って宗派変われるんですね、88へえ。お寺自慢は最古の三重塔ですが、あくまで仏像が気になる私は、そそくさと講堂へ。入り口には、中にどなたがいらっしゃるか書いた紙が貼ってありました。が。

 あ、開かないー!

 講堂は非公開のようで、一応カギ穴から覗いてみましたが(^^; やっぱ無理でした。・・くう。

 しかしながら、ご本尊の十一面観音菩薩立像は収蔵庫の方におられ、こちらはガラス戸ごしに(覗き)見ることができました。収蔵庫は一応公開されてる様ですが、戸板一枚分がガラスになっており、そこから中を窺う感じです。当然中は暗がりで、更にご本尊以外は左向きに手前から奥に向かって並べられており、ライトなしの私達は2〜3人ずつ交代でガラスにへばりつき、必死に目を凝らすことになりました。はたから見ると、かなりアヤしかったことでしょう・・。

 一通り目的を終え、タクシーが来るまでベンチ休憩。そこで仏像と戦火について少し話題があったのですが、ぴっぴさんとふっくんさんが話しておられた「仏像は戦争があっても疎開してはならない」という話。美術品は疎開してもかまわないが、人々を救済するために作られた仏像が、人々を捨て疎開するくらいなら燃えたほうがよい、と。そのお話が妙に印象に残り、帰りの電車でも考えておりました。

 確かに、仏様すら逃げ出した土地では、もう人々は何を支えに生きればよいかわかりませんね。なんだか深いテーマでした。しみじみ・・・

(レポート:まりさん)



■法隆寺

・はじめに

 散策以前にオフ会というものに初めの参加だったので、どんな人たちなんだろ〜、と数日前からかなり緊張してました。待ち合わせの法隆寺駅はとても小さな駅ですぐに皆さんと合流できたけど、それでもやっぱりちずさんの青のバックのたすきがけや、Tommyさんの仏像のTシャツなどの前情報ってなんともいえず安心できました。

・ガイドのNさん

 のんびりと法隆寺に向かうと入り口の法隆寺iセンターで、こっちに向かって懐かしそうに手を振ってくるおじさん発見。すると、幹事のちずさんもすかさず手を振って応えてるので、この二人は一体?! と思ったら、この方がガイドのNさんでした(ちずさん手配ありがとうございました)。皆さんのレポートにあるように、ボランティアでここまでしてもらっていいのかしら、と思うくらいとっても親切でわかりやすく教えてくれました。

・名物柿うどん

 法隆寺前の大衆食堂らしきところに大きな看板があって、そこに「名物柿うどん」と書かれているのをめぐさんが発見。オレンジの麺の上に緑の麺が少しかかっていて見た目は明らかに柿だ。まさか見た目だけ? ってことはないよねえ。昼ご飯は梅うどん食堂に入ったので、結局この柿うどんの味はわからずじまい。どなたか食べたことがある方はご報告お願いします。

・法隆寺仁王像

 Tommyさんと同様、法隆寺の土像の仁王様がカッコいい!! 左側におられるほう、阿形って言うんですね(Tommyさん勉強になりました)、なん て遠くから見ると、枠から右肩がはみ出して、今にも「こら〜っ!」って飛び出して追いかけてきそうな迫力で、思わず「すいません」って謝ってしまいたくなりました。

・金堂1

 それまでは法隆寺って、木造の地味で朴訥としたイメージが強かったんですが、これは大きな間違いでした。実は柱に竜がいたり、肘木が雲形だったり、中国調の卍崩れ型があったりと、かなり精巧かつ優雅な造りになっていて、しかも当時は更に派手な色まで付いていたとのこと。色はちょっと・・って思うけど。

・金堂2

 隠し部屋情報。正面向かって右隅に砂で盛り上がった所があり、法隆寺に何かあった時はここを掘るようにとの言い伝えがあるそうな。国宝揃いの法隆寺のことだから、きっとすごいお宝が埋まっているはず。ひょっとしたら聖徳太子の案かしら? だとすると結構ロマンのあるお人だったようで素敵♪

