宿坊サミットに参加された韓国旅行専門の旅行会社『三進トラベルサービス』のTさんと、このコーナーでおなじみになりつつある All About Japan『神社・寺めぐり』ガイドの吉田さらささん、そして宿坊研究会管理人のほーりーで、韓国のテンプルステイを調査してきました。
韓国で泊まったお寺は、一泊目は慶尚南道の海印寺(ヘインサ)。もう一泊は慶尚北道の浮石寺(プゴクサ)です。
まだ2箇所しか泊まっていないため、これが韓国のテンプルステイと日本の宿坊の違いと言えるわけではないのですが、韓国は一泊二食で日本円にして3000円弱〜6000円ほど。海外からのバックパッカーに広く好まれそうという印象を受けました。
テンプルステイは2002年のサッカーワールドカップのときから始まっていますが、当初は33ヶ寺だったのが、2007年には73ヶ寺となっており、今も着々と増え続けています(私達が宿泊した浮石寺も、本格始動は来年とのことです)。
またテンプルステイは国の観光政策として、国外への文化発信基地の役割を担うように整備されており、各国の言語で作られたパンフレットなども充実してきています。2002年の時から比べれば、日本語のパンフレットもかなり詳しくなっていました。
私自身の結論としては、日本の宿坊も特に海外へのアピールという点ではもっとテンプルステイに見習うべきところがあるのではないかということです。宿坊サミットではこんな観点でも、これからも活動していきたいと考えています。
三進トラベルサービス
All About Japan『神社・寺めぐり』
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