宿坊研究会 〜座禅・写経・精進料理など、楽しさ満載!〜  
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高幡不動尊 リンク
電話 042-591-0032 月例写経会 2000円
精進料理(10名以上で要予約)
アクセス 京王線「高幡不動駅」下車、徒歩5分
特記事項

高幡不動尊(東京)の春季大祭 photo : 360度カメラ研究会(http://camera-360do.com/) by ほーりー - Spherical Image - RICOH THETA

↑上の360度写真はRICOH THETA(リコー シータ)で撮影しました。マウスで動かせますよ。

 毎月21日午後13時30分より、写経会が行われています。写経道具は全てお寺に用意されています。また10名以上の団体のみですが、精進料理を頂く事ができます。

ほーりー記

写経会場  写経会場は仁王門をくぐって不動堂、そして関東屈指の不動明王が安置されている奥殿の脇を通り抜け、その奥にある講堂で行われます。

 まず事務局で受付を済ませて3階へ。そちらに150人くらい入れる広々とした写経室があります。大体120席くらいが座布団を敷いた正座席で、後ろの方の30席ほどが椅子席。予約などは必要なく、来た順に自由に座る形です。私が行った日は日曜日だったこともありますが、最終的には8〜9割は席が埋まっていました。

 部屋の前には孔雀明王の絵と大国様の像、そして「不動心」と書かれたお軸が掛けられています。写経道具は各机に全て用意されていますが、文鎮には弘法大師が刻まれていました。また写経は墨をすって筆で書く本格派。書写するお経は般若心経。お手本も楷書ではありませんが崩れた草書は特になく、わりと書きやすい字体です。その上に写し紙を敷いて、お経を書き写します。

 さらに筆も丁寧に管理されているのか、書き心地の良い筆でした。墨を筆につけて4〜5文字は一気に書くことができます。この辺は私の当たった筆がたまたま良かっただけという可能性もありますが、写経をするに当たって大事なポイントです。写経の手順もお坊さんが丁寧に説明してくださいますし、全般的に初写経を体験したいという方には、おすすめしたい要素がぎっしり詰まっているという印象です。

 写経会は13時30分から始まります。ただ12時くらいから部屋に入ることが可能です。30分前には到着して、先に墨をすっておくとよいかもしれません。13時30分になると、りんの音と共に御前様が入堂します。そして最初に法話。私が行った時にはお釈迦様が人それぞれに合うように説法をしたという「対機説法」のお話です。と言っても難しいものではなく、知識がなくても大丈夫なためになる内容でした。

 そして法話が終わると全員でお経を唱え、いよいよ写経。写経用紙には不動明王を表す梵寺の「カーン」が判子で押されています。この向きだけは間違えないよう気をつけるようにとのこと。後は手本をなぞりながら、お経を書き写します。

 大体1時間から長い人で1時間半ほど。最後にお願い事を書きいれて仏様の前に奉納します。終わった人から部屋を出て、向かいにある休憩室でお茶とお菓子のお接待。周りの方と話などをしながら、あとは流れ解散という形でした。


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寺社旅研究家 堀内克彦(ほーりー)のプロフィール



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