・五重の塔

 五重の塔の相輪の根元に葵の御紋発見。これは徳川綱吉の母親の桂晶院さんが、大々的な法隆寺修復を行った際のスポンサーの印だそうな。さすがは徳川家。あんなところにさりげなく。時代を超えて法隆寺が大切に思われてきた証拠でもありましょうか。

■夢殿

 ところで「日出ところの天子」って漫画ご存知でしょうか? 女性の方なら、一度はタイトルくらいは聞いたことあると思います。聖徳太子を主人公にしたフィクションなんですが、ここに「夢殿」がでてくるんです。

 私、この漫画にとってもはまっておりまして、そんなわけで今回、この「夢殿」を見るのをとっても楽しみにしてたのです。聖徳太子没後に建てられたそうですが、そんなことは問題なしです。実際の建物はイメージよりだいぶ大きかったんですが、確かに八角形で、ここで雨乞いをしたのか〜と想像すると、感無量です。おっと、ちょっと空想が混じってしまいました。

■中宮寺

 山吹の花が一面に咲きわたる中に中宮寺がありました。ぴっぴさんが山吹の花を見て、2種類植えられていることを発見。名前教えてもらったんですが、すっかり忘れてしまったので帰ってからネットで調べてみました。八重山吹(タンポポみないな花びらの多い花)と山吹草(花びらが4枚のもの)でよかったでしょうか?

 お寺は尼寺らしいもの静かな感じで、落ち着いた雰囲気です。本堂の中におられた弥勒菩薩半跏思惟像のそっと手を頬に添えて微笑みを浮かべているお姿は、天女のような美しさと気品をそなえておられました。ちょっとまねして、やってみたりして。

 中宮寺の後は昼ご飯を食べるために、とりあえずお寺の外に出ましょうということになりました。真夏のような暑さのなか、空腹を抱えた一団は出口をめざしてひたすらなが〜い白い砂利道を歩く。

 まりさんが「さっきからずっと歩いているのに門が全然近づかない!」と。確かにはるか遠くに門が見えるものの、一向に近づかない。まるでムービングウォークを逆走しているかのような気分。

■法輪寺の楊柳観音像

 ふっくんさんが「このお寺はお得ですねえ」と言っておられましたが、一度行った事のある方ならぴんとくるはず。飛鳥時代の仏像が、全部手の届くところに並べられているのです。このお寺ほど仏像を身近に触れ合えるところも、めずらしのではないでしょうか?

 なかでも楊柳菩薩像(名前がちょっと間違ってるかも)。これは他の像とは別に、四隅の一角にみかん箱くらいの位の台にのっている身長2メートル位の仏像で、やはり面長の美しい顔をしておられました。台が小さいので10センチくらいまで近づくことができ、近づいて見上げると、自分の顔が観音様の手の下にきて、なんだかとってもありがた〜い気分になれるのです。この見方おすすめ。

 ここにも聖徳太子二歳像があり、やっぱり、賢すぎて怖いかんじ。なんでも太子が二歳の時この賢そうなお顔で「南無仏」と唱えたそうな。Tommyさんが「自分の子が2歳で 『南無仏』なんて言ったらかなり怖い〜」と言うと、皆笑って同意。

■法起寺でぼ〜っと

 散策の締めくくりは、法起寺の休憩所で松の花粉がぶわ〜と飛ぶのに感動しながら、ぼ〜と雑談。ごろんと昼寝したくなるような、のんびりとした心地よい時間と奈良散策でした。

(レポート:あきこさん)



