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四谷坊主バー リンク
電話   坊主バー
アクセス JR中央線「四谷駅」下車、徒歩15分
特記事項

 本当のお坊さんが集まって開いたバーです。「極楽浄土」「無間地獄」「愛欲地獄」「灼熱地獄」など、仏教にちなんだ名前のカクテルを傾けながら、お坊さんと語り合うことができます。

ほーりー記

 商店街を抜けてひっそりとした路地に入ると、黒がシックな『坊主バー』の看板が! さすがに姉妹店だけあって、この雰囲気は中野坊主バーと似たところがあります。建物に入り、階段を登ると、『南無阿弥陀仏』の看板が。このお洒落と仏教の混沌とした融合が、坊主バーの最大の魅力かもしれません。

 店内は小さかいのですが、奥には仏壇があり、夜のお勤めが行われていました。

 今回飲んだカクテルは愛欲地獄と灼熱地獄。『愛欲地獄』はクランベリーとレモンのカクテルで、甘い味に落ちていきそうです。『灼熱地獄』は逆に唐辛子ウォッカのカクテルで、熱い味でした。それにしても、ここのカクテル。地獄ばっかり?

 お店のお坊さんは賑やかで楽しく、話をしながらあっという間に2時間ぐらいが過ぎてしまいました。
体験者の声

 なぜか悪い事をしてきた訳ではないのに、少しばかり後ろめたいこの気持ちはどうしてでしょうか??

 集合時間に間に合うようにスイスイ改札を出たつもりが、とんでもなく逆方向の「四谷消防署」方面出口にひょっこり出てしまい、あわてて派出所に飛び込んで訪ねたら「逆方向ですね。みずほ銀行四谷支店」と地図を見せられて、あわや三十路の猛ダッシュ。でも「渡らなければイケナイ横断歩道を左手に通り過ぎ、あの四谷三丁目交差点を半周して大回り到着」してしまいました。

 店内はこじんまりとしていながらも趣味の良いお香がふんわり漂い(東司にも)、若手マスターも一見「ガテン系」出身ですか?! 「少し前まで”ヤンチャしてたでしょう?”」という、どちらかというと僧侶というより「武闘派」12神将あたりをイメージしてもらうとつかみ易いかもしれません。

 当日は週末だったせいで、お客さんの回転がとてもよくて常連さんの憩いの場でした。マスターは会話も巧いし(年齢が若いからかな)きっと独りで飲みにいってイキナリカウンターでも充分OKだと思います。食べ物なんかより「オレ飲めればいいの。ほんとほんと」という人には隠れ家的最高のスポットかもしれません。

 あっと言う間に「そろそろ終電?」という方が席を立たれましたが、私は始発まで坊主バーの空間を味わい、お香の香りに癒され、マスターの読経をちょっとツマミにしつつ(渋いお声)(若マスターはとても気前が良くて「あ。これタダであげます」)ってフリーペーパー(浄土真宗大谷派発刊?)や「1冊しかないんスよ」と言う経本を「あげますヨ」と大盤振る舞いしてくれました(いいひとだあ)。
体験者の声

 カクテルの名前が魅力的! ・・・なのはいいのですが、私が選んだのは「色欲三昧」。カウンターに向かって「すみませ〜ん」と声をかけたものの、言いにくい・・・。お坊さんもそれは承知で、ニコニコ(いや、ニヤニヤ?)しながら、オーダーを待っています。

「あのっ・・・えっと・・・(急に小声で)色欲三昧、お願いします・・・」
「えっ? もっと大きな声で」

 これも修行なのでしょうか。お坊さん、虫も殺さぬ笑顔で私にまた言わせようとします。

「あのっ!(←ここだけ大声)・・・色欲・・・ください」

 微妙に違うだろ、私っ!!!

 Fさんは、さすが人生経験を積んでいらっしゃるだけあって

「愛欲地獄ください〜ドロッドロのやつねw」

 とオーダーしてらっしゃいました。ちなみにお味は「久しく忘れていた味」だそうです☆

 まあ、そんな感じで、おバカな話をしたり、おバカな話をしたり、おバカな話をしたりしながら坊主バーの夜は更けていきました。そして、いったんお開きになり数人が残った午後11時30分。なんと「夜のお勤め」が始まったではありませんかっ。ビックリしました^^;

 読経の後、法話で癒しについてのありがたいお話をうかがったような気がするのですが、すでに色欲の波に呑まれていたため、記憶が定かではありません(おいおい)。カウンター席ではなかったため、お坊さんとはあまりお話しができませんでしたが、とても不思議な空間で不思議な時間を過ごさせていただきました。
体験者の声

 坊主バーは四谷のバーがひしめく一帯にありました。看板もBOWZ BARという文字。2階にあるそのお店は、こじんまりとしたものでした。店内は坊主バーというだけあって、いろんなところにさりげなく仏教グッズがおかれていました。仏壇はもちろんのこと、曼荼羅や仏像、観音様にお経。ある意味新鮮な感じがいたしました。

