法住寺 |
電話 |
075-561-4137 |
写経 1500円
写経+精進料理 3000円
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アクセス |
JR「京都駅」から市バス「博物館・三十三間堂前」下車、徒歩1分 |
駐車場 |
20台駐車可能 |

写経と法話(第3日曜 10時〜12時)、護摩炊きと法話(毎月28日 10時〜、14時〜)が行われています。また写経は毎日9時〜15時に随時行うことが出来ます。10名以上の場合には、写経と精進料理のセットコースも受け付けられています。
忠臣蔵で有名な大石内蔵助が祈願したといわれる身代わり不動や、四十七士像があるお寺です。サザエさんの作者「長谷川町子」さんの菩提寺でもあります。
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写経と精進料理のコースを体験してきました。少人数で写経をする場合は阿弥陀堂で庭園を前に行うようですが、私たちは11人と大勢だったため、奥の部屋に案内されてそこで写経をしました。書写するお経は般若心経です。こちらはお手本を下に敷いて、写し紙の上から写経する方式です。筆や墨汁など写経道具は全て用意されているため、特に必要な持ち物はありませんでした。
写経の手順としては、まず最初に塗香を一つまみ、左手に乗せられます。それを右手の人差し指と中指で下唇に軽くつけ、続いて上の唇と合わせて香りを口に含みます。その後、左手の塗香は両手ですり合わせ、全身にかざして身を清めました。
そして写経開始。写経中は別の部屋からお不動様の御詠歌? などが聞こえてきました。詳しい歌詞は忘れましたが怖い顔で炎を背にしてなど、身代わり不動の特徴を歌にされているようです。
そんなお寺ならではの時間を感じ取りながら、1時間ほどで無事に写経終了。最後に祈願文を入れると、お坊さんが写経を納経した証として御朱印を下さいました。御朱印は昨今はスタンプラリーのようになっているが、本来はお経を納めた証としてお渡ししているものであるとのことで、こちらでは写経後に御朱印をお配りしているそうです。
また写経の功徳やお寺の修行、これから頂く精進料理についてなども説明して下さいました。お寺の修行は本来厳しいもので、精進料理は物音一つ立ててはいけないなど、ちょっと脅かし(事実ですが)も入りながら、全員の気持ちが引き締まったところで、まあ、このお寺ではお気軽にということでした。
精進料理は部屋を変えて、阿弥陀堂で頂きました。食事の前に、まずはお坊さんと一緒に「食前のことば」を唱えます。これから頂く食事がどのような経緯で自分の下に来ているのかを考え、味の良し悪しや量の多少には心を動かさず、感謝をして頂きましょうという内容です。それらを唱えてから、食事となります。
メニューは散らし寿司、そば、精進てんぷら、黒豆の煮物、胡麻和え、オレンジ、おまんじゅうです。量は男の私にはちょっと少なめでしょうか。女性にはちょうどいいくらいだと思います。出汁のきいた蕎麦が特に美味しかったです(って、思いっきり食前のことばに反した感想ですが、でもおいしかったですよ!)。また食後には同じく「食後のことば」を唱えます。内容は頂いた食事を、自分がしなければならないことのために使うという言葉です。
その後、阿弥陀堂に安置されている仏様も拝観させて頂きました。親鸞聖人作の阿弥陀如来や、そばを食べたと言われる親鸞聖人そば喰いの坐像など、貴重な仏様を間近でお参りする事ができました。
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