■法隆寺

 新横浜6時18分発ののぞみ1号に乗車。日頃の睡眠不足を車中で補いつつ大阪から一路法隆寺へ…。大阪から30分足らずで大和路ののどかな風景が広がり始めました。

 JR法隆寺駅には参加者の皆さんが既に集合しておられました。ぴっぴさん以外とは当然皆さん初対面でしたが、駅前で簡単に自己紹介して法隆寺までの道すがら、短時間のうちにも会話が弾みました。やはり同好の士ということで打ち解けるのは早いなぁ…と毎度のことながら感心です。年齢分布を見るとぴっぴさんと自分が修学旅行の引率の先生って感じでしたが…(ぴっぴさん、ごめんなさいね〜)

 法隆寺への参道の手前にある法隆寺iセンターで、ちずさんが予約していてくださったボランティアガイドのNさんと顔合わせ。Nさんは、iセンターのHPの作成もされていらっしゃるとのこと。語り口も穏やかで、高校時代の点数の甘い日本史の先生っていう風情です(これで引率の職員は3名になりました)。

 法隆寺南大門、伽藍全体の説明から、いよいよNさんのガイドの始まりです。最初に訪れた金堂には止利仏師作の釈迦三尊を始めとして早速仏像フェチには垂涎の的の像が並びます。Nさんの説明は丁寧なだけでなく、持参している大きな懐中電灯でポイントを照らしてくれたり、手持ちのファイルから拡大写真を示見せて説明してくれたりと大変わかり易かったです。

 金堂の次には五重塔。五重塔のシルエットの美しさの秘密に思わず納得。実は帰りに新幹線から東寺の五重塔を見ましたが、なるほど美しさという点では法隆寺が勝っているようです。美しさの秘密は一言で言うと二等辺三角形。この時間から数学の話は辛いので、あとはみなさんで考えてね〜!(手抜き?)

 この頃から我々の周りに何やらおじちゃん、おばちゃんの集団が…。Nさんのガイドぶりに、他の観光客まで惹き込まれてきたのです。何しろNさんの腕には「ボランティア」なんて書いた腕章があるもんですから。「ボランティア=無料」っつうことで、その辺はさすがに目ざとい! モチロンそれだけガイドがいいっていうことでしょうね。

 次に訪れたのが大宝蔵院。百済観音安住の殿堂を造るという法隆寺の永年の悲願によって建てられたものです。ここにもスラッと長身で優しいお顔の百済観音のみならず、他にも夢違観音、玉虫厨子等の役者が揃っていました。しかし、ここにあった聖徳太子二歳時の像、これど〜みても可愛くないよなぁ…ってくらい目付きが悪かったです。

 法隆寺もいよいよ終盤。本日のメインの一つ、夢殿に向かいます。まずは夢殿をバックにみんなで記念写真をパチリ!

 ここでは丁度特別公開中の、秘仏救世観音を拝むことが出来ました。暗い夢殿の中ですから、目が慣れてくるまではなかなかよく見えませんでしたが、徐々にそのお姿がハッキリしてきます。聖徳太子と等身大ということですが、そう考えると太子はかなりの長身だったことになります(ちなみに先ほど観た金堂の釈迦如来も、やはり聖徳太子と等身大ってことです)。背丈はともかく、聖徳太子ってこんな方だったんだろうなぁと思わず納得するような、穏やかで優しげな微妙な笑みをたたえて救世観音は静かに佇んでおられました。

 さて、これでようやく法隆寺の拝観が終わりました。既に自分は相当の空腹感を覚えていましたが、ここは一気に中宮寺! ガイドのNさんは更に中宮時へと我々ご一行様を案内してくださいました…。

■中宮寺

 散策会ご一行様に、どこの誰かもわからないおっちゃん、おばちゃんが加わった総勢約10名は、ガイドのNさんの案内で夢殿を後に中宮寺へ向かいました。中宮寺では山吹が今を盛りと咲き誇っており、尼寺らしくこぢんまりとしながらも清楚な雰囲気を演出してくれていました。

