泊まる前に知っておきたい、宿坊を3倍楽しむコツ
宿坊の五つの短所
(三)温泉ではない
旅行は温泉がなければ始まらない。そう考えている方はけっこう多くいます。私自身も「どこかに温泉のある宿坊はありませんか?」という質問を受けることがあります。
その気持ちは分からないでもありません。私も温泉は大好きですし、旅に出て温泉に入ると、最高に幸せな気分です。ただ残念ながら、温泉に入れる宿坊はそれほど多くありません。
温泉のある宿坊には、青森県の恐山、埼玉県の三峯神社、三重県の新大仏寺、徳島県の極楽寺や安楽寺、大分県の瑞光寺などがあります。ただこれらは少数で、温泉と宿坊の一挙両得はなかなか難しいところです。
なので温泉最優先という方は、上記のような例外を狙うか、すぱっと宿坊を諦めてしまいましょう。
これは価値基準の差になりますが、宿坊は温泉とは別の疲れが癒せる宿です。
温泉は身体の垢を落としますが、宿坊は心の汚れを落とします。お寺や神社の清廉な空気に触れた後は、浄化されたようなすっきりとした気持ちになります。
だから本当は温泉好きのあなたにも、ぜひ一度宿坊を試してみてほしいのです。きっと新たなリフレッシュ法として認識できるようになるでしょう。
なお、温泉ではなくても普通のお風呂であれば、宿坊にもしっかりと備わっています。ジェットバスや檜風呂など、特色のあるお風呂も少なくありません。
また毛越寺近くの『悠久の湯 平泉温泉』や戸隠中社近くにある『神告げ温泉』など、最近は付近を探せば立ち寄り温泉はけっこう多いものです。こうした場所を組み合わせることで、温泉&宿坊を実現させるというのも一つの作戦です。
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