 カクテルのメニューもホームページに掲載されていたものとちょっと違った気が。カクテルの種類は、「一休」「西方浄土」「色欲三昧」「煩悩即菩提」「愛欲地獄」「クリクリ坊主」 のほかに、秘密のオリジナルがもうひとつ。残念ながら名前を忘れてしまいました。●●世界という名前だったかな? これはとってもおいしいカクテルですので、もし行く機会があれば是非頂いて下さい。

 坊主バーのご主人は見た感じ30代。1人でお店を切り盛りしていたため、どうしても注文品が出てくるのが遅かったです。カクテルだから作るのに時間がかかるということもありましたが。しかし、お坊さんの話も大変魅力的なものでした。ホームページに載っている写真の人とは違うみたいですが、大谷派のお坊さんみたいです。話を伺うと、やっぱり修行は厳しそうですね。へたれの私には到底無理な話です。この坊主バー、お坊さんの話を聴くならカウンターに座るのがいいと思います。
体験者の声

 お店は期待通りのちょっと怪しげな雰囲気でよかったですよ〜。私のイメージでは「笑うセールスマン」に出てくるバーみたいな雰囲気で(ちょっと違う?)、お香の香りが漂う店内で、仏壇を背に曼荼羅や仏像に囲まれながら飲むお酒。カクテルもなかなかの美酒ぞろい。唯一「娑婆世界」(でしたっけ?)というカクテルがなんともいえないお味で、2つ注文しようとしたら「まずいから一つにしといたほうがいいですよ」とマスター。結局ひとつ頼んでみんなで回し飲みしたんですが、みなさん飲んだあと苦い顔をしてノーコメント…。一体どんな味なのぉ〜? とドキドキしながら飲んだら、やはり私もコメントできず…。だし入り醤油ココナッツミルク、カールのチーズ味の香りとでも申しましょうか…。ネタ作りにはいいカクテルです。が、一人で一杯は無理です〜。

 お店には面白そうな仏教の本や雑誌があって、バーということを忘れて危うく読書にふけるところでした(^_^;) そして宴もたけなわ、トイレに立ったところ、まず最初間違えて出入り口のドアを開けて“あれ、トイレじゃない?”ときょろきょろしてたんです(結構酔っ払ってたらしい(-_-;))。そしたらマスターに「トイレこっちですよ〜」と案内され、動揺してトイレに入ったときです。ドアを閉めようとドアノブを引いたら“ガチャッ!”とドアノブがはずれた〜〜〜! ギャーッ、どうしよう! とあせってがちゃがちゃとノブをはめると、なんとか元通りに。ふぅ〜(^^ゞ

 何事もなかったかのように席に戻り、お店の人に聞こえないように(したつもり)みなさんに報告すると、えぇ〜っと驚かれました。私の前にも何人かトイレに行ったのに大丈夫だったってことは、私が壊したってことなのかしら?

 まあそんなこともありましたが、極めつけは夜11時半ごろ始まった“夜のお勤め”。なんとなくいかがわしい響きですよね〜。でもお坊さんがお経を唱えて法話らしきお話をするといったもので、「ああ、ここは坊主バーなんだなぁ〜」と再認識できる出来事でした。
体験者の声

 10時20分頃に目指す坊主バーに到着。入った時から、「タダナラヌ」空気が…。仏壇を初めとした調度の数々、BGM等もそうなんでしょうが、普通のバーと違ってこの店に集う人達の“仏フェチ”という共通項が醸し出す雰囲気かもしれません。

 自分は「愛欲地獄」をオーダー。過去幾度となく「愛欲地獄」を見てきた自分は、オーダーの際にもテレというものはありません。堂々と注文しちゃいました。このカクテルはラムベースなのかなぁ…。とても呑み易いカクテルでした。自分がこれまで体験してきた「愛欲地獄」はこんな生易しいモンじゃぁなかった! って書くと自分の人間性が曲解されそうでコワイです。

 他の飲食店でも店員が作務衣を着ているところが数多くありますが、坊主バーの場合はこれが制服みたいなものですから、何となくサマになり方も違うような感じがしました。また夜のお勤めやマスターとの会話等々も、坊主バーならではのもの。ある意味妖しい空間ですが、何となくクセになりそうなお店でした。
体験者の声

 お店の看板を見た瞬間、1人では入れないものを感じました。でも一度足を踏み入れてしまえば、一発で耐性ができて1人でも行けそう(ホントか?) 話題の娑婆世界ですが、娑婆は辛いことがたくさんありますね、というカクテルでした。ある意味修行か。

 23時で先に失礼してしまったのですが、その30分後に夜のお勤めがあったとは…。きぃっ! 悔しい! ぜひリベンジしたいです。あ、中野でも可。


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