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写経体験で、気をつけること

これさえ押さえれば、写経は簡単♪

 大抵の写経会ではお手本の上に透かし紙を置き、その上から筆でなぞる形で写経をします。なぞるだけですので、お経が分からなくても漢字が難しくても、誰でも簡単に写経体験を行うことができます。

 文鎮を置いたりテープを張ったりするなど、お手本と写経用紙が途中でずれないことだけ気をつけておきましょう。

 また墨は磨るタイプのものと、墨汁で書くタイプのものとがあります。磨るタイプの写経会に参加した場合には、ちょっとコツがあります。

 それは水を入れすぎないこと。

 墨をするのは結構大変で、力いっぱいすっても実際に書いてみるとほとんど水だったりします。硯は黒くて墨がちゃんと磨れたか分かりづらいので、書いてみて、「あれ?」ということも多いのです。そんなときに水をたっぷり入れてしまうと、いつまでたっても写経を始められなくなってしまいます。

 ですので、水はほんの少したらす程度に。そして心を落ち着かせながら墨をすりましょう。実際に写経用紙に書く前には、試し書きして墨の濃さを確かめるのも有効です。思った通りの黒さになっていたら、いよいよ写経を始めましょう。

 一文字一文字、丁寧に。最後に写経を書き終わったら、当日の日付や氏名、願文などを書きます。願文は頭に「為」と書き、その下に願いを書き添えます。

 全て終わったらお寺の方の説明どおりにご本尊にお供えしたり、お寺の方に渡したりしてください。写経した用紙は持ち帰るのではなく、お寺に奉納するのが一般的です。

 以上、写経の書き方でした。



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