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第72回 「奈良隠れ寺」散策会(08/05/18)

 コース:近鉄奈良駅〜率川神社〜聖光寺〜特融寺〜昼食〜誕生寺〜高林寺〜紀寺〜法徳寺〜十輪院〜福智院

 参加者:noyesidoさん(幹事)、ちーちゃんさん、shojiさん、あいすさん、大和人さん、ねねさん、hiroさん、
紀寺山門
■奈良隠れ寺

 石仏大好きなわたしにとって、今回は思いがけない仏さまに出会えたことに大興奮でした。

 「誕生寺」の裏庭に無造作? に並べられた25体の石仏。その横の空井戸の中にも石仏が。静かなならまちにひっそりといらっしゃるせいか、大変綺麗な状態で保存されていました。

 もう一つは「十輪寺」の石の地蔵菩薩さまです。国宝の礼堂の奥の石仏龕の中央奥に、本尊の地蔵菩薩さま。左右に釈迦如来、弥勒菩薩が浮き彫りされ、内部や外回りには四天王像や十王像、天女の姿や梵字などが数多く彫られています。創建時には極彩色だったらしく、今も彩色の一部が残っていました。

 中将姫のゆかりのお寺、高林寺では、庵主さまのありがたいお話を聞くことが出来ました。蓮糸で織られた曼荼羅のお話に一同皆感動でした。

 その他、どのお寺も気持ちよく案内していただきました。これもnoyesidoさまの念入りなご準備のお陰だと思います。改めてありがとうございました。

(レポート:ちーちゃんさん)



■奈良隠れ寺

 10時に近鉄奈良駅の行基像前にて集合。その後徒歩でならまち界隈に赴き、率川神社、聖光寺、徳融寺、誕生寺、高林寺、l城寺、法徳寺、十輪院、福智院と廻りました。

 いずれのお寺も、「隠れ寺」と呼ぶのにふさわしくひっそりとした佇まいでしたが、その外観からは思いも寄らない懐の深さがあり、ならまちの奥深さを感じました。

 また不勉強で今まで知らなかったのですが、ならまち界隈は融通念仏宗のお寺が多いようで、新たな発見でした。廻ったお寺が多いので、以下に特に印象深かったお寺についてご報告です。

 徳融寺:赤ん坊を抱いた大変珍しい観音様が印象的でした。

 誕生寺:中将姫誕生の地で、木戸をくぐった裏庭に「中将姫産湯の井戸 」と「極楽堂」があります。その極楽堂へと続くように25体の菩薩様の石仏が並べられており、極楽堂の床下にしつらえられた空井戸の中には、中将姫の両親が子宝祈願をして中将姫を授かったと言われる阿弥陀如来の石仏が安置されていました。中将姫の物語を再現した見ごたえのあるお庭でした。

 紀寺:大変珍しい女身裸形の阿弥陀如来様がご本尊で、西陣織の袴をはいておられました。50年に一度この袴は取り替えられるとか。また脇侍2体の菩薩立像の端正なお顔が非常に印象的でした。

 十輪院:本堂に入るとまず奥の石仏龕に驚かされました。本堂はこの石仏龕を拝むための礼堂として建てられたそうです。左右に釈迦如来と弥勒菩薩を従えた地蔵菩薩がご本尊で、三尊で過去→現在→未来を表しているとの事。見事な石仏龕でした。

(レポート:あいすさん)



■奈良隠れ寺

 朝、近鉄奈良駅地上に集合。徒歩にて率川神社、聖光寺、特融寺、昼食、誕生寺、高林寺、紀寺、法徳寺、十輪院、福智院の順にならまちをまわりました。各所見所満載で、まだまだ奈良は奥深いと思いました。

 特融寺では稚児を抱いた仏像。誕生寺では二十五の石仏と、お堂の直下の空井戸の中のお地蔵様? 観音様? の石仏。高林寺での本格的な御参りと、蓮の糸で編んだマフラー。十輪院の石仏龕(せきぶつがん)という仏壇? 見たいなもの。紀寺の秘仏裸形阿弥陀様。それぞれ印象に残りました。

 魅力有り余る一日でした。一度だけでなくまた立ち寄りたいなと思いました。

(レポート:noyesidoさん)



■奈良隠れ寺

 徳融寺では大変珍しい稚児を抱いた子安観音、誕生寺では極楽堂の下の空井戸の中の石仏、高林寺では庵主さまからありがたい法話を聞き、当麻寺曼荼羅の蓮糸の話。紀寺の珍しい秘仏裸形阿弥陀如来、十輪院は以前に2回ほど拝観に来ましたが法要でだめでしたが、国宝の礼拝堂、本尊の石仏龕(地蔵菩薩)やその他の多くの仏像を拝見できました。今回はnoyesidoさんの尽力で、普段は拝観できない町堂にいけてよかったです。

(レポート:shojiさん)







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