身延山静坐会オフ会


オフ会報告

 今回のオフ会は久遠寺(山梨県)の宿坊、窪之坊で行いました。久遠寺と言えば日蓮宗の総本山。参道の石段は昔テレビで見た時から憧れていた強敵です。

 初日は宿坊に着き、観光を一段落済ませると、17時から窪之坊本堂にて夕勤が行われました。まずは住職さんと一緒にお経の唱和。当然といえば当然ですが、お経は見慣れぬ漢字がズラズラと並び、ついていくのが大変です。合間にご焼香まで入ったら、もうパニックです。住職さんはゆっくりと読んで下さいましたが、ほーりーはどこを読んでいるか、途中で見失いました。

 続いて法話も行われました。一言で要約すると「自分のことは自分で決めなさい」というお話でしたが、この時私の膝に大きな蜘蛛が! お寺で虫を殺すわけにもいかないし、追っ払うのが大変でした。(いや、ちゃんと集中して法話聞いてましたよ。)

 

 左は窪之坊入り口。右は本堂です。宿坊の建物自体は綺麗で新しいものですが、本堂には歴史を感じました。


 

 宿坊の夕食は、旬の素材を使った手料理です。ゆばやこんにゃく、山菜の天ぷらなどボリュームもたっぷりでした。みんなでビールや梅酒で乾杯! 美味しかったです(写真の他にも、料理はいろいろとありました)。


 

 そして翌日、4時30分起床。久遠寺本堂で行われるお勤めに出かけます。ここで最大の難関は、参道に立ち塞がる長い石段(菩提梯)。高さ104M、段数は287段。単純に割っても、一段の高さは36cmです。

 36せんち……。ちなみにほーりー家の階段は21cm。さらに比べる基準として適当かどうかは分かりませんが、建築基準法では住宅の階段は23cm以下でなければならないそうです。現代の基準を1.6倍も無視した階段。お寺どころか極楽浄土まで昇っていけそうでした。

 (いちおう隣には男坂、女坂という迂回路もあり、もう少し楽に登ることも出来ます。)


 

 久遠寺の建物です。お勤めは左の本堂で行われました。十数人のお坊さんがお経を唱え、百人以上の方が参列する大規模なものでした。見ているだけで圧倒され、まさに神秘の世界です。ただ、朝早いので猛烈に眠い〜です。


(撮影者 Rickyさん)


 そして今回の目玉、静坐会です。静坐(正座)歴50年の飛鳥井先生に指導をして頂きました。座り方や足が痺れた時の膝の立て方などを教わり、正座の苦手な方もマイペースで行えます。目をつぶり30分ほど静坐、その後静坐や健康に関する様々な質問が飛び交いました。


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