 ここ中宮寺にはつい先月、上野でお目にかかった菩薩半跏思惟像が戻っていらっしゃいます。更には奈良国立博物館に保管されていた天寿国繍帳も久々のお里帰り。またまた更に東京国立博物館に保管されていた紙製文殊菩薩立像までも我々を歓迎するかのように一時帰還をしていました。これらが中宮寺で一同に会するのは実に半世紀ぶり。恐らく今後はもうないのではないか…という程のラッキーな巡り合わせだったようです。

 文殊菩薩は、これが本当に紙製?? という程丁寧な作りです。紙製の仏像なんて他では観たことないのでちょっと驚きでした。天寿国繍帳は、いつもはレプリカの展示なのですが、本物はやはり違います!〜〜〜と思えるような眼力は当然自分にはありません(^^ゞ ただ取り敢えずツイているなぁということで気分良くしていました。

 やはり中宮寺と言えば菩薩半跏思惟像でしょう! 上野では間近に接近してつぶさに拝むことが出来ましたが、ここでは遠巻きに拝むことになります。それでもやはりこの仏様は中宮寺の本堂にあってこそその優しさ、美しさが一層引き立つ感じがしました。斑鳩に来たら絶対にはずせない仏様です!

 さて中宮寺では一つ解決しなければいけない問題がありました。中宮寺と言えば尼寺。そう! 尼寺に男子トイレはあるかという、あの懇親会で提起された問題です。境内をキョロキョロしたところトイレマークはありません。受付の女性に、勇気を奮って尋ねました。

「あの〜トイレはありませんかぁ?」・・・「あぁトイレは夢殿の方に戻ってもらうしかないんですよね〜ここにはありません。」

 ・・・結論「尼寺には男子トイレはない!」今回の散策会における収穫の一つです^^;

 トイレ問題に一応の解決を得たところで、時計を見ると既に1時半。当初2時間程度とされていたNさんのガイドは、既に3時間半を経過していました! ど〜りで腹が減ったわけだ…。Nさんとはここでお別れ。丁寧でわかり易いガイドにこの場をお借りして改めて感謝! と言っても本人には伝わらないか…。しかし法隆寺行くなら絶対お勧めですよ! タダだし(*^。^*)

■柿ソフトクリーム

 さて、「昼に何を喰うか!」という問題は、散策会においては重要且つ永遠のテーマの一つと言っても過言ではないでしょう(何かここだけヤケに力入れている?)。その点から考えると、法隆寺の近辺には残念ながら小洒落たお店はありません。門前にはいかにも観光客相手の食事処というお店が並んではいますが…。しかしそんな中で、「柿ソフトクリーム」の幟を発見! 法隆寺と言えばやはり柿ですよね〜! これは何となく期待が持てるのではないか、と皆の意見が一致。ただソフトクリームだけってわけにもいかないので、取り敢えず筋向いのうどん屋に入って「名物」梅うどんを始めとした麺類で空腹を解消することにしました。

 振り返ってみたら、集合時間からここまで殆ど立ちっ放し。空腹もさることながら、初夏と言った方がいいような陽気で体力も消耗していましたので、腰を下ろしてやっと一息ついた感じです。二手に分かれてしばしお喋りに夢中になりました。そこの食事は…う〜ん麺類にはコシがなく、ちょっと??? って感じです。「名物」でハズすのは先日の懇親会における「トマトのコンポート」でも既に実証済みですが…。

 そうなると、これも「名物」柿ソフトクリームは期待倒れになってしまうのか? 個人的にはそんな一抹の不安を胸にいよいよお店に突入です。

 自分の不安は全く予期しない形で的中してしまいました。全7名、一斉に柿ソフトを注文。女性陣に行き渡った後、自分の分がなかなか来ません。やがてお店のお姉さん「すいませ〜ん。柿を切らしちゃったのでバニラでいいですか?」(;_;) 従って柿ソフトについての公式コメントは自分には語れません。ただ、お店の方の粋な計らいで、底の方に最後の一絞りの柿クリームが入っていたので、少しだけ、バニラとは違う甘さと渋さのコラボを感じました。

