宿坊研究会 〜座禅・写経・精進料理など、楽しさ満載!〜  
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泊まる前に知っておきたい、宿坊を3倍楽しむコツ

宿坊の七つの長所

(四)宿坊に泊まらないと見られないもの・入れない場所がある

 昨今の寺社巡り人気と共に、旅行会社のパンフレットでは寺社の特別拝観が盛況です。非公開なお寺の特別プラン。期間限定のイベント。そこだけでしか見られないというのは、旅行者にとって憧れの特典と言えます。



 しかしそれを言ってしまったら、どんな旅行会社も宿坊にはかないません。公開・非公開を決める本人が運営しているのですから、宿坊で見られなければどこでも見られないという理論は成り立ちます。

 現実には100%そうとは言い切りませんが、それでも宿坊宿泊者だけが見られるものは非常に多いです。他の旅行会社が営業努力を重ねた企画と比べても、全く遜色はありません。

 例えば知恩院の本堂御影堂では朝のお勤めの時、一般の人は入ることができない内陣に入れて頂くことができます。

 仁和寺御室会館の宿泊では、これも一般の人が上がることができない金堂(本堂)で、お勤めに参列することができます。

 これはどちらも国宝の建物であり、宿坊に泊まらなければ味わうことができない特典です。中に案内していただく瞬間は、特別なVIP待遇を受けているような優越感すら感じてしまうでしょう。

 また山梨県の大善寺では、宿坊の窓から江戸時代の日本三名園に挙げられる池泉鑑賞式庭園が見られます。京都の妙蓮寺には、門柱や大黒柱に新撰組や薩摩藩士がつけたといわれる刀傷があります。高野山の福智院には、客室に狩野探幽の屏風絵が飾られている部屋もあります。

 中にはある宿坊でお寺の方と仲良くなって、「本来は決して見せないものなんだけど」と、特別なものを見せてもらった方もいます(それが何かは、実は私も知りません)。

 このように宿坊では、国宝・重文指定を含めた歴史的に貴重な文化財、いかにもお寺や神社というユニークな調度品、はたまた住職が趣味で集めた不思議な品々など、見られるものは数多くあります。

 こちらはぜひあなたが実際に泊まった上で、その目で確かめてみてください。




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