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巴陵院
電話
0736-56-2702
一泊二食6825〜9450円
アクセス
南海高野山ケーブル「高野山駅」下車、「一心口」バス停下車、徒歩1分
駐車場
8台駐車可能
収容
客室17室
巴陵院は『はりょういん』と読みます。国民宿舎になっています。食事は精進料理、朝のお勤めもあります。
巴陵院さんに二度ほど泊まったことがあります。小さなお寺で、高野山の他の宿坊が高級旅館のような立派な設備や食事を提供している中では、異質というかむしろ素朴な感があります。
1.精進料理はお膳ひとつに、飯・汁・香の物とあと一品くらいだったと思います。食事は本堂の一室に用意されるので、部屋から食べに降りていきます。
2.お部屋は寺の裏に建っている鉄筋の合宿所のような建物の中にあります。個室です。
3.朝の勤行では、毎日護摩を焚いています。参加できます。
食事については品数が少ないと怒った人もいたそうで、質素そのものです。お部屋も清潔で宿泊者が来る前に部屋に香を焚いてくれますが、旅館というよりは民宿といった感じです。したがっておもむきのある部屋で、庭を眺めながらおいしい精進料理を、といった目的には向きません。
ただお山の上で静かに、日常から離れて自分を見つめなおしたい時には良いかと思います(私もそれでしたから)。料金が6500円(プラス税)でしたか、この金額が設備や食事内容に比して、高いと感じるか安いと感じるかは、泊まる人の目的しだいということでしょうね。私は初回は3泊して山上でゆっくり過ごしてきました。
寺の方たちも、とくに話しかけることもなく一見無愛想な印象を受けますが、お話しするととても気持ちのいい方たちでした。
また2回目は、大晦日から元旦にかけて宿泊しました。
大晦日の夜に、本堂で修正会という新年の儀式がありました。元日の朝は山上の各寺院からお坊さんが出て、伽藍の金堂と奥の院で修正会を行うので、高野山の各寺院は大晦日に自分の寺の修正会を執り行うのだそうです。護摩を焚き、いろいろ儀式があって、最後にお屠蘇をいただきました。そのときの宿泊は20人くらいでしたが、全員参加していました。本堂には大きなストーブがありましたが、さすがに夜はむちゃくちゃ冷えるので要注意です。
元日の朝は弁天嶽(高野山の最高峰)に連れて行ってもらえます。希望者は前夜に参加を申し出ます。10人くらいでした。朝5時すぎに寺を出て、大門まで歩いてそこから弁天嶽に登りました。片道40分くらい。山の上にお社があって、巴陵院の若いお坊さんがその前で、護摩を焚きお経をあげます。町の人(この社の世話をしている人たちのようです)数人がお供えのお菓子やお酒を持って一緒に上がってきて、お酒もすすめられ、少し体が暖かくなりました。あいにく曇り空で初日の出は拝めませんでしたが、貴重な体験でした。
お坊さんに聞いたところでは、「高野山も年々暖かくなっていて、お正月でもそれほど雪は降らなくなりました」とのことです。たしかに年末の雪が少し残っていた程度でした。
お寺の食事は大晦日は年越し蕎麦が付きます。元旦はお雑煮付きでした。お出汁がおいしかったですね、同宿の人がみんな言っていました。1回目に泊まったときよりも品数がすこし多くて、お正月がおすすめかもです。(宿泊代は普段と同じでした)
金堂や奥の院で行われる修正会も見学して山から降りてきましたが、お正月の高野山は普段のような観光バスの列もなく、静かで情緒があってよかったです。金堂前では葛湯と樽酒、奥の院前では甘酒の振る舞いがあり、いろいろ楽しめたお正月になりました。あれから2年、また行きたいと思っています。
巴陵院は全国で2箇所しかない国民宿舎の宿坊です。早朝宿泊者のために護摩を焚いてくれ、修験者が読経していただけます。僧侶が「ローマは一日にしてならず」と日々の努力が重要であると話していました。
和歌山高野山の巴陵院(国民宿舎)様の情報ですが、サイトに書いてあった一人6800円の料金ではなかったです。ひょっとしてオフシーズンとかの関係なのかも知れないし、宿坊のご主人には聞いていないのではっきりと申せませんが、自分の時はこうだったという体験と経験を報告させてください。
自分は初めてですが、2010年5月5日に一泊致しました。3月に予約したのですが、電話で宿坊の方がまず書留で予約金2000円を送付してもらいたいと、それが届いてから予約成立になりますとの事。そしてハガキで日付、予約金を領収いたしましたとの事と場所の案内が書いたものが届きました。
当日は春の結縁潅頂という儀式が金剛峯寺様のほうで行われているので、そちらに参加。宿に連絡せず、荷物を持って金剛峯寺さまの金堂に直行。こちらでも儀式の間だけ荷物は預かっていただけますが、こちらにお泊まりの方は巴陵院様でチェックイン前に荷物は預かってもらえるので、遠慮なく電話して預かってもらいましょう。私はこういうとき考えすぎて電話するのを躊躇してしまいましたが、心よく引き受けていただけますので安心されるといいと思われます。
