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第1回 「相国寺別院坐禅会・龍源寺写仏会」散策会 (05/02/12)

 コース:相国寺別院(坐禅会)〜龍源寺(写仏会)
 参加者:りえさん(幹事)、小夏さん、ふっくんさん、ニョウォンさん

龍源寺 ■相国寺別院(坐禅会)

 最初に訪れた南青山の相国寺では、まず有馬ョ底管長からの講和がありました。漢文のテキストが妙に懐かしかったです。関西弁の語り口は何とも説得力と親近感がありました。その後の座禅会では私の他にも初めての方が多く、お坊さんから最初に呼吸法などご説明いただきました。心地良い緊張感を楽しみ、足の痺れに耐えながらの座禅は、日常のストレスやモヤモヤから開放されて清涼感を感じました。ニョウォンさんはさすがに慣れていらっしゃいますね。昨日も鎌倉円覚寺で座禅を組んだ後に駆けつけていただいたそうで、ありがとうございました! 私はまだまだ体が硬直して余計な力が入ってしまいましたが、家でも少しずつやってみようかな、と思っています。

■龍源寺(写仏会)

 場所を三田に移動して龍源寺で写仏を体験。お手本の上に半紙を被せて上から筆でなぞって行くのですが、これが結構緊張します。髪の毛や飾りや光背を描いていくと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。お手本は観音菩薩だけでしたが、思わず「地蔵菩薩ならもっと楽かなぁ…取り敢えず髪の毛無いし…千手観音はパスしたいよなぁ」などとバチ当たりなことを考えてしまいました。(結局小夏さん以外は時間終了までに描ききれず、私は今朝家で描き上げました。)都会の真ん中に在るとは思えない静寂の中で墨と筆で仏様を描いていると、これもまた不思議なくらいに心が穏やかになっていきます。いやぁ非常にいい体験をさせていただきました。

■散策会の風景

 座禅と写仏の合間に食事をしたり、写仏の後でお茶していろいろお話させていただきましたが、これが上記の体験に劣らずとても素敵なものでした。ニョウォンさんもりえさんも小夏さんも大変いい方ばかりで、会話がとっても弾みました。興味の対象は人によってさまざまなのですが、それによって話題に発展性が出来て、久しぶりに会話を楽しめた気がしました。つい2,3週間前には全く接点のなかった仲間がこうして集って、充実した一日を送れたことはとても素晴らしいことだと思います。改めてこのMLに参加させていただいてよかったと思いました。

(レポート:ふっくんさん)



■散策会

 みんないい方で、ユーモアにとんで、大変有意義な1日を過ごしてまいりました。それぞれ違った見方でいろんな発見があり、とても勉強になりました。

 最初の相国寺は南青山のしゃれた場所に質素に手入れが行き届いていて、きれいな青空のもと、開けた黄色い芝生が白いレースのカーテンごしに輝いていて心落ち着く空間でした。小夏さんが経典? の漢字がならんでいるのを「これ漢文かな〜」なんてかましたり、(他になんだよーと突っ込んだ)とらやのお菓子の紙がはさんであって、「これ、当たり!?」なんて言ってて、おっかしくておかしくて、読経してるときも笑いがこみ上げてきて、咳払いでごまかしつつ、肩が震えていました。

 写仏は時間が間に合わなくて、走って走って、とてもいい運動になりました。「これも修行のうちだ〜」とかいって。(笑) みんなはじめてでしたが上手にかけて、いいおみやげになりました。お寺も落ち着いた、いい雰囲気でした。

 それから、三人でお茶しました。結構盛り上がって、ふっくんが表情を変えずにジョークをかましながら仏像について話し、小夏さんが目を輝かせてお坊さんの話をし、持っていったほーりーさんお勧めの、ひろさちやさんの仏教早わかり百科の本で、拾い読みしながら語り合いました。

 ふっくんと別れて、小夏さんと友人のお店に行ったので、宋雲寺には行きませんでした。

 ほんとに出会えてよかったです。ほーりーさん、HP作っていただいてありがとうございます。みなさまも、いつかお会いしましょう。

(レポート:りえさん)



■散策会

 乗り換え電車では「逆方向」を指差し「あっち」 お寺探しでは「こっちじゃない?」と在らぬ方向へ散々トラップをしかけた小夏。皆さまには大変お世話になりました。(汗だく多謝)

 はじめてのお使いならぬ「はじめての座禅」は、瞑想無想どころか「微動だにしないけど、実は失神してるんじゃないの自分?」というぐらい「ほけー」っと時間が流れ(朝眠いだけだったんですが)、お庭は禅寺らしく簡素で朝の光が注がれ、なんとも形容し難い静寂と静謐とした趣があり、大変満足致しました。最後はお抹茶とお菓子でALLオッケー(煩悩のかたまり)

※りえさんレポート通り「とらや本店」の菓子包装紙が教本になんでやねん! というタイミングではさまれており、「おおっ!! 当たりか? なんか景品くれるんだろうか?」と密かに「啓示ですか?」と舌なめずりをしていました・・・・。

 場所を変え、白金高輪の龍源寺様ではこちらもはやる気持ちを整えつつ写仏体験! ここではりえさんが筆を人数分用意していて下さり、用意周到、心使いに感謝致しました。ありがとうございました。m(__)m 私は比較的線の少ない観音様の画を選んだので時間内で終りましたが、りえさんふっくんさんの仏画は大変繊細で技術的に高度な絵でしたのでそれでも美しく書き上げておられ感動致しました。

 「しばしお茶をして体を温めましょう」とこじゃれたカフェで喫茶を致しました。この「喫茶」という語源も実は「仏教:禅語」なのだという事も、ひろさちや著の書籍で知る事ができました。(収穫ですね(^_^))

 時間というものが「有限」であり私達が肉体を持ち、その流れの中で生きているのであれば、精一杯感動と共感と体験を重ね、味わい積み重ねて行くことで心の中で熟成させ、「無限」という尊い財産を培ってゆけるのではないでしょうか・・

 そんなことを思い、帰路に着きました。このような出会いを与えて下さった管理人ほーりー様にも感謝。そして同好の仲間にも大感謝!! これからもたくさんの素晴らしい出会いと体験が訪れる会でありますよう(^o^)丿
 そしてみなさまもぜひこの春を機会に外へ出向きませんか? その時はどうぞ宜しくお願い致します。つぎにお会いできることを祈って。。。

(レポート:小夏さん)



■関連リンク

相国寺別院「東京維摩会」
龍源寺





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