 でもやはりよくわかりません(^^ゞ ここのコメントは他の参加者にお願いしますです。

■法輪寺・法起寺

 空腹も治まり、いよいよ散策会も終盤。一同は法輪寺、法起寺に向けて歩き出しました。この辺りは高い建造物と言ったら寺の塔だけで、空がやたら広〜く感じられます。しかもそれがまた雲ひとつない快晴なものですから、もう青空に何の邪魔者もなし! 斑鳩の里ののどかな風景は、日頃喧騒の中にいることをしばし忘れさせてくれます。道端に咲く花や畑で農作業する地元の人、ウグイスのさえずり(テープで流しているんではないかと思うくらい正しい“ホーホケキョ”なんです)…ここでは時間もゆったりと流れているようです。いつまでも変わらずに残っていて欲しい風景です(もっとも宅地造成の波はこの辺にもしっかりと押し寄せていました。不動産屋の幟もかなり立っていましたし(>_<))。

 観光旅行・修学旅行の定番である法隆寺に比べて、歴史的にはそれほど変わらない程の由緒を誇る法輪寺や法起寺は、訪れる人もまばらです。共に大分こぢんまりとしたお寺ですが、いい風合いで寂れた感じを醸し出していました。

 法輪寺には法隆寺金堂の釈迦三尊と同じ止利仏師の手によるご本尊、薬師如来坐像がありました。法隆寺は離れてしか見えませんが、ここでは手を触れることが出来る場所に坐しておられます。モチロン手を触れてはいけません。立て札に「手を触れてはなりませぬ」って書いてありました。「なりませぬ」ってところがキュートです。

 法起寺には飛鳥時代建立の現存最古の三重塔があります。これも国宝です。これほどの貴重なものが訪れる人も少ないこの場所に何気にポンッとあるところに斑鳩の底力を感じてしまいます。ここには我々以外には若いカップルが一組だけ。う〜ん、何故彼等は法起寺を訪ねようと思ったのでしょうか? あまりに渋いチョイスです。個人的には、他にいくらでも観光スポットがあるのに法起寺に来るようなカップルは、何か応援したくなります。まぁ向こうにとっては余計なお世話でしょうが(^_^;) もしかしたらカップルにとって散策会ご一行様は邪魔者だった?

 法起寺の境内の休憩所に座ってしばし雑談。もう法隆寺駅まで歩いて戻る気力はぜ〜んぜんなし! ちずさんがタクシーの手配をしてくれました。最後まで幹事さん、どうもありがとうございます! 歩いた距離もさることながら、結構日差しにやられたかもしれません…。いやぁコパトーンのパーフェクトUVカットミルク(SPF50)を塗っておいて大正解でした………。あっ、ウソですよ。娘に内緒で使ったら張り倒されますから。

 帰りの新幹線、当然のように酒類を買い込み、一気に流し込んだらこりゃぁもう新横浜まで爆睡だぁぁぁ…と思っていたら、体の火照りと濃厚な散策会の余韻のせいか、静岡の手前で目が覚めてそれ以降は眠れませんでした(^_^;) それだけ楽しかったってことでしょうね!

(レポート:ふっくんさん)



■散策会

 法隆寺は、確か学校から行って見学しているはずなのですが、どうも小学生だったか、中学生だったのか覚えていません。興味無かったのでしょうね(汗) 今回、ガイドさんのお陰で新たな発見と法隆寺に少し近づく事ができた気がしました。

 私としてはかなりみっちりと教えて頂いて、途中頭が飽和状態になりましたが、なるほど〜! と思う事ばかりで、気付いたら当初の予定よりシュッケツ大サービス4時間弱説明してもらってました。斑鳩の里ボランティアの会万歳! です。

 説明内容につきましては、割愛させて頂きます。バトンタッチ(←人任せ^^;)

 法隆寺のナナフシギが有るような事を聞いたので又訪れて、この目で確かめたいと思います。その時には今回大活躍の´見た目探険隊´こと、『ライト』持参です。マイライトとでも名付けまして、肩からかけて出かけたいと思います。

