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写経会を選ぶポイント1

初めてでも安心な写経の選び方

 最近は多くのお寺で写経会が行われており、お寺と全く縁のない人でも気軽に写経に参加することができます。

 個々の写経会がどんな感じなのか。それは宿坊研究会の各お寺の写経会紹介ページを参照していただきたいのですが、写経の手順は大まかに言えばほぼ共通しています。そこでここでは写経会を選ぶポイントなどを、挙げてみたいと思います。

○写経道具は揃っているか?

 初めての方であれば、写経道具は全てお寺で用意されている方が安心でしょう。必要な道具には、筆、墨、硯、文鎮、写経用紙、お手本などがあります。こだわる方は、筆は毛筆か筆ペンか、墨は自分で墨をするか墨汁かなどにも目を向けると良いでしょう。

 また定期的に写経を続ける場合、慣れてきたら筆は自分の物を持った方がよいかもしれません。筆の良し悪しは写経を行う上での気持ちよさを決定的に左右します。写経会によってはあまり良い筆が用意されていないこともあります。すぐに文字がかすれたり、一文字書ききらないうちに筆に墨をつけなければならなくなることもあるので、自分の筆を持つことで安心して写経ができます。

○書き写すお経は何か?

 書き写すお経は、大抵は般若心経です。が、ときどき違うお経が用意されていたり、複数から選べる場合もあります。初めての方は文字数も手ごろな般若心経(262文字)で試してみるのが良いでしょう。人によってばらつきはありますが、時間にすればだいたい1時間くらいで写経できます。

 また写経用紙はほとんどが写し紙となっており、お手本を下に敷いて書き写すタイプです。その他には写経用紙そのものに薄く文字が書かれているタイプもありますが、文字が分からなくてもなぞることで写経できますので、初心者だからといって難しいことは何もありません。

○正座か椅子か

 写経会によっては正座で写経する場所と、椅子で写経する場所とがあります。正座をすることで気持ちが引き締まるということもありますが、どうしても苦手な方や膝が悪い方などは椅子に座れる写経会を選ぶという選択肢もあります。



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