日本各地にありながら、今までほとんど交流がなかった宿坊について、一度に集まる場がほしい。そうした意見は前々から宿坊研究会には寄せられており、ついにこの度、宿坊サミットが開催されました！
参加された宿坊は全部で１０軒、その他に旅行マーケティングの専門家やAll About Japanのガイド、韓国専門の旅行会社など、多くのプロフェッショナルな方にもご参加頂きました。
最初は静かに始まったサミットも、すぐに火が付いたように意見が飛び交い、宿坊についての現状、取り巻く課題、今後の戦略などについて話し合われました。特に今回は、
○宿坊を取り巻く現状
○インターネットの活用
○海外からの旅行者受け入れ
の、３点について、中心的に議論を進めました。
「宿坊を取り巻く現状」では、宿坊に泊まる客層の移り変わり、それによるニーズの変化、今後の戦略について、事前に集計したアンケートを元に話し合い、「インターネットの活用」では、宿泊者から見て泊まりたくなるホームページとはどんなものか、そのために持つべき情報には何があるかなど、また「海外からの旅行者受け入れ」では、実際に海外旅行者を受け入れている宿坊の経験談や注意点などが取り沙汰されました。
サミット終了後は同じくホテルアイビス六本木にて懇親会を行い、それぞれの宿坊同士で意見交換や情報交流が行われました。早速幾つかの宿坊で協力体制も出来上がり、今後の展開に向けても期待の持てる一日となりました。
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