宿坊研究会 〜座禅・写経・精進料理など、楽しさ満載!〜  
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全生庵 リンク
電話 03-3821-4715 正修禅会
早朝坐禅会
日曜坐禅会 お茶代100円
写経教室 1000円
アクセス 東京メトロ千代田線「千駄木駅」下車、徒歩5分
特記事項

 毎年8月1日〜31日に行われる『谷中円朝まつり』での幽霊画で有名なお寺です。

 毎月28日午後6〜8時に『正修禅会』、日曜日を除く毎朝5〜7時に『早朝坐禅会』、毎日曜日午後6〜8時には『日曜坐禅会』が行われています。初めて坐禅をされる方は日曜坐禅会で夕方5時30分から、坐り方の説明があります。初回、日曜坐禅会に参加した後は、いつでも自由に早朝坐禅会・日曜坐禅会・正修禅会へ参加することができます。

 写経会は月に1回開催されています。写経の作法からわかりやすく指導して頂く事ができるので、初心者でも安心して参加することができます。筆ペンや毛筆など写経道具も用意されています。書きあがった写経用紙は封をしてお焼香の煙で清めた後、お寺に奉納します。毎回参加人数が多く、定員を超えた場合は断られることもあるため、希望される方は早めに予約をした方が良いようです。

ほーりー記

 受付を済ますと筆ペン or 筆の好きな方を選び、文殊菩薩が前に安置されている写経部屋(というより、普段は座禅堂として使われている部屋)に案内されます。参加者は全部で30人強くらいでした。若い方も結構いて、初参加の人も多かったです。

 まずは法話があり、続いて般若心経の読経。それが終わるといよいよ写経の開始です。写経用紙は薄く般若心経が書かれた用紙をそのままなぞる形式で、初心者でも安心して書けます。また筆を使う場合、墨は墨汁です。

 ただここで、ちょっと問題が! 私がお借りした筆は先が割れていて、ほとんどまともな文字を書くことができなかったのです。

 そこで部屋の前で一緒に写経をしていたお坊さんに筆の交換をお願いしたところ、このお坊さんの対応がとてもスマートで、さっと自分が書いていた筆と私の筆を交換してくださいました。

 おかげさまで、それ以降は順調に写経を進めることができました(ちなみにそのお坊さんも、しばらく私の使っていた筆で写経したものの、結局は諦めて違う筆を持ってきていました)。

 般若心経を書き終わり、お願い事を書き入れ、最後にお焼香の煙に写経用紙を入れた封筒をかざして奉納します。奉納されたお経は坐禅堂の仏壇地下にある納経室に納められ、全生庵守護のご本体となるとのことです。その後、写経が終わった人から順にお茶とお菓子を頂いて、写経会は終了です。

 ちなみに、一緒に写経した方もみんな筆が割れていたようで、こちらで写経するときには筆ペンにするか、筆を使う場合は真剣に選んだ方が良いかも知れません(筆は束の中から好きなものを持っていく形式ですが、私が見た時には、ほとんどの筆は割れていたような気がします)。

 ただ本日私がお坊さんにお伝えしたので、今度行く時には良い筆に交換されているといいなーなどと願っています。お寺の方がとても親切で丁寧で、筆だけが残念だったので、そこだけ切に思ってしまいました。
体験者の声

 数えていませんが、、参加者は、全員で40〜名くらいだったでしょうか? もうちょっと多かったかもしれません。ひとり、着物の女性がいらして、素敵だなと思いました。

 私も筆先が割れて何度も何度も整えながら書いたせいか、書き終わったのは、最後から2番目になってしまいました。マイ筆かマイペンを持参した方がいいかもしれません。

 写経は字が上手であれ下手であれ、意味がわからずとも一生懸命書くこと。そして、結果を求めてはいけないと。「無」という字が多かったように思います。

 周辺にはお寺がたくさんあり、風情のあるお店も多く、下町散策も楽しめそうな場所です。
体験者の声

 参加者は30人くらいでしょうか。一人一人小さな机につき、まずはお坊様のお話し。時々、お話しにつまってしまい、「忘れてしまった」と何度かおっしゃっていましたが、それがまた和やかな雰囲気でよかったのかもしれません。

 30分ほどのお話しが終わり、般若心経を読み、写経開始。筆が割れてしまっていてとても書きにくく、苦戦しましたが、途中から頭の中は、文字をなぞるという行為ではなく、般若心経を心に唱えながら集中して書くことができました。楽しい2時間でした。
体験者の声

 参加するまで知らなかったのですが、全生庵は江戸城無血開城の立役者の一人である山岡鉄舟が、明治維新の際に殉死した方々の菩提を弔うために建立したお寺でした。個人的に山岡鉄舟に少し興味があったので、驚きました。

 写経は生まれて初めての経験でしたが、薄く印刷された習字の上を直接なぞる形式で書きやすく、不安なく進めることができました。お習字の練習にもなりそうで、おもしろかったです。自由に持ち帰ることができる写経用紙も用意されており、自宅での写経も可能なようです。

 何度も通われている常連さんも多い様子。人気のお寺であることがうかがわれました。
体験者の声

 東京都・千駄木・全生庵の日曜座禅会に参加してきました!

 当日、突然思い立って、参加をメールで送信。初回は17:30までにということでしたので、17:30にお寺を訪ねました。千駄木駅から谷中へ、少し早くついたので近辺をお散歩したのですが、さすが谷中、谷中霊園やお寺さんが多くある昔ながらの風情が残る街です。

 境内に入ると本道の下(脇)に座禅堂の看板が。庫裏の方に聞いたら、その中に入ってすぐの部屋でお待ちください、とのこと。初心者には最初のこの30分で、座り方や呼吸の仕方を教えてくれます。説明を聞き終えたら2階の本堂へ。

 読経(自分達も渡されたお経を一緒に唱えます)→住職の法話30〜40分→座禅20分→休憩5分→座禅20分→茶礼(お茶とお茶菓子を頂く)で、計2時間、20:00ちょうどに終わります。

 座禅会自体の参加が生まれて初めてで、最初は慣れずにに見よう見まねでしたが、後半の座禅ではかなり集中できました。体験した感想は、かなりすっきり♪ 和尚様の法話をゆっくり聞ける機会もそんなにないですし、座禅とはいいものですね。うじうじと頭の中にあった雑念がなくなりました(と思う)。

 参加者は初心者の方で10名くらい、本堂に上がってからは50人くらいはいたでしょうか。どのお部屋も天井が高く、広いので狭さは感じません。最初、こんなに人がいて集中できるだろうかと思いましたが、全く問題なかったです。

 最後に平日の朝5時から7時も毎日やっているので、好きな時間に好きに来て座っていってください、とのお話がありました。是非参加したいのですが、遠方でなかなか平日に参加できそうもないのがとても残念です。

 また参加してみようと思います。


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寺社旅研究家 堀内克彦(ほーりー)のプロフィール



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