宿坊研究会 〜座禅・写経・精進料理など、楽しさ満載!〜  
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建築物 文化財
比叡山延暦寺会館 リンク 写真
電話 077-578-0047 一泊二食15000円〜

延暦寺会館利用者は入山料200円割引されます(550円→350円)。
交通 京都バス、京阪バス「延暦寺バスセンター」下車、徒歩5分
収容 客室65室。最大250名。
特徴・見所

 朝のお勤め(6時30分開始、ただし12月〜2月は7時開始)は自由参加ですが、根本中堂(延暦寺の総本堂で国宝です)で行われ、とても迫力があります。また夕食の精進料理もとてもおいしいです。
ほーりー記

 延暦寺の東塔、根本中堂の近くにあります。部屋は広くて快適で、テレビ、空調、金庫、盆栽などがありました。また浴衣や歯ブラシ、タオルも揃っています。窓からは琵琶湖とほとりの街が一望でき、夜には夜景、朝には御来光が楽しめます。

 食事は精進料理で生湯葉や湯葉のしぐれ煮、お吸い物と、名物の湯葉が存分に味わえます。特にしぐれ煮はむちむちした食感が絶品でした。その他にも刺身こんにゃくや天ぷらなどがあり、種類も豊富です。ご飯のお代わりも出来ますし、ビールやお酒も注文出来ます。

 朝のお勤めは国宝の根本中堂で行われます。延暦寺の根本中堂は内陣が外陣より3M低い天台様式の建物です。そのためお勤め中は柱の間から内陣を覗くような形になるため、混雑している日は早めに出かけて場所を取るのがコツです。薄暗いお堂には1200年前から灯り続ける『不滅の法灯(きえずのともしび)』が浮かびます。その中でお坊さん達のお経や木魚と鐘の音、そして薬師如来の真言が繰り返し唱えられ、台密密教の空気を力一杯感じ取ることが出来ます。

 また私は大晦日から年越しで宿泊してきましたが、この日は多くのイベントが目白押しでした(その分値段も高いのですが)。22時から法話、修正会(しゅしょうえ)、鬼追式、そして除夜の鐘突と続きます。修正会では銅鑼や鐘、鈴を鳴らして根本中堂内の鬼を追い立て、僧の法力で捕まえて外に追い出します。そして根本中堂前で行われる鬼追式。笑、怒、泣、無明の4匹の鬼と錫杖師が対決し、調伏します。実際には鬼面を被った鬼役と、錫杖を持ったお坊さんの儀式のような感じですが、動きも激しく迫力がありました。除夜の鐘は大講堂前で行われ(鐘は普段から誰でも突けるものですが)、5人一組で突きます。この鐘は叩くとびりびり衝撃が返ってくる、スケールの大きな鐘です。宿坊宿泊者は優先的に整理券をもらえます。

 その他にも夕食とは別に年越しそばが用意され、境内では甘酒が振る舞われたり、朝にはお屠蘇とおせち、お雑煮を頂いたりと、新年を迎えるに当たってこれ以上ないほど充実度満点でした。
追加情報

 『精進料理紀行(P136〜137)』でも特集されています。

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