長くなりましたが宿代は7835円で、ペイ当日はここから予約金の2000円を引いた差引の5835円を納めるようになっていました。領収書もいただけます。
当日は儀式と連休の最終日のせいもあって、閑散としていました。私独りと老夫婦が2組でした。風呂も結局3人で使用したのできれいな感じでした。温泉ではなくステンレスの風呂にジェットの泡が吹いている部分と普通の処とがあります。いうなれば、家庭の御風呂です。ちょっと広めの。シャンプーも石鹸も常備で体重計もありました。
食事は決められた部屋で、部屋番号が書いてある札が床に置かれておるのでそこでいただきます。他所の宿よりは量は少ないです。しかし、ご飯を食べに来たわけでないのであまり気にならなかったです。飯が目的なら他所をお勧めいたします。ご飯は御櫃に2杯は食べれる量はあります。質素な精進料理でした。自分の時はごま豆腐も高野豆腐もついていませんでしたが、いつも家で食べている品だったので、体の調子を崩さなくていいと思います。
朝の勤行に参加いたしました。電気がついていなく、真っ暗で畳の御堂(自分たちが座っていたところは普通の部屋みたいだった)ですが、和尚さまたちが礼拝される処は自分たちの部屋の奥のほうでして、真ん中に戸があってその御姿は見れません。それが終わると御話がありますが、私の経験上、何かお願いごとがあるほうが参加しても意味があるかもしれません。一般的な御経でなく本当のプロの方が読まれるような感じを受けましたので、そのほうがいいかもしれません。
そのあとは朝食です。本当量が少ないですけど、十分おなかいっぱいです。と言うかこれで文句言う人がいるとすれば、何しにいらっしゃっているのか、自分には理解に苦しむという文字が浮かびます。
チェックイン 16:00−17:00
入浴時間 16:00−20:00
夕食 17:30−19:00 原則精進料理
門限 21:00
消灯 22:00
朝の勤行 6:30−7:00 毎朝護摩を焚きます。護摩師不在の時は通常読経
朝食 7:00−8:00
チェックアウト 10:00
住職様は脳梗塞で倒れられてお体が少し不自由なので、あまり用事を頼むとちょっと心が痛みましたので、また次回は考えて行動しようとおもいます。部屋にテレビもラジオもありません。日記みたいなのがあって自由に書いてもいいです。ペンは置いてないので書かなかったんですけどね。
本も一冊ありました。お湯ポットと急須、湯呑みがあります。灰皿もあります。テレビは御堂と宿泊施設になった建物の連結の処に一台あります。マンガもありますが宗教関係のしかありません。
あと回向もお願いできます。護摩あり、お願いごとを書いて祈祷もしてもらえます。私は2000円で回向をお願いしました。阿字観もやってるようです。家に帰る途中でわかりました。宿も大々的にこうしてますとかの御知らせはやってないので、なんとなくひっそりって感じです。
自分の御経本を見せるとこれは何回読むとかいろいろ教えてくださいますので、もし真言宗に少しでも知っている事があれば、そのほうがお話は弾むと思います。自分も菩提寺がたまたま真言宗だったので、話が少しはわかりました。
何もない宿でしたが、またリピートしようかと考えております。長々と長文で失礼いたしました。
秋の結縁潅頂に出かけました。また巴陵院様に泊まりました。どうもご縁が深いか自分が新しい事をしないタイプか? はたまた住職様を贔屓にさせて頂いているのか・・。常宿になりそうです。余談です、すいません。
結縁潅頂は3千円を納めるのですが、春の時は金堂の近くの受付で納めました。今回は金堂に行く前に先に御宿に荷物を預けに寄って、今から結縁潅頂を受けに行くと話すと、ここでお金を納められますというので納めました。すると預かり証のようなものですが、ラミネートされた紫のカードを渡してくれます。なんと書いてあったか分からないですが、結縁潅頂・金剛峯寺とあったような気がします。
それを受付で渡すと良いと言われましたのですが、初めての事と朝がえらい早かった疲れでへーーーっと呟くものの理解が遅く頭の中も真っ白けで受付へ行くと’どこでこのカードを頂きましたか’と聞かれましたので’巴陵院様’ですと告げました。受付の僧侶の方が他にもそのカードを整理していたので、多分山内の宿坊共通の事なのだと思います。手間を省く為にあるものだと思いました。
あと気がついた事は巴陵院様で2泊された方が言ってましたが、2日目の晩御飯に天麩羅がついていたそうです。もちろん精進料理と思います。人様のおかずを見つめる訳にいかないので、地獄耳だけにしました。春に泊まった時に回向をお願いしましたのですが、料金は二千円ですと仰ったのですが、月牌と言って月命日で祈ってくださる事が分かりました。しかし私も仏事はとーんと分かっていないので、住職様によーく質問される方がいいです。私みたいにボサーっとしているといかんと思います。
