長谷寺  |
電話 |
026-292-2102 |
写経の会 1000円(写経供養料)
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アクセス |
JR信越本線「稲荷山駅」下車、徒歩15分 |

毎月第二日曜日の午後2時から般若心経の写経が行われています。法話と茶菓接待があり、初心者歓迎とのことです。
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長谷寺は信濃三十三観音霊場の第十八番札所に定められています。北は飯山より南は伊那まで、信州一円に広がる信濃三十三観音霊場は、江戸時代の初頭に定められたと伝えられ、いずれの寺々も善光寺への古き街道筋にあることから、善光寺信仰とも深いつながりを持つと考えられています。
このお寺の宗派は真言宗智山派、ご本尊は十一面観世音菩薩です。観音様「観世音菩薩」は私たちの心のなかにいつも流れているもの、ではないでしょうか。ありがとうと感謝するもの、うれしい、たのしい、美しいと前向きにとらえられるものには、すべてに観音様が宿っているような気がします。
さて、日本三所といわれるこの長谷寺。もちろん奈良、鎌倉の有名な長谷寺とあわせて言われる由緒あるお寺です。
毎月第2日曜日、午後2時から写経が行われます。毎回、20〜30人くらいの方々が集まり、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色といった風光明媚なところで、心静かに写経が行われます。
最初に行ったのは昨年の秋。ちょうど紅葉シーズンでした。電話で恐る恐る問い合わせしたら、明るい声で「どうぞ気軽にお越しくださいな」と言われたので、安心して出かけました。
ほとんどが女性というなか、60代くらいの男性と隣どうし。「私も初めてなんですよ」とおっしゃっていました。
まずは、本堂内で住職さんのご講義。季節の話題を織り込んだ、すばらしいお話を聞くことができます。この住職さんは、町の活動にも造詣が深く、街中のお寺とのお付き合いから、いろいろなイベントなどで市民に親しまれています。
般若心経を唱え、心を清らかに…。住職さんの跡継ぎ(小学生)も大きな声で唱え、みんなをリードしてくれます。
さて写経は、先にも述べましたが、高台にあるこのお寺はとても眺めがいいのです。自然と一体となったような気分で、気持ちよく写経をすることができます。一字一字丁寧に書きながら、ふと目を上げると、そこには木々の自然を眺めることができるんです。いや〜ちょうどいい季節に行くと、そこで花見ができてしまいます。
写経が終わったあとは、みんなでお菓子を食べながら会食です。住職さんの奥様の手作りのお菓子なども並びます。たわいのない世間話や、お寺や仏様のお話など、住職さんを囲んでの楽しいひと時です。大自然に囲まれたこのお寺での写経は、毎回楽しみにしています。
費用は1000円です。できればマイ筆をお持ちいただくのがいいかと思います。
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