 日頃の行いがよかったのか、晴天もそうなんですが、なかなかお目にかかれない仏像や、刺繍を見る事ができました。有り難い事です。時間、空間を飛び超えてあなたに会えました。という感じです。ちょっとの間余韻に浸りながら、日頃の雑踏から離れ、やっぱりこういうのが好きなんだなぁーと思います。これから昨日習った復習をしたいと思います。

(レポート:めぐさん)



■散策会

 初対面とも思えないほどすぐに打ち解けて、さすがお寺好きの仲間ならではですね。長時間・長距離をともに歩いて、学んで、そして楽しく過ごせて大感激でした。

 なかでも、ちずさん、めぐさん、あきこさん、tommyさんの会話やコメントが、なんともやわらかな関西弁の響きで奥ゆかしく、私は惚れぼれと耳にしていました。古都斑鳩のお寺巡りには、鶯のさえずりとともにぴったりのサウンドでした。聖徳太子(と四夫人)のお話しぶりもこんな感じだったのでしょうか。関西支部散策会に参加させてもらったからこそだわ〜と嬉しく聞いていました。

 実は私、当日がギックリ腰4日目だったものですから←(みなさんが優しくて、うるうる)「世界平和」も「人類の幸福」も、すみませんが後まわし、釈迦三尊様にも、百済観音様にも、救世観音様にも、弥勒菩薩様にも、ひたすら「わが腰痛快癒」のみを祈願するありさまでした。なんや〜うちら「とげ抜き地蔵さん」でも「おびんずるさん」でもないんやけどなぁ〜と、心狭くは思われなかったようで、いつになく痛みが早く引いてすっかり治していただきました。ありがたいことです。斑鳩の仏さまはギックリ腰に効く・・・ようです。

 いにしえから今日まで、この仏様達にどれだけ多くの人々が様々な願いを祈ってきたことか。そんなことを思いながら、法隆寺から法輪寺へ、さらに法起寺へと向かって歩きました。なんと空の広いこと。その下に広々と農地がひろがり、イチジクの木や柿の木には若葉が伸び始めています。畑ではソラマメやエンドウの花盛り、間もなく豆がたわわに実るでしょう。めぐさんが「あ、ぴーぴー草!」と、見るとレンゲのそばにスズメノテッポウが群生しています。そうそう、この穂を抜き取ったところを吹くとぴーぴー鳴るのよね、懐かしい。

 歩きながらふと顔を上げると、斑鳩ではお寺の塔が見えます。夕方お寺の鐘を聞いて畑仕事を止め、塔に向かい頭を垂れて祈る一日の終わり。ミレーの「晩鐘」の絵が浮かんできました。文化を超えて在るつましいけれど幸せな人の営み。こんなイメージが膨らんでしまう(ふっくんさんの目にもとまった不動産屋の幟に目をつむれば)斑鳩は祈りの里と感じました。旅人の勝手な思いかもしれませんが、こののどかさがいつまでも保たれるようにと私も願わずにはいられませんでした。

 おみやげをひとつ。ボランティアガイド氏に教わった「法隆寺が今日まで残った三要因」を報告します。

  • 地理的に都(政治)の中心部から少し離れていたこと
  • 時代を超えて聖徳太子への人々の敬慕の思いが強くあったこと
  • 300年ごとの修復を継続してきたこと
 千年を超えて残したいというものを計画中の方は、どうぞ参考になさってください。

 おまけをひとつ。

 昭和24年、金堂の障壁画は模写作業中に電気座布団から失火して、一部を残して焼失してしまいました。その焼けたものはそのままの状態で保管されているそうです。法隆寺境内図では東大門の北、古材収納庫に置かれていて、中に入ったことがあるガイド氏によると、焦げた臭いが今もするとのことです。焼け残りを捨てるわけにいかないところがさすが国宝と納得。

(レポート:ぴっぴさん)



■関連リンク

法隆寺iセンター(ボランティアガイド)






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