花火の本 (冴木一馬)
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夜空にとどろく轟音と閃光。打ち上げ花火が空舞う瞬間は、きっと誰もが胸躍らせることと思います。
しかしきれいだなとは思っても、種類までは区別がつかない。丸く光る花火。線を描く花火。ぽつぽつと破裂する花火……。きっとそれ以上の区別は無粋と、ただありのままに楽しめればそれでよいでしょう。
でも、せっかく自分が見ている花火が、どんなものか分かったら。せめて「菊」「牡丹(ぼたん)」などの簡単な区別がついたら。恋人と二人で見ているときにぽつりと(あくまでぽつりと)語れれば、相手も「へ〜、物知りだね」とあなたを見直してくれるかもしれません。
写真がきれいで、眺めるだけでも楽しい本です。意外に知られていない花火の歴史も載っています。せっかくだから、デートの予習に。たまにはこんな本で夏を彩るのも素敵なことでしょう。
(レビュー:ほーりー)

花火の本
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