夜は住職が翌朝の勤行で使用される護摩木を、小さいナタのようなもので自作されておりました。それを聞いた時手間かかってるんやなと感動しました。
何度も言いますがおいしいご飯は他の宿坊へ! こちらは風の便りで聞いたのですが、もちろん高野山真言宗ですが修験道(行者さん)系の意味合いが強いと言われましたので。どこもそうですが、ここの朝のお勤めのお経がなんだかインパクトが強い感じがしますので、ご飯より祈り! という方はお勧めします。基本自分はご飯よりお勤めです。おいしいご飯はいつでもどこでも食べれます、という主義でしょうか。
2010年のお盆に高野山・巴陵院に宿泊してきました。お盆の時期は最も参拝客が多いと伺いました。2泊3日のうち、1泊目は自分以外は外国の方が10名ほど、2泊目は外国の方と日本の方が半々で計15名ほどでしょうか。外国の方の言葉を聞いていると英語圏・ドイツ語圏・フランス語圏からいらっしゃっているようです。
予約は高野山宿坊組合の予約フォームから申し込みました。宿坊の指定が無い場合は自動的に割り振られるようです。もちろん、宿坊指定も可能で(第3希望まで)、私は宿坊研究会様のサイトを参考にして、巴陵院を指定しました。
チェックインの時間が16時-17時と限られているので、一日目は観光もそこそこに宿坊へと向かいました。使うことはなかったのですが、出発前に宿の電話番号を控えておくといいです。宿泊代は2泊3日したので、7,835円×2日分です。私の場合は、2日目の朝に2泊分を支払いました。
客室は6畳ほどの広さ、テーブルにポット・急須・湯のみが設えてあります。床の間に季節の花と切り絵が飾られていました。期間限定か常設かはわかりませんが、切り絵は金剛峰寺や奥の院でも宝珠・寿など様々なデザインが見られ、私の部屋は干支の虎でした。
食事はみんな広間に集まって頂くというスタイルです。精進料理はご飯に汁・菜・漬物・ごま豆腐・果物等という内容です。素材の色や形ををそのまま生かすように調理されており、見た目は素朴ですが手の込んでいることがわかりました。毎日食べられたらかなり体調が改善されそうな献立です。もちろん、十分お腹一杯になれる量です。
お風呂は広さ6平方メートルほどのステンレス風呂です。石鹸やシャンプーは備え付けられいます。タオルや化粧水などは持参のようです。
壁が薄いようなので隣の話し声が気になりましたが、22時の消灯時間を過ぎたらシーンとなりました。寝つきの悪い自分にとっては、マナーの良い方ばかりで助かりました。
朝6時半より護摩祈祷が行われます。自身は真言宗徒でなかったので、1日目と2日目でお経が違うかどうか尋ねられた時、うまく答えられませんでした。自分には同じように聞こえましたが、違うものだったそうで・・、残念・・・。でも、真っ暗な空間にロウソクだけの灯りでお経を唱えているところは、いかにもお寺に泊まっているという実感を受けます。
2日目は万燈供養会の日だったので、奥の院へ行ってみてはと住職様に勧められました。その日は6時以降もバスが増便されていましたので、交通手段には困りませんでした。夜間の奥の院は参道がローソクの灯りに照らされて、とても神秘的でした。
以上、自分の体験談でした。巴陵院は普段の喧騒から離れて、静かに過ごすにはうってつけの宿です。また、高野山はあまり宗門を気にすることなく行くことができます(現に海外の方も多いです)。また行ってみたいと思います。
2012年の2月に巴陵院さんへ宿泊しました。友達と2人で初めて高野山を訪れました、宿坊はこのサイトを参考にして選びました。
巴陵院は他のお寺と違って少し寂れた感じの佇まいで、そのひっそりとした雰囲気が雪景色に溶け込んでなんとも言えない感慨深いものを感じました。
住職(と呼ぶんでしょうか?勉強不足ですみません)は、とても気さくな方でお身体が不自由ながらも、それを感じさせない位身のこなしも軽やかで明るい方でした。朝のお勤めの後も沢山お話も聞かせて頂き、質問にも解かりやすく答えて頂きました。
食事もとても美味しかったです。私たち二人の体格を見て気を使って頂いたのでしょうか? 二人でご飯3杯づつ食べてお櫃を空っぽにしてしまいました。汁物もお漬物も全部美味しく頂きました。
私はアメリカに住んでいるので頻繁には行けないのですが、次に行くなら又ここにします。
1階に沢山仏教についてのマンガがおいてあったので、夜はそれを寝床にどっさり持ち込んで読みました。このマンガが翌日の高野山探索、そして奈良の寺社巡りに大いに役にたちました。今度行くときまでに現在勉強中です。
あなたの寺社体験談を募集中です。よろしければ
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