宿坊研究会 〜座禅・写経・精進料理など、楽しさ満載!〜  
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電話 0848−66−3502 座禅会 一泊2000円
(他に教本代300円)
アクセス ・JR山陽線「三原駅」から、市営バス佛通寺行き40分、終点下車
・JR山陽線「本郷駅」から、市営バス佛通寺行き30分、終点下車
特記事項

 毎月第一土・日曜日に一泊座禅会が行われています。 坐禅・法話・写経などをとおして禅に親しむ会です。また夏には少年少女坐禅林間学校も開かれます。その他、日帰りや一泊二日、二泊三日の団体研修なども受け付けられています。

体験者の声

 坐禅は初めてなので不安に思いつつ申し込みの電話をかけると、「常連の方もいらっしゃるので、多少厳しいですがよろしいですか?」と訊かれました。厳しいと言われて少しひるみましたが、「やめます」とも言えないので思い切って申し込みました。

 仏通寺では毎月第一土・日に、一泊二日の日程で坐禅会が行われているそうです。夕方4時から受け付けですが、初心者は少し早く到着して坐禅の作法について説明を聞きます。(禅堂への入り方、礼の仕方など)4時半過ぎくらいから、坐禅が始まります。夜の9時ごろまで坐禅につぐ坐禅、坐禅につぐ坐禅です。時々「動くな!」という怒鳴り声がお坊さんから発せられます。初心者も常連の方もびしびしと警策を受けます。初心者は手加減してもらえますが、それにしても大変緊張します。はだしなので、夜は大変冷えて寒かったです。(10月初旬だというのに)

 坐禅も大変でしたが、それよりも恐ろしかったのは(?)食事でした。「ご飯粒 落とした者!拾え!」「姿勢が悪い!」「お椀はちゃんと口元まで持っていく!」「音をたてるな!」と怒号が飛びかいました。初めてなので作法を真似するだけで精一杯なのに、怒鳴られるので、恐ろしくて食べた気がしませんでした。後になって分かりましたが、厳しく怒号が飛んだのは初めの薬石(夕食)ぐらいで、あれは喝を入れるためだったのかもしれません。でも翌日の粥座(朝食)でも、斎座(昼食)でも、やはり「姿勢を正せ!」と怒鳴られましたが。

 初めて薬石を(怒鳴られながら)いただいた後には「大変なところに来てしまった・・・」と、途方にくれそうになりました。初日の日程が終わる頃(10時)には、疲れてぐったりでした。

 つらそうなことばかり書きましたが、こんな厳しい坐禅会でも、終わる頃になってみれば「よくぞがんばった・・・」と、感慨深いものがありました。毎月通っている常連さんもいるので、厳しい中に大変な魅力があるのだと思います。できれば私も続けて参加したいと思います。(でも冬は非常に寒いそうです。寒いというより「痛い」そうです。)


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寺社旅研究家 堀内克彦(ほーりー)のプロフィール



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