宿坊研究会 〜座禅・写経・精進料理など、楽しさ満載!〜  
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長福寺 リンク
電話 045-942-7844 坐禅(座禅)会 200円
アクセス ・横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台駅」下車、徒歩10分
・JR横浜線「新横浜駅」から横浜市営バス300系統「仲町台駅行」で「長福寺前」下車、徒歩1分
駐車場 20台駐車可能
特記事項

 不定期で月2回、坐禅会が行われています。日程は長福寺ウェブサイト(上の赤い家のアイコンよりリンク)にて、確認できます。14時集合 で15時ごろ解散。希望者は自由参加で直接長福寺に集合します。但し5名以上のグループで参加希望の場合は事前にお問い合わせくださいとのことです。

お寺から

長福寺  曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」【ただひたすらにざぜんする】 ということです。何かの目的を達成する手段として坐禅をするのではなく、ただひたすらに坐禅することが目的であり大切であるとしています。

 さらに長福寺の坐禅会は、日々の様々な思いにとらわれずに心の安らぎを得られる場にしたいと考えております。

 禅寺の静寂な場で坐禅の作法、呼吸法を学び、実際に坐禅を行います。坐禅の経験のある方、未経験の方もご一緒に坐禅をします。

 参加者は毎回10〜15名ぐらいで、お檀家さま、HPをご覧になられた方、ご近所の方など様々です。
ほーりー記

 お寺の方と一緒に寺社コン企画として座禅会を開催させて頂いたため、私が体験してきた座禅は長福寺さんで行われている通常の座禅会とは異なります。ただ雰囲気はつかめると思いますので、レポートを書いてみます。

 寺社コンでは初心者が多いため、丁寧に指導して頂ける様にお願いしたこともありますが、座禅の坐り方や流れが詳しく書かれた資料が一人ずつに配布され、それを元にご住職から説明がありました。

 まず座禅をする堂内には合掌一礼して入り、並べられた座布団の前に並びます。そして自分の坐る場所に向かって合掌低頭(隣位問訊(りんいもんじん) )、次に右回りして向かい側に坐る人に合掌低頭(対坐問訊(たいざもんじん))します。

 足は両足を腿の上に乗せる結跏趺坐、片方だけ乗せる半跏趺坐、それも難しいようであれば胡坐や正座など、坐り方はできる形で良いとの事でした。ただし姿勢だけは背筋をまっすぐ伸ばすようにとの指導がありました。

 座禅は最初に鐘を2回鳴らして始まります。そして20分間座禅をして、5分間の経行(きんひん)を行います。経行では全員で立ち上がり、息を吸って、吐いて、半歩進むということを繰り返しながら、お堂を一周歩きます。それが終わるともう一度20分間の座禅を行いました。

 また警策は眠そうな人がいると、右肩を一回叩かれます。叩かれた後は合掌して礼をします。最後に鐘が二回鳴らされると終わりの合図です。身体を前後左右にゆすり、足をほぐして座禅は終了となりました。

 その後、法話や境内の案内もして頂けました。ご住職はとても穏やかな方で、最初にお経を唱えた後に只管打坐や縁についてお話して下さいました。本堂には鳳凰や麒麟、龍などが彫られた欄間があり、これは日展にも出展される職人が一枚の板をくり貫いて彫られたものとのことで、迫力あるものでした。

 また境内を墓地の方に抜けて上がっていくと、高台になっているところに大きな福寿観音が立っています。こちらは一つの石から彫られた観音様で、興福寺展で阿修羅像を運んだ特殊チームによってこのお寺に運ばれたとのことです。他にも境内には平将門縁の熊野社が建っているなど歴史も古く、珍しいものの多いお寺でした。

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寺社旅研究家 堀内克彦(ほーりー)のプロフィール



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