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本光寺
電話
047-337-8324
【写経】
写経講座 3000円
【人生相談】
人生相談 無料
アクセス
JR武蔵野線「市川大野駅」下車、徒歩3分
駐車場
30台駐車可能
毎月第2土曜日の14:30〜16:30に写経講座が行われています。写経道具はお寺に用意されており、手ぶらでも参加可能です。また仏画教室なども開かれています。
メールや対面での悩み相談も受け付けられています。費用は無料で、相談された方の大多数が「安心した」と仰っているそうです。
本光寺さんと一緒に寺社コンのイベントを行ったため、通常の写経会ではありませんが、写経を行ってきました。
その前に、こちらは
YouTubeで配信された動画CM
で人気のお寺。動画を見ていただければ、どれだけ一般の方にウェルカムな姿勢を持たれているかが分かると思います。
お寺の入り口にもちょっと一服できそうなベンチがあり、気軽にお参りできそうな心遣いが感じられました。
そして社務所に入ると2階へと案内され、写経は30〜40人くらい広い入れる部屋で行われました。机が中央で向かい合うように並んだ、ちょっと珍しい配置です。
最初に配られた『写経の手びき』に従って、住職から写経の作法についての説明があります。説明はとても丁寧で、住職のお人柄が感じられます。
また写経の手びきと共にお写経帳が配られましたが、この中にはお経やお題目、日蓮聖人のお姿など、なぞって書き写すタイプの写経用紙がたくさん綴じられていました。
この日はその一番最初にあった「妙法蓮華経 方便品 第二」を写経しました。日蓮宗は法華経というお経を大切にしている宗派ですが、このお経はその法華経の一部です。
形あるものはいつかなくなる。しかしそこに宿った魂は永遠に生き続ける。法華経ではそんなことが説かれているのだそうです。
また写経道具はお寺に全て用意されていましたが、好みにより小筆と墨汁か筆ペンの、どちらか好きなほうを選ぶことができます。私は小筆と墨汁で、写経にチャレンジしました。
一通り説明が終わると、写経を始めるに当たってまずは鐘の音の合図と共に、目を半眼にして呼吸を整え、精神を統一します。
その後、写経開始です。早い人で1時間弱、長い人は1時間30分程度。般若心経よりは少し文字数が大目でしょうか。一人一人が集中して文字を書き、終わると最後に願文(願い事)を添えて書きます。
この写経用紙は最後にお寺に奉納します。願い事は次の日のお勤めで読み上げて頂けるとのことで、仏様に聞き届けてほしい願い事を、心を込めて書き入れておきました。
本光寺さんで唱題行をテーマに寺社コンを行いました。唱題行とは日蓮宗独自の修行で、お題目(南無妙法蓮華経)をひたすらに唱え続けるというものです。
唱題行は昭和に入ってから作られたもので、それほど古い歴史を持つわけではありませんが、南無妙法蓮華経を繰り返し唱えることで、仏と一体になることができるとのことでした。
本堂に上がると配られた輪袈裟をかけ、まずはプリントに沿って唱題行の流れを説明して頂きます。
それによると唱題行は浄心行(姿勢を正し、呼吸を整える)・正唱行(お題目を唱える)・深信行(静かに瞑目する)の3つの行からなっています。
まずは浄心行。両足の親指を後ろで重ねるようにして正座し、膝は握りこぶし一つ分ほど開けます。また背骨はまっすぐ伸ばして胸を張ります。ちょうど頭のてっぺんからお尻の穴まで、棒が突き刺さっているようなイメージでとの説明がありました。
ただ今回は初心者用ですので、正座が苦しくなったら無理に続けなくて良いとの断りもありました。我慢して苦しむよりも、唱題行で体験することを身体で感じてほしいとのことです。
姿勢が整ったら、次は合掌します。指先はぴたりと合わせ、呼吸を整えます。ゆるく、深く、長く……。ゆっくりと息を吐き、同じように息を吸います。
こうして身心の準備ができたら、今度は正唱行。いよいよお題目に入ります。住職と一緒に南無妙法蓮華経を唱えますが、ここではほがらかに声を出すようにとの注意がありました。
「なむみょうほーれんげーきょぅ」「なむみょうほーれんげーきょぅ」と、みんなで一斉に声を出していきます。最初はゆっくりしたペースですが、徐々に徐々にそのスピードがアップしてきます。15分ほどしてピークになってくると、舌がもつれるほど早口です。息もだんだん上がってきて、苦しいんだか気持ちいいんだか分からなくなり、軽くトランス状態に入れそうでした。
そしてピークが過ぎると最後は逆に、だんだんスピードがゆっくりになります。鐘の音を合図にお題目は終了し、最後は深信行です。しばらくは考えることよりも感じることを大切にしながら、瞑想状態を続けました。
唱題行を行ってみて感じたことは、座禅や写経などと比べて、あまりものを考える余裕がないということです。とにかくついていくのに精一杯。それだけに座禅や写経とは違ったアプローチから、心を空っぽにできそうな心地好さがあります。
また純粋に声を出すという行為も、気持ちの良いものです。ただ全部で30分くらいの体験でしたが私は張り切りすぎたのか(単に普段あまり声を出していないだけ?)、終わった頃には声ががらがらになっていました。
唱題行が終わると別室に移り、お茶とお菓子が出されて茶話会がありました。住職を囲んで楽しいひと時を過ごし、お寺や仏教の話題などで話に花が咲きました。
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寺社旅研究家 堀内克彦(ほーりー)のプロフィール
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